マレーシア

クアラルンプールの電車乗り方は?切符・交通系ICカードの購入とチャージ方法を解説

こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。

今日はマレーシアの首都、クアラルンプール市内の中心部を移動するときに便利な電車の乗り方を紹介したいと思います。

クアラルンプールでは鉄道、タクシー、バスを交通手段として利用できます。

この中で、タクシーは料金が不明瞭なため安心して乗車できず、バスは格安ですけど路線網が複雑で観光客には難しくおすすめではありません。

配車アプリのGrabは便利ですが、クアラルンプールの道路は常に渋滞してるのが難点。

そこで、旅行者にとって時間的に正確で料金的にも安く使いやすいのが、市内中心部を走るLRT、MRT、KLモノレールといった電車なのです。

ナカシン
ナカシン
ただ、心配なのは電車の乗り方や切符の買い方ですよね?

日本の通勤で毎日電車に乗っているような人でも、海外では言葉やシステムの違いがありますから、当然スムーズにはいきません。

今回の旅行で私は駅の自動券売機で切符を現金購入する方法と交通系ICカードを買ってクレジットカードでチャージして利用する方法の両方を経験しました。

どちらも簡単で、事前に頭に入れておけば現地でスムーズに観光できますので、この機会にぜひマスターして下さい。

クアラルンプール電車の路線図と種類

まず最初にクアラルンプールの路線図と電車の種類を確認しておきましょう。

マレーシアは車社会で、特にクアラルンプールは慢性的な交通渋滞が課題になってましたので、それを緩和するために鉄道網の整備が進められました。

ナカシン
ナカシン
現在も工事が進行中で、続々と新しい路線が建設されています。

路線図

2020年3月現在では10路線が運行されています。

クアラルンプールでは「LRT、MRT、KLモノレール、KTMコミューター、KLIAエクスプレス」の5つの電車があります。

この中で旅行者が利用しやすいのはLRT、MRT、KLモノレールでしょうか?

初乗り運賃がRM1(約30円)と安すぎで、特にLRTとMRTは運行本数も多く使い勝手が良い交通手段です。

ナカシン
ナカシン
ちなみに私は全種類・5路線の電車に乗りました。

LRT(Light Rail Transit System)

  • アンパン線 3番オレンジ(Ampang Line)
  • スリ・プタリン線 4番ブラウン(Sri Petaling Line)
  • クラナ・ジャヤ線 5番レッド(Kelana Jaya Line)

LRTはクアラルンプール市内の中心部から郊外を結ぶ電車でKLモノレールと同じ、ラピッドKL(Rapid KL)という政府出資の会社が運営しています。

上記の3路線あって、旅行者が最もよく利用するのはクラナ・ジャヤ線です。

大阪で言うと御堂筋線のような存在で、「KLセントラル駅(中央駅)・パサール・スニ駅(チャイナタウン)・KLCC駅(ツインタワー)」といった名所を結んでます。

今回の旅行で私が宿泊したエレメントクアラルンプールホテルもクラナ・ジャヤ線沿いで、KLCC駅の次にあるアンパン・パーク駅の近くでした。

クアラルンプールの一人旅で宿泊したエレメントホテルは格安で立地も抜群!!
クアラルンプールの一人旅で宿泊したエレメントホテルは格安で立地も抜群!!こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。 今日はマレーシアのペナン島から首都クアラルンプールに移動して2泊したエレ...

myrapid公式サイト

MRT(Mass Rapid Transit System)

  • スンガイ・ブロー・カジャン線 9番グリーン(Sungai Buloh – Kajang Line)

MRTは2017年7月にスンガイ・ブロー駅とカジャン駅を、約1時間30分で結ぶ1号線が全線開通した新しい電車でまだかなりきれいです。

大型ショッピングセンター「ワン・ウタマ」のあるバンダー・ウタマ駅、パサール・スニ駅、KL最大の繁華街ブキッ・ビンタン駅へのアクセスに便利。

MRT公式サイト

KLモノレール

KLモノレールはKLセントラル駅からティティワンサ駅までを約30分で結び、大型ショッピングモールが立ち並ぶブキッ・ビンタン駅を通ります。

切符の買い方や改札の通り方はLRTと同じ。

大阪モノレールのように高い場所を走るので眺めは良いですが、車両が小さく2両編成が中心のためかなり混んでる時間帯が多く、スピードもゆっくりです。

ナカシン
ナカシン
古い車両に当たるとエアコンが弱くて暑いです。

KTMコミューター(KTM Comuter)

