こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日は香港国際空港で乗り継ぎをしたときに利用した、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジ「ザ・ブリッジ」の体験記を書いていきたいと思います。
キャセイパシフィック航空は香港国際空港を拠点とする航空会社です。
日本からキャセイの乗継便に搭乗する場合は「アジアのハブ空港」と呼ばれる香港国際空港を経由して目的地へと向かわなければなりません。
で、ビジネスクラスに搭乗することで乗継便を待っている間に利用できるのが、香港国際空港にある下記の4つのラウンジなのです。
- The Pier, First and Business(ザ・ピア)
- The Bridge, Business(ザ・ブリッジ)
- The Deck Business (ザ・デッキ)
- The Wing, First and Business(ザ・ウイング)
香港国際空港のラウンジはアジアトップクラスと評判で、関空とは比べもになりません。
ヌードルバー、ハーゲンダッツ食べ放題、シャワールームで汗を流す、専任のバリスタにコーヒーを入れてもらうなど搭乗まで快適に過ごすことができます。
今回ようやくその願いが叶い、関空からマレーシアのペナンへ行く乗継便を待つ間に立ち寄ったのがラウンジの一つ「ザ・ブリッジ」なのです。
そこで、この記事では「ザ・ブリッジ」初潜入の様子をレポートします。
Contents
香港国際空港のラウンジ「ザ・ブリッジ」について
まず最初に香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジ「ザ・ブリッジ」の利用条件と場所を確認していきましょう。
利用条件
キャセイパシフィック航空はワンワールド加盟の航空会社です。
ビジネスクラス搭乗者だけではなく、マルコポーロクラブ(キャセイパシフィック航空の上級会員)やワンワールドの一部会員でも利用することができます。
- キャセイパシフィック航空 ビジネスクラス利用者
- ワンワールド加盟航空会社 ビジネスクラス利用者
- ワンワールド サファイア・エメラルド会員
- マルコポーロクラブのダイヤモンド・ゴールド・シルバー会員
これらの条件を満たしていれば、ラウンジは「ザ・ブリッジ」以外も利用できますし時間と気力があれば2、3軒かハシゴしても構いません。
場所・営業時間
「ザ・ブリッジ」は空港の5階、35番搭乗ゲート付近にあります。
トランジットで立ち寄る場合は先に保安検査場で手荷物検査とボディチェックを受けてから、エスカレーターで上にあがり出発フロアの6階に出る。
その後、35番の到着ゲート方面へ向かう流れとなります。
The Bridgeサインが見えたら、奥のエスカレーターを下ります。
目の前に受付がありますので、スタッフに搭乗券を見せてください。
営業時間は毎日で午前5:30~最終出発便まで。
ここのラウンジは右側エリア(北ウイング)と左側エリア(南ウイング)にわかれていて、どちらに行っても構いません。
もちろん途中で、移動することも可能。
右側は、The Bakery、The Long Bar、The TV Lounge
左側は、The Bistro、Showers、The It Zone、The Coffee Loft
「ザ・ブリッジ」中の様子はどんな感じ?
初めてのラウンジ潜入でどっちに行っていいのかわからなかった為、前の人のあとをついて右側の北ウイングに入ってみました。
北ウイング(ベーカリー、ロングバー、テレビラウンジ)
写真の奥が北ウイングの入口になります。
入口から入って割と近い場所にトイレがありました。
トイレの右手には雑誌と新聞コーナー。日本語版はありません。
その上には搭乗案内のスクリーンがあります。
入口から直進するとカウチと個人ボックス席がある細長い部屋が続き、奥の右にTVルーム、左はロングバーでそのバーの反対はTVラウンジでした。
カウチ横の白い台とボックス席にはコンセントが設置されている場所があり、ラウンジ専用の無料Wifiを利用すればノートパソコンを広げて仕事をすることも可能です。
ちなみに香港はイギリス、マレーシア、シンガポールと同じBFタイプのプラグ。
こちらの海外変換マルチプラグであれば、ほぼ全世界の国に対応しているので旅行に出かける前にアマゾンなどでおくと便利です。
細長い部屋の右手にあるのが、食事ができるベーカリーになります。
ベーカリーという名前からパンしか置いてないのかと思いきや、パン以外のホットミールやサラダ、デザートも用意されていました。
ただ、残念ながらヌードールバーはありません。
TVが置いてある部屋。
一番奥にあるロングバーです。
ラウンジに入ったのは昼の1時過ぎでしたが、ロングバーには昼間からアルコール飲料を飲んでいる人がたくさんいました。
専属のバーテンダーがカクテル、シャンパン、ワインをグラスに注いでくれて、滑走路の眺めを楽しみながら搭乗まで過ごすことができるのは最高ですね。
ロングバーのすぐ横には、おつまみも用意されています。
南ウイング(ビストロ、ITゾーン、コーヒーロフト)
