こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日はUSB Type-Cのポートしかない最新のノートPCやタブレットにUSB 3.0を変換して接続する方法について書きます。
- 「薄型のノートPCを買ったらUSBの形がこれまでと違う。」
- 「USBの差し込み口が小さくて1つしかない。」
といった経験をしたことはないでしょうか?
恐らくそれは「USB Type-C」という新しい規格で、慣れ親しんだUSB 3.0だと差し込み口に入りません。
商品が到着した後にUSB 3.0のマウス、iPhoneケーブル、HDMIケーブルを接続することができませんでした。
どうやら最近のスマホやモバイルノートPCはType-Cが主流になっているようです。
でも、USB 3.0の周辺機器はまだ使えるし、買い替えるのはもったいない。
そこでType-Cしかない場合でも、USB3.0に変換したり、ポート(差し込み口)を増やす方法を調べました。
Contents
USB Type-Cハブの導入で解決する
最初に結論から申し上げますと、USB Type-Cハブを使うのが一番簡単。
これにより、USB Type-CのポートしかないパソコンやタブレットにUSB 3.0の機器を接続することができます。
ハブはさまざまなメーカーから販売されています。
私はELECOM社製の「ドッキングステーション DST-C12SV」というのを購入しました。
商品名 | ドッキングステーション |
品番 | DST-C12SV/EC |
カラー | シルバー |
メーカー | エレコム |
対応OS | Windows10 |
寸法 | 約9.5×4.5×11.5cm(ケーブルを含まない) |
重量 | 約67.1g(ケーブルを含む) |
ケーブルの長さ | 約30cm |
コネクタ | USB Type-C |
ポート | USB 3.0 X 2, SD card, micro SD card, HDMI, USB Type-C |
付属品 | なし |
ドッキングステーション DST-C12SVの詳細
購入したUSB Type-Cハブの商品パッケージです。
箱の中を開けると、入っていたのはハブ本体のみ。
マニュアルはダウンロード形式のようですが、周辺機器を接続するだけで使えるので不要でした。
ちなみにドッキングステーションを買ったのはこれが初めて。
思っていたよりも薄くて軽く、これなら持ち運びも苦になりませんね。
ケーブルの先端、コネクタがUSB Type-Cであることを確認。
コネクタ部分がUSB 3.0のハブもあります。必要なのはUSB Type-Cなので間違って買わないように注意しましょう。
どのような周辺機器と接続できる?
周辺機器と接続するポートは全部で6か所!!
「USB」「映像出力」「カードリーダー」を一度に接続することができる6 in 1のドッキングステーションです。
- USB 3.0 × 2
- USB Type-C(給電 / データ通信兼用)
- HDMI
- SD card / micro SD card
HDMIでの映像出力やSDカードが不要な人は、USB 3.0のみに変換できるハブにするといいでしょう。
ポートは一方が、USB 3.0の2か所とSD/micro SD。
反対側はHDMIとUSB Type-Cとなっています。
あとはUSB Type-CのコネクタをノートPCやタブレットに接続し、ハブのポートに機器をつなぐだけで使用できます。
USB 3.0対応のPCを使ってたときの接続風景
「ドッキングステーション DST-C12SV」を使って新しいノートPCに接続する前に、古いPCの仕様について紹介します。
こちらのノートパソコンはNECのLAVIEです。
ポート(差し込み口)はUSB3.0が3ヶ所、HDMIとSDカードがそれぞれ1ヶ所。
在宅用と旅行用の持ち運びPCとして使っていました。
作業効率を上げるために、自宅では周辺機器をフル活用しています。
USBに「電源ケーブル」「マウス」「キーボード」、HDMIにはテレビと接続。
モバイルPCでもマウス、キーボード、デュアルディスプレイをつなげば、デスクトップに近い環境を構築できます。
ディスプレイは別途買うと場所が狭くなるので、テレビで代用。
USB Type-CしかないPCにハブを使って接続
では、ここからが本題。
USB Type-Cポートしかない最新ノートパソコンに、ハブを使ってUSB 3.0に変換し接続していきます。
パソコンはDell Latitude 7320 Detachableです。
ノートPCとタブレット端末の役割を兼ね備えたモデルで、ディスプレイからキーボード着脱することができます。
重量も1.12kgと軽く持ち運びに便利なのでこれを選びました。
ただ、到着してから気づいたのがUSB Type-Cの差し込み口しかなく、USB3.0の機器をそのまま接続できないこと。
反対側もUSB Type-Cのポートしかありません。
このノートPCにUSB 3.0の周辺機器を接続するには、USB Type-Cハブを使って変換する必要が出てくるのです。
ノートPCにUSB Type-Cハブを接続
「ドッキングステーション DST-C12SV」のコネクタをパソコンに接続する。
ちなみにどちらのポートにつないでも構いませんが、一方は電源アダプターケーブルを接続するのに使います。
USB 3.0ポートにマウス
ハブのUSB 3.0ポートにマウス。
設定不要でUSBを差し込むと直ぐ使えるようになります。
もう1つのUSB 3.0ポートにキーボード
隣のUSB 3.0にキーボード。
HDMIポートにテレビ
逆側のHDMIポートにはHDMIケーブルを挿してテレビとつなぎます。
これで完成!!
ハブを使うことで、USB Type-CしかないノートPCでもUSB 3.0に変換して機器を接続することができました。
デメリットはドッキングステーション本体とコードが少し場所をとるぐらい。
USB Type-Cポートも1つ使える
ハブにはUSB Type-Cポートも1つあります。
このポートはデータ通信だけでなく、給電も可能なのでスマホやタブレット端末を充電してもいいでしょう。
USB Type-Cしかないノートパソコンへの変換と接続方法は?:最後に
以上、USB Type-Cの差し込み口しかないノートPCやタブレットにUSB 3.0の機器を接続する方法でした。
USB Type-Cの端末や周辺機器は徐々に増えてきています。
でも、USB 3.0の方がまだまだ主流で商品も多いので、急いでUSB Type-C製品を揃える必要はないと思います。
他はUSB 3.0が搭載された製品を使っています。
なので、今日の記事で紹介したような、「ドッキングステーション DST-C12SV」を1つ持っておくと安心。
今後もしUSB Type-Cポートしかない製品を買っても、USB Type-C ⇒ USB 3.0へ変換して接続することができます。