  • スレンバン線 1番ブルー(Seremban Line)
  • ポート・クラン線 2番レッド(Port Klang Line)

KTMコミューターは政府系の会社であるマレーシア鉄道公社(KTM)が経営する路線の中で、KL近郊をカバーしている電車です。

大阪で例えるとJR西日本の神戸線、京都線、宝塚線、学研都市線のような感じですね。

2路線が運行されていて、旅行者はKLセントラルからバトゥー・ケイブ(Batu Caves)に行くときにスレンバン線を利用する人が多いです。

ただ、LRTやMRTに比べて運行本数が少なく、30分~1時間に1本程度しか来ません。

時刻表もあってないようなもので、便利な電車とはいえないので乗車する際はこれがマレーシアだと思ってのんびりと行きましょう。

ナカシン
ナカシン
バトゥー・ケイブへ行くときに乗りましたが、途中の停車駅でもえらい待たされました。

KTM公式サイト

KLIAエクスプレス

  • KLIAエクスプレス 6番パープル
  • KLIAトランジット 7番ライトブルー

KLIAエクスプレスはクアラルンプール国際空港の各ターミナルからKLセントラル駅を結ぶ鉄道で、早朝から深夜まで運行されており本数も多いです。

チケットは現地の窓口や自動券売機、日本からオンラインで購入することも可能。

料金は片道RM55と高額ですが、早朝4:33~深夜1:39まで15~30分間隔で運行されていますので、空港からKL市内までバスやタクシーよりも早く移動できます。

KLIAエクスプレスは「KLIA2」⇒「KLIA1」⇒「KLセントラル」まで直通。一方、KLIAトランジットはピンクモスクで有名な「プトラジャヤ」などの駅に途中停車します。

KLIA Ekspres公式サイト

LRTクラナ・ジャヤ線を例に乗車方法を解説

次に自動券売機での切符の買い方と電車の乗り方を解説していきます。

LRTのクラナ・ジャヤ線でアンパン・パークからKLセントラルに行く機会がありましたので、切符を買って乗車したときの様子を例として紹介します。

切符(トークン)の買い方

LRTとKLモノレールの自動券売機がこちら。

他の電車に乗るときも切符は自動券売機での購入で基本的に買い方も同じなので1つ覚えたら楽勝だと思います。

では、早速購入してみましょう。

左上の「English」という緑のボタンを押して英語表記にし、乗車する電車の「5番 Kelana Jaya Line」を選びます。

現在地の「アンパン・パーク」が黒塗りになっていますので、行き先の「KLセントラル」を選択。

行き先(Destination)、枚数(Quantity)、料金(Amount Due)を確認し、問題がなければ緑色の「Cash」を押す。

枚数を増やす場合は、青い+のボタンで調整してください。

運賃の支払いですが、RM20以上の高額紙幣は使えませんので確認しましょう。

もし小銭や小さい紙幣がない場合は窓口で両替してくれます。

コインは上、紙幣は下のスロットに挿入します。

しばらく待たされてから、「Please collect your token and change」の文字が。

ナカシン
ナカシン
Token(トークン)は切符のことで、Changeはお釣り。

切符のトークンとお釣りは券売機の下で受け取ります。

これがrapidKLの切符、トークン!!

初めて手にしたときは子供の頃に遊んだ人生ゲームのお金みたいだと思いました。

電車の乗り方

電車の乗り方は日本と同じで、自動改札機を通って駅に入ります。

改札機を通るときに、トークンをピンク色の四角い枠内にタッチするとゲートが開く仕組みになっています。

プラットフォームの駅名表示。「Keluar」マレー語で出口の意味です。

クラナ・ジャヤ線の地下駅はフルハイトタイプのホームドアが設置されている駅が主流なので安全対策は万全です。

KLセントラル駅に着きました。ここは地上駅!!

改札を出るときはトークン(切符)を回収口に挿入するとゲートが開きます。

交通系ICカード「Touch’n Go」を購入

今度はマレーシアの交通系ICカード「Touch’n Go」の作り方とカードにチャージする方法を説明します。

「Touch’n Go」はマレーシア版のSuicaやICOCAのような存在で電車だけではなくバス、パーキング、高速道路の料金所、コンビニ、スーパーなどでも利用できます。

このカードがあれば、毎回券売機で乗車券を買う必要がありません。

カードを作るのに手数料がRM10発生するため、短期滞在者には微妙ですが1週間以上滞在してLRTやMRTに乗る機会が多ければ持っておくと便利。

ナカシン
ナカシン
有効期限は10年あるので、定期的にマレーシアに行く人にもおすすめ。

カードはどこで購入するのがお得?

