こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日はマレーシアのペナン空港からジョージタウン市内のホテルまで、どの移動手段で行くのがベストなのか比較してみたいと思います。
ペナン空港は国際空港ですが、地方空港なのでそれほど大きくはありません。
島の人口が約70万人程度で、鉄道も通っていないため個人旅行だと空港から市内のホテルまではタクシー・Grab・バスのいずれかで移動することになります。
ペナンのリピーターなら移動は慣れてるでしょうが、初めてこの地を訪れる人には現地のタクシー・Grab・バスを利用するのって不安ではないでしょうか?
ちなみに私は今回の旅行でGrabを使って空港からホテルまで移動しました。
Grabは東南アジアで普及している配車サービスで、スマホのアプリを利用して車やタクシーを呼ぶことができ、定額制の運賃をキャッシュレスで払える便利さが特徴です。
ただ、最初はGrabアプリの登録や現地での設定に少し手間がかかります。
他にもネット環境が必要ですし、空港に到着する時間帯によっては車が捕まらなかったり、料金的にタクシーと同じ場合も。
そこで、ペナンへの旅行を計画している人の参考になるように、空港からジョージタウン市内のホテルまで行く方法を比較した記事を書いてみました。
Contents
ペナン空港からジョージタウンまでの料金と所要時間
早速、ペナン空港からジョージタウン市内のホテルに向かうとして、それぞれの移動手段の特徴、かかる料金、所要時間を比べてみましょう。
目的地として設定するホテルはジョージタウンのランドマーク「コムタ」に隣接する「ホテル ジェン ペナン」にしたいと思います。
簡単な比較表を作ってみました。
移動手段 | 料金 | 所要時間 |
Grab | RM25~50 | 約30~40分 |
タクシー | RM44.7 | 約30~40分 |
バス | RM2.7 | 約1時間50分 |
Grab(タクシー配車アプリ)
まず、Grabは普通のタクシーよりも安くぼったくりの心配もないため、旅行者の足として東南アジアで人気のサービスとなっています。
料金は利用する時間帯やタイミング、車の種類で変動し、RM25~50ぐらい。
タクシーの料金と大差ない場合もありますが、後日観光でも使えるため個人的にペナン空港からホテルまでの移動方法としてはGrabが一番おすすめ!!
Google Mapで調べるとペナン国際空港からジョージタウンの「ホテル ジェン ペナン」までの最短距離は17.9kmで所要時間は約30分とのこと。
道路の混雑状況によっては40分ぐらいかかるときもあります。
料金が安く事前に確定していてぼったくられることなく、クレジットカードで決済できるというのは旅行者にとって理想的な移動手段ではないでしょうか?
Grabの登録・使い方・乗車体験については別の記事で詳しく書いていますので、時間のある時にでも読んで下さい。

- アプリ上で目的地を設定できる
- 料金が乗車前にわかる
- 車の種類を選べる
- ぼったくられることがない
- キャッシュレス決済に対応している
- 英語を話す必要がない
- アプリの登録と設定に手間がかかる
- ネット環境が必要
タクシー
次にGrabアプリを使うのが面倒な人におすすめなのがタクシーです。
マレーシアの街中でタクシーを拾うと日本人はぼったくられる心配がありますが、ペナン空港には専用のカウンターがあって距離定額制ですので初心者でも安心。
行き先 | 料金(昼間) | 料金(深夜) |
ジョージタウン・ガーニードライブ | RM44.7 | RM67.0 |
バトゥフェリンギ | RM74.0 | RM111.0 |
料金はジョージタウンまでRM44.7、深夜(0~6時)はRM67.0です。
約1,400円で24kmもの道を走ってくれますし、Grabと比較しても300~500円程度高いだけなので、初めてペナンを訪れる人はタクシーが一番楽かも知れません。
乗車方法はタクシーカウンターに掲示されている料金表をまず確認する。
そして、行き先をスタッフに告げて料金を払うとチケットが貰えるので、外の乗り場で係員にチケットを見せて案内してもらいドライバーに渡す流れとなります。
- 料金が距離定額制
- ぼったくられることがない
- 24時間利用可能
- 乗車方法が簡単
- 料金が一番高額
- 現金支払いのみ
バス(ラピッドペナン)
とにかく料金を節約したい人は、バスという方法もあります。
ペナン空港から「ホテル ジェン ペナン」に近いコムタのバスターミナルまでは、102・401・401Eのバスで行くことができます。
現地のバスはラピッドペナンという会社によって運行されており、ホームページにはルート・料金・停留所の情報が載っているのでチェックしてみて下さい。
空港からホテルまでの料金はたったRM2.7と激安!!
