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    ハーマンミラー アーロンチェアのレビュー

    ハーマンミラー アーロンチェアのレビュー
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    こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。

    今日は20万円以上もする高級オフィスチェアの「ハーマンミラー アーロンチェア 」のレビューを書きます。

    仕事場で長年使っていたチェアを思い切って買い替えました。

    快適なデスクワークに欠かせないものといえば、机と椅子ですよね?

    通販サイトの運営という仕事柄、1日中イスに座ることが多く、首や肩、腰、背中の慢性的な痛みに日々悩まされます。

    対処法として定期的に立つ、歩くといった動きをしてますが効果は限定的。

    ナカシン
    ナカシン
    チェアが原因かも?と思うようになりました。

    これまで使っていたのは、楽天で買った4,000円の安いローバックチェアです。

    ノーブランドで座面は固く、リクライニング機能もなし。

    座面の裏側を覆うクロスは2年ではがれ出して、パーツも傷だらけ。

    そこで、20万円のアーロンチェアに買い替えたところ、価格に見合うだけの座り心地でしたのでレビューをまとめました。

    高級オフィスチェアは何が違うの?

    オフィスチェアの価格は数千円のものから10万円以上のものまでさまざま。

    価格によって何が違うのかわからないと思うので、まずは高級チェアの典型的な特徴を簡単に書いておきます。

    高級オフィスチェアの典型的な特徴

    • 座り心地が良い
    • 上質な素材で耐久性が高い
    • 保障期間が長い

    座り心地が良い

    最大の違いは何といっても、座り心地!!

    安いオフィスチェアはクッション性が低いため、長時間座ると腰に負担がかかる。

    一方、アーロンチェアのような高級チェアは抜群のクッション性により、座った瞬間イスに包み込まれるような感覚を得られます。

    当然、長時間座っても疲れにくいです。

    他にも「リクライニングやアームレストを細かく調整できる」といった機能面でも優れているため体への負担が少ないのです。

    上質な素材で耐久性が高い

    アーロンチェアに限らず、高額チェアは良い素材で作られています。

    各パーツの質が高いとその分、丈夫で長持ち。

    私が以前使っていた、格安チェアのようにクロスが即はがれるなんてことはありません。

    それと、高級なオフィスチェアは自分で組み立てる必要がある安物のとは違って、基本的に完成した状態で届けられます。

    組み立て式は作業に時間がかかるし、強度も弱い。

    そのため、完成品の高級チェアはどれも耐久性に優れ寿命が長いと言われています。

    保障期間が長い

    家具を購入する際に気になるのは商品の寿命。

    10万円以上するイスを買って2~3年で壊れてしまうのは避けたいのですよね?

    高級チェアの場合、保証期間は日本のメーカーが同一基準で最大3年。

    ちなみにハーマンミラーは12年の保証が受けられます。

    なので、安心できるのは確か。

    ただ、オフィスチェアは安い物でも滅多に壊れるものではないので、寿命に関してはあまり心配しなくていいと思います。

    4,000円のチェアでも10年持ちました。

    クロスは剥がれ、傷、汚れなどガタは来ていますが、故障はなく今でも普通に座る分には問題ありません。

    ハーマンミラー アーロンチェアの詳細

    では、本題のHerman Miller(ハーマンミラー)のアーロンチェアについて。

    ハーマンミラーはアメリカの家具メーカーで、私が購入したのはアーロンチェアAサイズの商品です。

    基本情報はこちら。

    商品名Herman Miller(ハーマンミラー)アーロンチェアA
    品番AER1A
    カラーブラック
    高さ880~980mm
    625mm
    奥行665mm
    座面の高さ380~480mm
    重量20kg
    背と座の張り材弾性ポリエステル
    付属品保証・取扱説明書

    パッと見た感じ高級チェアには見えません。

    社長が座るようなハイバックではないですし、素材もブラックの本革ではなくグレーのペリクルです。

    ナカシン
    ナカシン
    座って初めて安物との違いが分かる。

    とにかく座り心地が快適で、事務作業をしても疲れにくいのです。

    商品内容

    Herman Millerの

    チェアはこのような巨大な段ボール箱で届きます。

    箱を開けてみると、チェアがそのまま入っていました。

    面倒な組み立て式しか買ったことが無かったので、即使用できるのはメッチャ楽!!

