こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日は台湾旅行の2日目、午前中に訪れた高雄にある佛光山佛陀紀念館の行き方と観光した時の体験記を紹介したいと思います。
高雄に行くならこの巨大な大仏は外せない観光スポットでしょう。
佛光山佛陀紀念館には毎年1,000万人が来館し、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイスアワード2014」では、台湾高雄県観光名所の第1位にも選ばれたそうですよ。
仏教に興味がない日本人でも十分に楽しめる施設で、広大な敷地に建てられた八つの塔とその奥に鎮座する大仏の姿はホント感動的です。
奈良東大寺の大仏と比較すると、高雄の大仏はその3倍近くあって間近で見るとその迫力に圧倒されました。
マイナス点を挙げるとしたら、広すぎて1日では回れないのと高雄の中心部から少し離れた場所にあることぐらい。
なので、この記事では佛光山佛陀紀念館の行き方と観光したときの様子などを紹介して今後この施設の訪問を予定している人の参考になればと思います。
Contents
高雄の大仏がある佛光山佛陀紀念館の基本情報
まずは、巨大な大仏がある佛光山佛陀紀念館の位置や施設の基本情報を確認しておきましょう。
住所 | 高雄市大樹区興田里興田路153號 |
電話番号 | 07-656-1921 |
アクセス方法 | 左営駅からタクシー、バスで35分 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | なし |
観光時間 | 2時間~24時間 |
入場料 | 無料 |
内部の施設 | スタバ、土産物店、レストラン、観光案内所 |
場所は高雄市東部の大樹区で、MRTの左営駅から車で約30分ぐらいかかる郊外にあります。
ツアーでなければ、行き方はバス(片道70元)またはタクシーですね。
私たちは台湾に着いてからまだバスに乗ったことがなかったため、お金の節約と乗車体験の目的でバスで行くことにしました。
観光に必要な時間は人それぞれだと思います。
「佛光山佛陀紀念館」をじっくり見て「佛光山」にも行くとしたら、丸1日使っても足りないかも知れません。
でも、メインは大仏ですから時間的に余裕のない人は八つの塔と大仏を中心に見て回って、写真を撮影して帰れば十分でしょう。
大仏の間近に行けばその大きさを生で実感できますが、入り口からかなりの距離を歩かなければならないので、覚悟してください。
あと、バスを降りてから最初に入る「礼敬大庁」という建物に観光案内所、スターバックス、土産物店、レストランなどがあって休むことができます。
佛光山佛陀紀念館の行き方
次は、佛光山佛陀紀念館の行き方を解説していきます。
高雄のMRTレッドラインで左営駅まで行って、そこから哈佛快線のバスに乗り佛陀紀念館で下車します。

バスは1時間に1本しかないので、時刻表をチェックしてから行きましょう。
左営駅→仏陀記念館(仏光山) 行き |
仏光山(仏陀記念館)→左営駅 帰り |
||
平日 | 休日 | 平日 | 休日 |
08:45 | 08:10 | 09:20 (09:23) | 08:45 (08:48) |
09:55 | 08:50 | 09:50 (09:53) | 09:30 (09:33) |
10:30 | 09:20 | 10:50 (10:53) | 10:10 (10:13) |
11:30 | 10:10 | 11:40 (11:43) | 10:45 (10:48) |
12:20 | 10:50 | 12:40 (12:43) | 11:30 (11:33) |
13:20 | 11:20 | 13:40 (13:43) | 12:10 (12:13) |
14:20 | 12:00 | 14:20 (14:23) | 12:40 (12:43) |
15:00 | 12:50 | 15:40 (15:43) | 13:40 (13:43) |
16:20 | 13:20 | 17:00 (17:03) | 14:15 (14:18) |
17:40 | 14:20 | 18:20 (18:23) | 15:15 (15:18) |
14:50 | 16:15 (16:18) | ||
15:50 | 17:10 (17:13) | ||
16:55 | 17:50 (17:53) | ||
17:50 | 18:30 (18:33) | ||
18:50 | 19:30 (19:33) |
左営駅の出入口1からエスカレーターで地上に出る

左営駅で電車を降りると改札口を出て、出入口1の方へ進みます。
案内に記載されている「義大客運」と「哈佛快線」のどちらでも佛光山佛陀紀念館に行けますが、私たちは哈佛快線のバスを利用しました。
出入口1のエスカレーターで地上に出ると、目の前にバス停が見えます。
3番乗り場でバスを待つ
3番乗り場に、佛光山佛陀紀念館行きのバスが到着しました。
バスには「高雄客運」と書かれていますが、これは運行するバス会社のことで「哈佛快線」が路線名になります。
観光客っぽい人が多数並んでいますね。
この日は日曜日で休日ダイヤのため、我々は10時10分発の便に乗車。
運賃は台湾のICカードで払うのが便利
運賃は70元で乗車時に払うシステムです。
バスではお釣りが出ませんので、台湾の交通系ICカードである悠遊カード(EasyCard)や一卡通(iPass)で支払うと便利です。
使い方は日本のSuicaやICOCAと同じで、カードリーダーにかざすだけ。

