こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日は台湾旅行3日目の夜に、台北101の85階にある「欣葉食藝軒」という高級台湾料理レストランで食べたディナーコースを紹介したいと思います。
台湾旅行のいちばんの楽しみといえば、やはりグルメではないでしょうか?
特に台北は外食できるお店がひしめき合っていて、有名レストランはもちろん、路地や屋台、夜市で営業している小さな店舗でも味に工夫を凝らしています。
私たちの旅行3日目までの食事と言えば小籠包、魯肉飯、牛肉麺、葱油餅など屋台やローカルな店で気軽に食べられる台湾のB級グルメが中心でした。
でも、1度は本格的な台湾の郷土料理も味わってみたかったので、台北101のレストランで眺望と高級料理を同時に楽しめる欣葉食藝軒のコースに日本から予約しました。
台北101には高層階の85階と86階に3件のレストランがあるのですが、ここに店を構えるぐらいならどの店を選んでも外れはないでしょう。
結果、それなりの出費ではあったものの85階からの絶景、コース料理、スタッフの対応ともに期待通りのレベルで少しの間だけリッチな気分を味わいました。
では、欣葉食藝軒の予約方法から行き方、食べたコース料理までを紹介していきますね。
Contents
台北101レストラン85階、欣葉食藝軒の基本情報
最初に欣葉食藝軒の基本情報を紹介しておきます。
住所 | 110台北市信義區信義路五段7號85號台北101大樓樓之1 |
電話番号 | 2-8101-0185 |
営業時間 | ランチ11:30~15:00、ディナー17:30~22:00 |
定休日 | なし |
予約方法 | 公式サイト(日本語予約可能)、VELTRA |
アクセス | MRT台北101/世貿駅から徒歩2分 |
欣葉(シンイエ)は創業40年を超える、台湾料理の老舗レストランで台湾の家庭料理からおもてなしまで600種類以上のメニューを提供。
台湾に11店舗あり、観光客や地元の人で連日にぎわっています。
普通の店舗では高級食材に頼らない台湾家庭料理をリーズナブルな値段で食べれるのですが、台北101の欣葉食藝軒だけは趣向が異なりコースメインの高級中華になります。
公式サイト、またはVELTRAから予約する
欣葉食藝軒は台北101の85階にあるため、下でレストラン専用のエレベーターに乗る前に、係員の人が予約の有無をチェックするシステムになっています。
したがって、事前の予約がないと85階まで上がれません。
公式サイトには日本語版もございますし、オンラインで簡単に予約できますので台湾旅行へ出発する前にこちらの専用フォームからして予約しておきましょう。
フォームには「人数」、「日付」、「時間帯」を指定し、あとは店からの質問に対する回答をいくつか選んで、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」を入力して送信します。
また、海外現地オプショナルツアー専門サイトであるVELTRAでも予約することができます。
注意点は「最低利用料金」が設定されており、通常席に座るか景色がよく見える窓際席に座るかで下記のように値段が変わってきます。
通常席 | 窓際席 | |
ランチ | 一人1,080元+10%サービス料 | 一人1,800元+10%サービス料 |
ディナー | 一人1,800元+10%サービス料 | 一人2,300元+10%サービス料 |
通常席を選べばお得なんですが、やっぱここまで来たら窓際席でしょう。
個人的にランチで昼間の絶景を楽しみたかったんですが、この日の午前中は高雄から台北への移動のため遅刻することを恐れて、ディナーの窓際席を予約することに。
オンライン予約の申込みを送信すると欣葉食藝軒から3営業日以内に、予約完了のメールが届きました。
あとは当日お店に行く流れとなります。
展望台とレストランの食事どっちがお得か?