ですが、本数が少なく途中いくつもの停留所に止まりますし降車後は、ホテルまで自分の足で移動する必要があるため余計な労力と時間がかかります。
それでもタクシーと比べて料金が16分の1で済むのは魅力的ですね。
バスを利用する場合、料金は乗車時に支払うシステムで、おつりがでないため小額紙幣と小銭をあらかじめ準備しておきましょう。
- 料金がRM2.7と低価格
- ぼったくられることがない
- のんびりと移動できる
- 目的地まで時間がかかる
- 現金支払いのみでお釣りがでない
- どこで降りればいいか判断が難しい
- 停留所からホテルまで移動する必要がある
ジョージタウンのホテルへ行くまでにやるべきこと
ペナン空港に着いてからジョージタウン市内のホテルまでの移動手段が決まったら、当日スムーズに行動できるように事前準備をしておきましょう。
最低限やっておくべきことをまとめてみました。
海外SIMカード・Wifiを用意しておく(Grab利用者)
Grabで移動する人は日本にいる間に海外SIMカードの購入、または海外Wifiをレンタルしておきましょう。
SIMはペナン空港でも購入できますが、アマゾン購入と値段的にそう変わりません。
初めてGrab使う場合は、クレジットカードの登録と自撮りによる顔認証に手こずる可能性があるので、時間を節約したいところ。
私は以前、【海外WiFiレンタルのグローバルWiFi】をよくレンタルしていましたが、SIMフリーのiPhone8を買ってからは海外SIMに差し替えてネット接続しています。
機内でSIMの入れ替え(SIMフリースマホGrab利用者)
SIMフリーのスマホでGrabを利用する場合は、ペナン空港に到着するまでの飛行機の機内で入れ替えておくと後々楽になります。
ただ、一つ問題点を挙げるなら国内SIMカードの保管方法ではないでしょうか?
SIMカードは小さいものですから、旅行が終わって再び元に戻すときのために紛失しないよう注意しなければなりません。
そこで、次のような紛失防止のSIMカードケースホルダーがあると便利です。
こちらのSIMホルダーは全てのSIMに対応しており専用ピンが付属、クレジットカードと同じコンパクトなサイズであるため財布で管理することができます。
使い方はピンをiPhone本体側面のスロット穴に刺すと、トレイが出てくるので日本で使っているSIMを外して、海外版のSIM 2Flyに入れ替えます。
あとはSIMカードが落ちないように、再びトレイをスロットに差し込む。
国内用のSIMとピンはカードケースホルダーに収納して、財布にでも入れておけば紛失心配がないというわけです。
帰国便でも機内でこれと同じ作業をします。
「SIM 2Fly」は飛行機が着陸した後にスマホの「機内モードを解除」すれば自動的にアクティベートしてくれます。SMSでタイ語のメッセージは届きますが、特に何も設定する必要はなくネット接続できました。
ペナン空港のATMでキャッシング(タクシー・バス利用者)
ホテルまでタクシーやバスで移動する人やGrab利用者でも現地通貨のリンギットを持ってない人は、空港のATMでキャッシングしておきましょう。
両替所もありますが夜間は閉まっていますし、手数料が割高です。
クレジットカードのキャッシング機能を利用すれば金利はかかりますが、繰り上げ返済ができるため現金を直接両替するよりもお得!!
マレーシアに限らず海外ATMでのキャッシングに必要なものは以下の2つです。
- キャッシング機能がついたクレジットカード
- 暗証番号(PINコード)
海外キャッシングを利用するのに、別途申込み等は必要ありませんが渡航前にクレジットカードのキャッシング枠があるのかだけは確認しておきましょう。
私は以前、台湾旅行に行く前に海外キャッシングの手数料が一番安いと評判の「アコムACマスターカード」を作りました。
ACマスターカードは他のクレジットカードよりも為替レートが低く、唯一ネットから利息ゼロの即時返済することができるメリットがあるのです。
楽天カードも手数料は安い部類ですが、返済は最短でも3日後からの手続きとなるため、その間の利息を払わなければなりません。
しかも、繰り上げ返済の方法が電話連絡のみで、電話代がかかるデメリットもあります。
現在、Web上で繰り上げ返済ができて手数料が節約できるのは「アコムACマスターカード」と「セディナカード」だけのようです。
なので、アコムACマスターカードでキャッシングをして、ホテルに到着してからオンラインで即日返済すると手数料で節約することができます。
マレーシアのATMでキャッシングをする場合、CIMB銀行とMaybankは悪質レートを提示してくると評判なので避けた方がいいでしょう。したがって、ペナン空港では右の2台のどちらかを使うようにして下さい。
ペナン空港からジョージタウン市内のホテルへ行く方法は?タクシー・Grab・バスを比較してみた。:まとめ
以上、ペナン空港からジョージタウン市内のホテルへ行く方法の比較とそれに向けての準備について紹介させて頂きました。
簡単にまとめると個人旅行者の移動手段はGrab・タクシー・バスの3つで、ペナン初心者にはタクシーが最も使いやすく、所要時間も30分程度と短いです。
ただ、料金がRM44.7と高額で夜間はRM67.0に跳ね上がります。支払いも現金のみ!!
Grabは利用するタイミングや時間帯、車の種類で料金は変わりますがほとんどのケースでタクシーよりも安く利用できるでしょう。
所要時間はタクシー同じ30分くらいで、定額運賃に加えキャッシュレスにも対応しているため、個人的には一番おすすめ。
アプリの登録・設定・ネット環境の用意が面倒でないならGrabでいいと思います。
最後のバスは料金を節約したい人向けですね。
ペナン空港からコムタのバスターミナルまで所要時間は2時間近くかかるものの、RM2.7と破格の安さなので、学生やバックパッカーズには面白い選択肢ではないでしょうか?
私も大学生ならバスを選んでいたでしょう。
移動手段を決めたらGrab利用者は渡航前にSIMやWifiの準備を日本でしておき、SIMは行きの飛行機の機内で入れ替えておく。
で、現地に着いたら即ネット接続して車を手配。
タクシーやバスで移動する人は、現金支払いなのでATMでキャッシングすると無駄な時間を使わずに、ホテルへと移動できます。