カードはMRT・LRTの駅やTouch’n Goステーションなど様々な場所で購入できますが、クレジットカードが使えなかったり、チャージに手数料を取られることもあります。

なので、KLセントラル駅直結のショッピングセンター「NU Sentral」にあるTouch’n Go Hubで購入しましょう!!

Touch’n Go Hubだとカード決済ができて、チャージの手数料も不要なのでお得です。

Touch’n Go Hubの場所と行き方

Touch’n Go Hubのある「NU Sentral」は地図でいうとこの辺り。

KLセントラル駅の南に位置していて、KLIAエクスプレス・KTM・LRTの出発&到着フロアがあるLevel1からエスカレーターで上がったところにあります。

「nu sentral」と書かれた看板も出ています。

エスカレーターを上ってしばらく歩くと、モールの入口が見えてきました。

入ってすぐのところにあるエスカレーターに乗って2つ上の階へ。

マレーシアの階数の数え方は日本人にはわかりにくので、CC(3階)から2つ上のTouch’n Go HubがあるL2(5階)に行くとだけ覚えておきましょう。

Touch’n Go Hubが見えてきました。

ナカシン
ナカシン
ここのショッピングモールは吹き抜けになっているので、見つけやすいですよ。

お店の中は広くありませんが、常にお客さんが入っていました。

カードの購入とチャージ(リロード)方法

Touch’n Go Hubでカードを購入する場合、入口付近にある白い機械か奥のサービスカウンターで対面購入する2通りの方法があります。

私は旅行中できるだけ英語を使いたいので、この係員のおっちゃんに聞いてみることに。

すると番号札を渡されて数分待った後、カウンターで購入することができました。

続いてセルフチャージの機械を使って、チャージ(リロード)してみます。

他の場所でチャージすると基本的に手数料がRM0.5発生しますが、Touch’n Go Hubだと手数料無料となってますのでお得です。

Touch’n Goリロードの手順
  1. Touch’n Goカードを所定の位置にセット
  2. タッチパネルで言語「English」を押す
  3. 「Card Reload」を押す
  4. チャージ金額を選択
  5. 支払い方法を「Cash(現金)」か「Credit/Debit Card」を選択
  6. クレジットカードを挿入
  7. PINナンバーを入力しEnterを押す
  8. チャージ完了後にカード類・レシートを回収

では、カードを所定の位置に置いてタッチパネルで「English」を選びましょう。

今回私はクレジットカード支払いでRM10をチャージしてみました。

「Card Reload」を押します。

機械でカードを購入する場合は「Card Purchase」で進めます。

チャージしたい金額、RM10を選択。

支払い方法はクレジットカードにしたいので、「Credit/Debit Card」を押します。

クレジットカードを挿入してくださいとの指示がでました。

クレジットカードを挿入して、PINナンバーを入力しEnterを押す。

PINナンバーとEnterはここで入力してください。

チャージが完了ました。

あとはクレジットカードを抜く、Touch’n Goを取る、レシートを受け取って終わりです。

クアラルンプールの電車乗り方は?切符・交通系ICカードの購入とチャージ方法を解説:最後に

以上、クアラルンプールの電車の乗り方と切符・交通系ICカードの購入方法、Touch’n Goへのチャージ方法を紹介させて頂きました。

クアラルンプールの電車はまだまだ路線や車両数が少なく乗継で不便な点もあります。

でも、町の中心部と同じく日々めまぐるしく発展していて新規路線の建設が進んでいるので今後はどんどん便利になっていくでしょう。

車で移動する場合、都心は慢性的な渋滞で特に朝夕の通勤時間帯は動きません。

電車の方が安くて、早く目的地に行けますので、クアラルンプールではGrabと電車をうまく使い分けて効率的に観光スポットを回るのがポイントです。

切符は短期間の滞在なら、乗車する度に券売機で購入したほうがいいと思います。

一方、1週間以上の滞在やマレーシアに何度も行く予定があれば、有効期限が10年ある交通系ICカードのTouch’n Goの購入をおすすめします。

カード購入の際にRM10の手数料は必要ですが、毎回切符を券売機で購入したり小銭を用意する手間が省けますし、使えるお店も多いため持っておいて損はありません。

KLセントラル駅に直結する「nu sentral」のTouch’n Go Hubで購入やチャージをすると、クレジットカードが使えて手数料が無料のため旅行者にも人気です。

購入やチャージをする場合は、当記事を参考にぜひTouch’n Go Hubに行ってみて下さい。