こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日は台湾旅行4日目、最終日の午後に参加したタビナカの九份・十分プライベートツアー体験を紹介したいと思います。
台湾で多くの人が訪れたいと思う観光地といえばやはり「九份」!!
で、九份へ行くならついでにランタン上げで有名な「十分」、猫の村として人気スポットとなった「猴硐(ホウトン)」もプランに入れるのではないでしょうか?
自力なら電車、バス、タクシーを乗り継いで行くことになりますが、本数が少なく移動時間や待ち時間を考えると、どこかは諦めざるを得ません。
どうにかして1日で九份・十分・猫村を観光できないかよい方法を模索していたところ、見つけたのがタビナカのオプショナルツアーだったのです。
でも最初、「タビナカ」って会社名を見たときに全く聞いたことありませんでした。
九份・十分プライベートツアーの詳細を読んで、利用者からの評判や口コミも確認してみると、案の定いいことしか書いてません。
それでも、私たちの希望を100%満たすオプショナルツアーは他にはなかったので、この機会に思い切って申し込んでみたというわけです。
で今回、タビナカの九份・十分プライベートツアーで実際に体験した内容を完全公開したいと思います。
タビナカの評判と口コミが本当なのか判断する材料にして下さい。
Contents
タビナカでオプショナルツアーを予約するメリット
九份・十分プライベートツアーの予約は渡航前に日本の自宅から
タビナカでしました。
ツアー会社は他にもいろいろありますが、タビナカを選んだ理由は
- 自分たちの希望とツアー内容がマッチしていた
- サイトが使いやすく、ツアーの予約やスタッフとのやり取りが簡単
- 政府公認の日本語ガイド、または日本語ドライバー付きで安心
- ツアーの種類が豊富でアレンジも可能
- 実際に利用したお客さんの評判や口コミが多く詳しく書かれている
などです。
今回初めてタビナカを利用したのですが、とにかく海外現地オプショナルツアーの種類が豊富で、全て日本語ガイド付きだということにまず驚かされました。
評判と口コミが良すぎるのが多少気になったものの、実際にサイトを使ってみると会員登録からツアー予約完了までたった数分と簡単!
予約後はサイトのマイページ上で、タビナカ運営スタッフの担当者から何度も丁寧なメッセージが届いてやり取りできたので不安はこの時すでに半分なくなりました。

旅行出発前に現地催行会社、緊急連絡先、Line IDなども教えてくれます。
現地到着後に何か問題が発生しても日本語で対応して頂けるのは、海外旅行に不慣れな人にとって心強いのではないでしょうか?
- 現地ツアーに参加したいけど、英語を含む外国語が全くダメ
- 地元の人しか知らない場所に行ったり、特別な体験をしたい
- 限られた時間の中で複数の観光地を効率的に回りたい
このような人にとって、タビナカはかなり使えるサービスだと思いますよ。
台北発九份・十分プライベートツアーの詳細
実際に参加したツアーはこちらの「
台北発九份+十分プライベートツアー」でオプションとして猫村の猴硐(ホウトン)を追加する形で申し込みました。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で有名な九份と願い事をランタンに書いて飛ばす体験ができる十分、そして昔炭鉱で栄えた田舎町に住む猫と触れ合える猴硐の3大観光です。
このツアー最大の魅力は、プライベートな専用車移動でストレスフリーなこと!
団体ツアーであれば
- 現地集合場所まで自分で行かなければならない
- ツアー中は他のお客さんもいるので待ち時間がある
- スケジュールの融通がきかない
- 途中で気分が悪くなったりトイレに行きたくても言いづらい
など周囲に合わせる必要があるため自分の思い通りってわけにはいきません。
その点、貸切チャーターのプライベートツアーはホテルまで送迎してくれますし、気に入った場所でゆっくり写真を撮ることも、途中でコンビニに寄ってもらうことも可能です。
時間と手間の節約、それと細かい旅のこだわりがある人には最適だと思います。
また、ガイドさんによってはサービスでおすすめの観光地に案内してくれることも。

タビナカのプライベートツアー流れとガイド
それでは、九份・十分・猴硐(ホウトン)猫村プライベートツアーの流れとガイドについて説明しておきましょう。
まず、ツアー当日の流れを時間系列で。
- 12:00 シェラトングランド台北ホテルで待ち合わせ
- 12:45 十分に到着(ランタン上げ体験)
- 13:15 十分から猴硐(ホウトン)猫村へ移動
- 14:00 猴硐(ホウトン)に到着(炭鉱跡と猫の写真撮影)
- 14:30 猫カフェ Hide & Seek Cafeで昼食
- 15:50 猴硐(ホウトン)から九份へ移動
- 16:10 金瓜石(きんかせき)鉱山跡に立寄り
- 16:40 九份に到着(商店街を散策)
- 17:20 夕方の阿妹茶樓(阿妹茶酒館)を撮影
- 17:30 阿妹茶樓(阿妹茶酒館)でティータイム
- 18:30 夜の阿妹茶樓(阿妹茶酒館)と赤い提灯を撮影
- 19:00 九份から台北のホテルへ
- 20:00 シェラトングランド台北ホテルで終了
各観光スポットに滞在する時間配分やどこで食事や休憩するかなど、その日の希望や天候、混み具合に応じてガイドと相談すれば、臨機応変に対応して頂けます。
同行してくれるのは日本語堪能な台湾人のガイドと専用車運転手の2人!