バスの乗車時間は片道35分程度
バスの乗車時間は片道35分程度です。
行きの便は満席で運転は日本のバスと比較すると、スピードが速めで少し荒く道中では結構揺れました。
佛陀紀念館のバス停から大仏に辿り着くまで
それでは、佛陀紀念館を観光した当日の様子をレポートしていきます。
この日は午後から旗津半島に行ってサイクリングをする予定でしたので、佛光山には行かず佛陀紀念館のみを短時間で見て回りました。
まず、バスを降りると問道堂という白い塔が見えてましたのでとりあえず1枚撮影。
バスを降りると左手に門があり、この佛光大通りを上った先が佛光山で大雄宝殿(本殿)や蔵経楼など佛教関連の施設を見学できます。
今回の旅では大仏を見るのが目的でしたので、時間の都合上パスしました。
佛陀紀念館の入り口にある、礼敬大庁の方法へ進みます。
佛陀紀念館の全体図です。
礼敬大庁から入って、八つの塔が並ぶ成仏大通りを抜けて菩提広場からから本館に入り、仏光大仏まで歩いて向かいます。
礼敬大庁を入ると観光案内所がありましたので、施設のマップを貰いました。
台湾のお菓子屋です。日本でいうところの和菓子店。
試食を勧められたので頂くと、しつこいくらいにセールスされ「大仏見た後にまた来ます。」と言って逃げました。
スターバックスの店舗もあるんです。
このカットだけを見ると、とても宗教施設には見えずどこか町中のショッピングセンターにでも来たような感じがしますね。
店の紹介はここまでにして先へ進みます。礼敬大庁を出て成仏大通りで撮影した1枚。
見ての通りたくさんの観光客が記念撮影しているので、八つの塔と大仏が一緒に収まる写真には人が写ってしまいました。
少し前進すると人の数が減ってきて、このようにいい写真が撮れます。
八つの塔の中にはそれぞれ入ることが可能で、キッズエリアやショップ、ホール、展示会場として開放されていました。
菩提広場から反対を向いて、八つの塔と礼敬大庁を撮影しました。
広場は長さ100メートル、幅100メートルあってカーニバル、演劇公演、コンサートなどの屋外イベントが開催されるようです。
本館に入った入り口に、何かわかりませんが彫刻が展示されていました。
最後に仏光大仏が間近で見れる場所に到着。
この日は9月14日でまだかなり暑く、バス乗り場からここまで歩いて辿り着くのに疲れましたが目的達成です。
帰りは礼敬大庁にあるレストランの出店で、お茶のアイスクリームを食べました。
1カップ50元なので約180円ぐらい。台湾の田舎で宇治抹茶味が提供されてることに少し感動しました。
日月潭紅茶をチョイス。
見た目はチョコレートっぽいですけど、甘すぎずまろやかな口当たりと爽やかな香りでメッチャ美味しかった。
佛陀紀念館から左営駅までの帰りのバス
帰りも行きと同じ「哈佛快線」のバスに乗って、左営駅まで戻ります。
バス乗り場も行きと全く同じ場所で、待合所には売店が併設されていました。
高雄客運のバスが到着。
12:10分の便に乗ったので、乗客が少ない!!夕方になると混むのかも知れませんね。
再び30分程度バスに揺られて左営駅に着き、佛光山佛陀紀念館の小旅行は無事に終了となりました。
自力で行くのが心配だったり面倒な場合は、佛光山観光ツアー(日本語ガイド/ホテル送迎付)もあるので利用してもいいかも。
さて、午後からは旗津半島の観光を予定してましたのでこの後、左営駅からMRTに乗り西子湾まで移動してそこからフェリーです。
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高雄の大仏は東大寺のよりもでかい!!佛光山佛陀紀念館の行き方と観光体験:まとめ
以上、高雄の大仏がある佛光山佛陀紀念館の行き方と観光体験について紹介しました。
行き方とバス乗車のポイントをまとめておきましょう。
- MRT左営駅の1番出口から地上に上がる
- 乗り場3で「哈佛快線」のバスに乗車
- 運賃は70元でお釣りが出ないため、ICカードで払うと便利
- バスは1時間に1本程度運行されている
- 佛光山佛陀紀念館まで約35分で到着
佛光山佛陀紀念館の敷地は広大で、すべて見るには1日以上かかるでしょう。
観光する時間に余裕のない人は礼敬大庁、八つの塔、仏光大仏を見るだけでも十分に満足できると思います。
私たちは結局のところ行き10:10分、帰り12:10分のバスに乗ったので、佛陀紀念館の滞在時間はわずか1時間半ほどでした。
午後の予定がなければ、もっとゆっくり見て回って佛光山の方にも行きたかったのですが、観光はここだけではないので仕方ありません。
でも、大仏まで往復してインスタ映えする写真の撮影に成功しましたし、礼敬大庁で日月潭紅茶のアイスも食べたので満足の行く観光でした。