台北101最大の魅力と言えば、展望台から見る壮大な台北市内の景色です。
89階と91階が展望台になっていて、89階は室内展望台。そして、91階は天気が良くて風が弱い日限定で解放される屋外展望台になっています。
ただ、展望台は入場料が600元(約2,100円)と高額でエレベーターの混雑も問題。
一方、高層階のレストランを利用すれば、待つことなく専用エレベーターで上まで行けて本場の台湾料理を堪能しながら、絶景も一緒に楽しむことができるのです。
85階の欣葉食藝軒は89階の展望台より低いですが、このレベルだと高さはもう一緒。
ランチタイムの通常席なら1,080元(約3,800円)、10%のサービス料込でも4,200円程度に収まるので、絶景とセットで考えるとそう高額ではありません。
通常席でも、窓際席が空いていれば食後に外の景色を写真に撮らせてもらえます。
ランチ代金1,080元+10%サービス料108元=1,188元(約4,200円)
展望台入場料600元(約2,100円)
4,200円ー2,100円=2,100円(本場高級台湾料理+85階の絶景)
もし、それでもレストランより展望台に絶対行きたいと言う人はKKdayで台北101展望台割引入場チケットを予約しておけば15%オフで入場可能です。
当日予約にも対応しており、現地でチケット売り場の行列に並ぶ必要がないので楽。
欣葉食藝軒の行き方
台北101はMRTの台北101/世貿駅から目と鼻の先にあります。
レストランと展望台の入り口は別々で、レストランに行くにはオフィス用の1階からビルに入って、エスカレーターで受付がある2階に上がります。
こちらが台北101のオフィス用出入口。
エスカレーターで2階に上がると、レストラン用の受付があります。
名前と予約した時間帯をスタッフに告げると、エレベーターへ案内してくれます。
ゲートの奥が、高層階レストラン専用のエレベーター。
エレベーターはまず60階まで行って、乗り換えてから85階まで上がります。
85階の欣葉食藝軒に到着!!ここでもう一度、予約の確認があります。
予約の確認が終わると、スタッフのお姉さんが中へ案内してくれます。
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台北台北コースのディナー
窓際席ディナーの最低利用料金は一人2,300元なので、2,380元+10%サービス料の台北台北コースという台湾料理を注文することにしました。
コース料理の内容というのがこんな感じ。
- 台湾の恵みを込めた彩り前菜
- トコブシとクコの実入り薬膳スープ
- メロの揚げ物菊花切り 甘酢ソースがけ
- ホタテと海老肉の蒸し物 白雪添え
- 姫マツタケと野菜の蒸し物 蠣油添え
- ワタリガニのおこわ
- 台湾のフルーツ&デザートプレート/蜜香紅茶
料理のメニュー表は持ち帰りできる
私たちが案内された窓際席がこちら。
オーダーを済ませると、最初に台湾茶とお通しのレーズン?のような食べ物が出てきました。
料理長だと思うのですが、直筆サイン入りのメニュー表を頂きました。
こちらのメニュー表は持ち帰ることができます。
中は中国語、英語、日本語で書かれています。
コース料理がスタート
5分~10分ぐらい待ってると、スタッフのお姉さんが料理を持ってきてくれて、いよいよ台北台北コースの始まりです。
ちなみに、担当してくれる店員さんは台湾人ですが日本語が話せますのでご安心を。
台湾の恵みを込めた彩り前菜
甘酸っぱい台湾の漬物と一緒に頂く海老、少し甘い台湾醤油で味つけされた鶏肉の醤油煮、カラスミのイカすり身巻きの3品です。
トコブシとクコの実入り薬膳スープ
台北で乾物や漢方薬などを扱う問屋街が集まる、大稲埕(ダーダオチェン)という地区の味を再現した薬膳スープで中にはトコブシ、クコの実、栗、豚肉などが入っていました。
メロの揚げ物菊花切り 甘酢ソースがけ
以前は「銀ムツ」という通称で流通していた、南極海周辺の深海で生息しているメロという魚の揚げ物に酢豚で使うような甘酸っぱいソースがかかっています。
ホタテと海老肉の蒸し物 白雪添え
白雪は片栗粉を溶かして、卵の白身を混ぜて作られており、それに海老肉とホタテがあしらわれていました。
姫マツタケと野菜の蒸し物 蠣油添え
こちらは姫マツタケと葉物野菜、ゆり根、銀杏などの具材を牡蠣油(オイスターソース)で味つけされています。
ワタリガニのおこわ
欣葉本店で最も代表的な台湾料理がこれ。コース料理なのでここではカニの甲羅に豚肉、海老、椎茸の入ったおこわが詰められていて、カニみそがトッピングされていました。
もちろん、カニの身が詰まった部分もあります。
台湾のフルーツ&デザードプレート/蜜香紅茶
フルーツはドラゴンフルーツ、パイナップル、棗子(ナツメ)、ぶどうの4品。デザートは台湾独特の和菓子なので、ちょっとわかりません。
でも、4品とも甘かったです。特に一番右の金柑のようなやつが。
そして、蜜香紅茶。蜜のような甘い香りととろけるような後味が特徴です。
会計はいくらになったのか?
会計は店員さんを呼んでテーブルで支払いをします。
2人で合計金額が5,522元でしたので、当時の取引レートで計算すると、1人1万円近くの夕食代となりました。
帰る時に店内を撮影!!20:30の時間帯は満席でなかったです。
台湾料理を食べながら、ワインを飲む人も多かった。
店を出る時に入り口に置いてあった、ポストカードとリーフレットです。
旅の記念に1枚ずつ頂いて帰りました。
台北101の85階レストランで予約した台湾料理ディナーコースを紹介:まとめ
以上、台北101の85階にある台湾料理レストラン、欣葉食藝軒でディナーコースを食べた体験記を紹介致しました。
簡単にまとめると、レストランは85階と86階に3件ありますがどこを選んでも外れはないと思います。
ただ、事前予約なしでは高層階フロアの専用エレベーターに乗れないため、ホームページから日本語で予約できる欣葉食藝軒が初心者には一番おすすめ。
料理はコース中心で、最低利用料金が設定されています。
一番安い「ランチ、通常席」なら、展望台に入場料600元を払って行くよりもコスパ的にはお得!!(通常席でも外の絶景は、あとで撮らせてもらえます。)
展望台は入場料が高額でエレベーターでも待たされる可能性があります。
肝心の料理の内容については、ボリューム、味共に申し分なくかなり美味しかったです。
日頃から高級料理に食べ慣れている人でなければ、まず満足頂けると思いますので台北101の展望台に行く予定の人は、高層階レストランを選択肢に入れて見て下さい。
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