ちなみに、タビナカで予約できるツアーは基本的に自社運営ではなく、現地の会社が催行するツアーに参加するケースがほとんど。
私たちの担当は現地催行会社、「MyProGuide」に所属するガイドと運転手でした。
ガイドをしてくれた蘇さん。日本語が堪能で両国の歴史や文化に詳しくて、いろいろと勉強になりました。
写真撮影が大好きとのことで、九份ではベストな場所と時間帯に撮影できました。
ツアー中にもし天候不順などでうまく撮影ができなければ、蘇さんのコレクションの中からきれいに写った写真をLINEで送信して頂けます。
蘇さん撮影、「十分」ランタン上げの写真!!
私たちがやった時は雨が降っていて、このようにランタンが垂直に上がっていくシーンが撮影できなかったので、ブログで掲載するための写真を1枚もらいました。
このようにプライベートツアーだとガイドさんと個人的に仲良くなってLINEを交換し、帰国後も交流することが可能なのでこれもメリットの一つですね。
タビナカが台湾で契約している現地催行会社は「MyProGuide」以外にもあると思いますので、あなたが申し込んだときは別の会社になる可能性もあります。
ツアー代金の内訳と支払い方法
ツアー内容とガイドについて把握したら、次に気になるのは費用の面ですよね?
私たちが九份・十分・猴硐(ホウトン)猫村プライベートツアーで支払った費用の内訳をまとめてみました。
- 九份・十分プライベートツアー 6,500円
- 猴硐(ホウトン)猫村追加分 2,500円
- システム手数料8% 720円
- 専用車代4,000元(約15,000円) 7,500円
- ツアーで支払った総額 17,220円
タビナカのサイトから予約するときに、九份・十分プライベートツアー代金の6,500円×人数分を最初に支払いました。
猫村を追加する場合は、後日メッセージで連絡が来てから追加決済する形になります。
支払い方法はクレジットカード、銀行振込、後払い決済の3つの中から選べます。簡単でポイントが貯まるクレジットカード決済がおすすめ。
サイトで支払う総額は、ツアー代金とシステム手数料8%(2019年10月からは10%)の合計金額となります。
それプラス、チャータする車の代金も別途払わないといけません。
専用車代はタビナカのサイト上で支払うのではなく、現地でツアー終了時にガイドさんに4,000元(約15,000円)現金で渡しました。
その他の費用や注意点など
当日、他に必要な費用はランタン上げの代金と飲食代ってとこでしょうか。
例え、悪天候や現地の事情によって、ランタン上げができなかったとしても、ツアー代金の返金はされませんので注意してください。
まあプライベートツアーなので、その時の状況によって別のプランにアレンジは可能です。
注意事項はもし何か事情ができて、ツアーをキャンセルしたい場合、催行日の3日前までなら、手数料550円を引いた全額が旅行者に返金されるとのこと。
それを過ぎると、1円も返金されませんので覚えておきましょう。
ツアー中、ガイドは常に付き添ってくれますが運転手は車内で待機しています。レストランやカフェに入るときのガイドの飲食代については支払う必要はありません。また、チップも不要なのでご安心を。(払いたい人は払ってもいいですが)
プライベートツアー当日の様子
タビナカの九份・十分・猫村(ホウトン)ツアーの内容を把握して頂いたと思いますので、ここからは当日の様子を写真付きで紹介していきます。
開始時刻の12時前に宿泊先していたシェラトングランド台北ホテルのロビーで、黄色いシャツを着たガイドさんと待ち合わせ。
お互いに簡単な挨拶と自己紹介をして、MyProGuideの蘇さんと専用車に乗ってプライベートツアーがスタートしました。
十分でランタン上げを体験
最初、十分に到着しましたが、残念ながらこの日は天候不順で雨が降っていました。

ランタンは4面になっていて1色のものと4色のものがあります。日本語の説明文でそれぞれの色が何を意味するのかチェックします。
料金は単色150元、彩色300元(店によって違うかも)。
4色を選択。2人で割って、それぞれ2面ずつ願い事を書きます。