北ウイングを一通りのぞいて軽く軽食を食べた後は、「ザ・ブリッジ」の南ウイングに行ってみることに。
北ウイングと同じ造りで、細長い部屋が奥へと伸びています。
同じく入口すぐの場所に搭乗案内のモニターと雑誌・新聞コーナーがありました。
部屋の左手にあるのが、ビストロというダイニングルーム。
ベーカリーと比較すると料理の種類、テーブル数は少ないですがこっちの方が空いていて落ち着く雰囲気なので一人旅にはいいかも。
次は奥の方へ進んで行って右に曲がります。
今回、撮影はできませんでしたが奥に行く途中を左に曲がると、シャワールームあって乗継の時間を利用してリフレッシュすることができます。
全部で9室あり、アメニティやタオルはアテンダントが用意してくれます。
手前はITゾーンで、パソコン(Mac)とプリンターの利用が可能。
一番奥は専用のバリスタがコーヒーを入れてくれる、「コーヒーロフト」なのですがガラガラで少し寂しい感じですね。
コーヒーロフトのカウンターはこんな感じ。
ちょうど年配の女性が注文していました。
ラウンジの利用者は女性よりも男性が多いため、コーヒーよりもアルコール飲料が楽しめる「ロングバー」の北ウイングに人が集まるのでしょうね。
コーヒーのメニュー表とアイスクリームも注文できるようです。
イリー・コーヒー
- エスプレッソ
- アメリカーノ
- マキアート
- カプチーノ
- カフェラテ
フレーバー・コーヒー
- ヘイゼルナッツ
- キャラメル
- クリームブリュレ
アイスクリーム(ハーゲンダッツ)
- バニラ
- チョコレート
- ストロベリー
- コーヒー
コーヒーロフトの後方にも、フルーツやビスケットなどの軽食が置かれています。
「ザ・ブリッジ」の食事内容
今度はビジネスラウンジで一番楽しみにしていた、食事の紹介です。
「ザ・ブリッジ」では北ウイングのベーカリーがメインのダイニングでここのテーブルで食事をする人が多いです。
一方、南ウイングのビストロにも料理が並んでしました。
ベーカリーのメニュー
私が潜入したときの、ベーカリー食事メニューです。
お昼時のちょうど混んでいる時間でしたので、ここでは料理を一品ずつ撮影できずざっくりと撮ってきました。
アプリコットタルトとケーキ。
ベーカリーというだけあって、他にもピザやエッグタルト、マフィンなどパン系の食べ物が多かったです。
サンドイッチ類。
スープは3種類ありました。
ホットミール。
カップケーキなどのデザートとジュース。
サラダ、ハム、チーズとカットフルーツ。
バナナやリンゴなどカットされていない、フルーツもあります。
ドリンクはコーラを含む缶ジュース、缶ビール、ペットボトルの水が冷蔵庫で常時冷やされています。
ビールは日本のアサヒビールが飲み放題ですよ!!
あと、温かい飲み物が欲しければコーヒーマシンとお茶も用意されていますのでご自由に。
関空から香港までの機内でビジネスクラスの食事を食べたので、まだあまりお腹が空いておらず少しだけつまむことにしました。
香港スイーツの定番「エッグタルト」とピザ、あとはよくわからないクラッカーのような物を頂くことに。
ビストロのメニュー
続いて、ビストロの食事。
こちらはベーカリーよりも人が群がっていなかったので、鍋の蓋を開けて料理を撮影することに成功しました。
ビストロもベーカリーも基本的には置いてあるメニューは同じです。
コーヒー、お茶、ビスケット、チョコレートブラウニー、アプリコットタルト。
りんごやバナナといったフルーツ、サンドイッチ、パンですね。
ケースに入っている食べ物はチーズ。
「Vegetable Dumpling」なので直訳すると野菜餃子かな?
「Steamed BBQ Pork Bun」日本の肉まんのようなものですね。
かぼちゃのスープ。
マカロニ。
右は「Pearl Couscous」と言う料理みたいです、左は大麦。
この料理は何でしょう?パエリアかな。
ドリンク類もベーカリーと同じものがありました。
ジュース、そしてもワインも飲むことができます。
キャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジ「ザ・ブリッジ」体験記:最後に
以上、香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジの「ザ・ブリッジ」に初潜入した体験記になります。
ペナン行きの飛行機に搭乗するまでの2時間ほどの滞在でしたが、ビジネスクラスラウンジがどういうものか大体わかりました。
ビジネスクラスのラウンジって意外と混んでるものなのですね。
今回の「ザ・ブリッジ」に限って言えば、ベーカリーやロングバーがある北ウイングよりも南ウイングの方が空いていたので、個人的には南がおすすめ。
私はこれまでプライオリティパスのラウンジしか体験したことがありませんでした。
カードラウンジでも食事は提供されますが、種類は少ないですしバーカウンター、コーヒーロフト、シャワールームなどのサービスはありません。
「ザ・ブリッジ」は香港国際空港のビジネスクラスラウンジというだけあって、食事のメニューが豊富なだけではなく、設備も充実していて何時間でも滞在したいくらい。
帰国便も香港経由でその時は、ヌードールバーがある「ザ・ピア」を利用しましたのでまたの機会にレポートしたい思います。