墨をつけて筆で文字を書く作業以外の準備からランタン飛ばしまで、店員がすべてやってくれるので、心配する必要はないですよ。
願いが書き終わったら、順番に飛ばしていきます。
前後を店員、左右をお客さんが持って上げるのですが、打ち上げる前に店員が半強制的に記念撮影をしてくれました。
ランタン上げの後は、近くにある静安吊橋というつり橋に行ってみましょう。
橋の向こうには何もないとのことなので、つり橋の上から1枚だけ写真を撮影。
十分はランタン上げと台湾のナイアガラと呼ばれている「十分瀑布」も有名ですが、雨のためランタン上げのみ体験して、次の猴硐(ホウトン)へ移動します。
猴硐(ホウトン)で猫と触れあって、猫カフェを体験
猴硐(ホウトン)猫村に到着。雨が降ってなかったので一安心。
ここはもともと炭鉱が栄えていた町でしたが、廃坑によって過疎化が進み、今もその当時の面影が廃墟として残っています。
で、過疎化になったことで野生の猫が自然繁殖する感じで増えていきました。
ところが、その猫を目当てに観光客が押し寄せるようになった為、町が猫を管理して観光地化し100匹以上の猫が暮らす猫村となったそうです。
わたしたちはまずかつて石炭を運搬していたアーチ橋を渡って、猫村に向かいました。
早速、猫を一匹発見!!この橋を渡った向こう側に猴硐(ホウトン)駅があって、山の方に見える建物にカフェがたくさんあります。
石炭の選炭と洗炭をするための選炭工場の廃墟!!
炭鉱から採掘された石炭をトロッコに積んで、運炭橋(アーチ橋)経由でこの選炭工場へ運搬してたそうですが今は見る影もありません。
運炭橋の真ん中あたりから撮影。
猴硐(ホウトン)猫村は四方を山に囲まれた、のどかな田舎町でここだけ時間がゆっくり流れている感じがしました。
炭鉱跡を抜けると猴硐(ホウトン)の駅前に出ます。
この辺りまで来ると観光客もちらほら見かけるようになりましたが、肝心の猫ちゃんはさっきの一匹のみでなかなか会えずじまい。
駅前の広場に炭鉱運搬用のトロッコに乗った猫の置物がありました。
広場を見渡してみると、猫ちゃん発見!!
駅前の売店にはここでしか買えない、猫グッズや猫型のパイナップルケーキなどを多数販売されていました。
電車で来る人は、猴硐(ホウトン)駅の改札を出ると猫がお出迎え!!
駅を超えた山手の高台は景色がよく、猫カフェが集まっているので、線路の上の高架橋を通って反対側に移動します。
ここにも猫のキャラクターがところどころ飾られており、実際の猫も昼寝してました。
先ほど通ってきた高架橋を外から見ると、どこか猫に見えませんか?
一般のお宅の壁にもかわいい猫の絵が描かれていました。
人間に慣れているせいか、近づいてアップで撮っても逃げません。
かなり上の方まで来ると、猫カフェが立ち並ぶエリアに到着。
少し歩き疲れたのと、昼ご飯をまだ食べていませんでしたので、猫カフェのHIDE & SEEKでランチタイム休憩を取ることにします。

HIDE & SEEKで休憩を終えて、これから駅の方へ戻る途中です。
カフェの並ぶ山側から反対の石炭運炭橋と選炭工場の廃墟を撮影しました。
高架橋を再び通って、猴硐(ホウトン)駅に戻ってきました。
路線図にも猫のイラストが入っています。EASY CARDやiPASSを持っていない場合、切符は券売機ではなく窓口で購入するみたいですね。
駅の構内にもCat Lifeという、やはり猫グッズの専門店が。
これで猴硐(ホウトン)観光は終了で、この後は駅前で再び専用車に乗って、プライベートツアーのメインスポットである九份に向かいます。
猴硐(ホウトン)猫村での体験を少しまとめると、ここの猫は観光客に慣れているので、人なつっこく写真が撮りやすいと思います。
カフェや土産物屋、建物の装飾までもとにかく猫だらけ!!
猫が大好きな人なら1日中いても飽きないと思うので、炭鉱の廃墟と一緒にセットで観光すると楽しめること間違いなしですね。
九份を散策して最後に阿妹茶樓撮影とティータイム
プライベートツアーの締めは、九份!!
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている(実際には関係ない)、ノスタルジックな雰囲気の町並みを見ずに、日本へ帰れませんよね?
九份に到着したのは夕方でしたが、ガイドの蘇さん曰く「撮影スポットとして一番有名な阿妹茶樓の写真は夕方と夜景の両方を撮った方がいい。」のが理由だそうです。
九份の散策はこの「黄金山城」と書かれた看板が入り口となり、ここから両脇に立ち並ぶ商店街の通り(基山街)を徒歩で進んで行くのが基本です。
静かな猴硐(ホウトン)猫村とは違って、商店街は観光客で溢れていました。日暮れ前の時間帯でまだ提灯には灯がともっておりません。
商店街のお店はスナック系の露店、お茶、小物やアクセサリー関係、工芸品、ジブリグッズ(非正規商品)などが多く並んでいます。
商店街を抜けると展望台があり、九份の街並みが見渡せます。
もう1枚!!街だけではなく遠くには海も。
今度は基山街と直角に交わる石段の続く坂道、豎崎路を上から下っていきます。
九份の観光は商店街の基山街と石段の豎崎路という2つのメインストリート中心に散策すれば3時間程度でも楽しめると思います。
豎崎路を歩くときはかなり道幅が狭く人も多いので、スリには注意しましょう。
スマホは首から下げられるストラップで管理し、バッグは後ろが見えないバックパックではなく前で持てるショルダーバッグがおすすめ。

「阿妹茶樓(阿妹茶酒館)」に到着しました。
九份を代表する老舗茶芸館で、ひときわ目立つ赤い看板と瓦屋根に連なる赤提灯がノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
夕方の撮影は完了したので、日が暮れて提灯がともるまで待つことに。
「阿妹茶樓でティータイムにしよう」となって、入店待ちで列に並んでいるときの1枚です。撮影スポットとして有名すぎて、店の回りは人だらけでした。
店の入り口に立てかけてあった阿妹茶樓(阿妹茶酒館)の看板!!
入ってすぐのエントランス。おっちゃんは店の人ではありません。
定番、お茶とお菓子のセット(300元)を注文しました。
九份は観光客が多く、商店街や坂道、石段を上ったり下りたりして体力を消耗しやすいので甘いお菓子とお茶の組み合わせは最高ですね。
会計時に、店員さんがポストカードをお土産として無料でくれました。
店を出ていよいよ、提灯がともった阿妹茶樓(阿妹茶酒館)の写真撮影です。
この時間帯になると撮影場所は観光客でさらに混み込みの状態になり、ベストスポットまで辿り着くのに一苦労すると思うので覚悟して行ってください!!
阿妹茶樓の赤い看板と九份と書かれた提灯のアップ!!
提灯をアップで撮るだけでもムード満点の1枚になりますね。
平日の夜にも関わらず、豎崎路は観光客でにぎわっていました。街を照らす提灯の光がなんとも幻想的な風景を作り上げていますね。
帰りの坂道の途中にある金山寺の前で、最後に九份の全景を撮影!!
もちろん、私たちのリクエストではなくガイドである蘇さんのおすすめということで、わざわざ車を停車してくれて写真を撮りました。
これで8時間に及ぶ、九份・十分・猴硐(ホウトン)猫村チャーター車ツアーは終了。
楽しいメインイベントが終わり、宿泊していたシェラトングランド台北ホテルに着いてから、専用車代の4,000元を支払って解散の運びとなりました。
タビナカの評判・口コミが本当か台湾の九份・十分プライベートツアーを体験してみた:最後に
以上、タビナカの「台北発九份・十分プライベートツアー」の体験記を紹介しました。
ツアー終了後に思ったことは、タビナカのサイトに書かれている評判や口コミは本当で信頼できるということ。
プライベートツアーを選んだお陰で、車に乗っているだけで行きたいところにすべて連れて行ってくれました。
現地の人しか知らない撮影スポットや美味しいお店も経験豊富なガイドが全部教えてくれるのはオプショナルツアーならではの体験で、時間の面でも非常に効率的!!
旅行ガイドブックを持ち歩いたり、スマホで情報を調べる必要もありません。
限られた時間内に複数の観光地巡りをしたい場合には最適ではないでしょうか?
デメリットはツアー代金が高額なのと、自分で調べたり現地の人に聞いて穴場を見つけるような旅行の楽しみ方ができない点だと思います。
旅行慣れしてる人にとって、ガイドが世話してくれるのは物足りなさを感じるかも。
なので、海外旅行初心者や自力ではプランを遂行できない場合に、オプショナルツアーを利用するのがベストだと思います。
タビナカのツアーは全て日本語ガイドが付きます。
知らない土地を観光するときに、日本語ガイドが案内してくれることは大きなメリットで私たちも本当に助かったし、台湾の歴史や文化も色々と学ばせて頂きました。
また、蘇さんとLINEのIDも交換したので、また台湾に来る機会があればガイドをお願いするつもりです。