    袋から出した状態がこちら。

    付属品は「保証・取扱説明書」のみ。

    私が購入した店舗は古いチェアを無料回収してくれるサービスをしています。

    梱包と返送方法が書かれた紙と出荷ラベルが同封されていました。

    アーロンチェアの素材と調節機能

    チェアを詳しく見ていきます。

    背もたれと座面はメッシュ素材のため、通気性抜群で夏でも蒸れにくそう。

    アームは4,000円のチェアと比べてサイズが一回り大きくて皮製です。

    高さと角度調節が可能。

    他のパーツは大部分がナイロンやポリエステル素材で作られています。

    座面の高さを調節するレバーは右側。

    その下にはリクライニングの硬さを調節するレバーがありました。

    椅子の背面の両サイドにはアームの高さを調節するレバー。

    中央には「ポスチャーフィットSL調節」という仙骨と腰部をサポートして健康的な着座姿勢を維持するノブがあります。

    左下のレバーでは「前傾チルト」と「リクライニングの範囲設定」を調節することができます。

    調節機能は大体こんな感じです。

    4,000円のチェアとの比較

    ちなみに、こちらが今まで使用していた4,000円の椅子。

    リクライニングやアームを調節する機能はなく、座面の高さのみ設定できるシンプルなオフィスチェアです。

    座面はアーロンチェアのようなメッシュではないため、夏は蒸れやすく汚れや汗のシミ跡がびっしり!!

    いくら拭いても落ちません。

    座っても座面に弾力感はなく、長時間PC作業をすると腰や背中が痛くなります。

    アームは幅が細く調節不可。

    デスクと何度も接触して傷だらけになりました。

    座面の裏側を見て下さい。

    クロスが剥がれ落ちて、木材がむき出しの状態に。

    早い段階から剥がれてきて、徐々に黒いクロスが落ちていき現在も進行しています。

    椅子としての機能は維持していますが、安物は一定の期間が過ぎると劣化が早いことがわかりました。

    実際にアーロンチェアの機能を試してみた

    さて、ここからはアーロンチェアの機能を試したときの様子を紹介します。

    座面の高さ調整

    座面右側のパドル型のレバーで高さ調節をします。

    高くする

    座面に座って腰を浮かしながらレバーを上にあげると、座面が高くなります。好みの高さになったらレバーを離す。

    低くする

    座面に座ったままレバーを上にあげると、体の重みで座面が低くなります。

    座面を高くしてみました。

    リクライニングの硬さ調節

    リクライニングなしの状態がこちら。

    硬さは座面右下の長いノブで調節できます。

    硬くする

    座ったままノブをプラス+の方向へ回す。

    柔らかくする

    座ったままノブをマイナス-の方向へ回す。

    ノブをマイナス方向に回して柔らかくしたので、背もたれに寄りかかるとリクライニングできるようになりました。

    アームの高さを調節

    アームの高さは付け根にあるレバーで操作します。

    座面に座って、アーム付け根の後ろ側にあるレバーを上に起こすとロックが解除され、上下に移動できます。

    レバーを上にあげる。

    アームを上に移動し適度な位置でレバーを下におろすと固定されます。

    アームの角度と奥行きを調節

    アームパッドは先端部分をつかんで、前後左右に動かすことができます。

    外側にするとこんな感じ。

    少しわかりにくいですが、後ろにもスライドさせました。

    ポスチャーフィットSL調節

    背中をサポートして健康的な姿勢を維持する機能で、背もたれの裏、下部にあるノブで調節します。

    左右にそれぞれノブがあります。

    サポートする

    座面に座り、ノブを前方向(プラス+)へ回す。

    柔らかくする

    座面に座り、ノブを後ろ方向(マイナス-)へ回す。

    ナカシン
    ナカシン
    何度か試しましたが、この機能はちょっと微妙。効果があるのかイマイチわからなかった。

    前傾チルト

    デスクワークをしていると体は前傾になりがちです。

    アーロンチェアでは、前傾チルトという機能によって背もたれと腰の間の隙間を埋め安定化することができます。

    この前傾チルトは座面左下外側のノブで調節。

    座面を前傾する

    背もたれに寄りかかって体重をかけ、軽くリクライニングさせる。その状態でノブを前方向に回し、寄りかかるのを止めると前傾する。

    座面が前傾されました。

    通常の位置に戻すときは、ノブを後ろ方向に回して同じことをすると前傾機能が解除されます。

    リクライニングの範囲設定

    リクライニングの範囲は座面左下内側のノブで調節します。

    範囲を設定する

    ノブを前方向に回す。範囲設定は2段階の中から選択。

    範囲を解除する

    ノブを後ろ方向に止まるまで回す。

    レバーは設定解除の状態を含めると3ヶ所で止めることができます。

    設定を解除した状態。

    背もたれに寄りかかってもほとんどリクライニングしません。

    ノブを前方向に1段階回した状態。

    少し倒れる。

    ノブを前方向に1段階回したフルの状態。

    さらに倒れます。

    アーロンチェアの機能を使った感想

    アーロンチェアの機能をひと通り全部試してみました。

    この椅子に座ってデスクワークをし始めてからまだ日は浅いのですが、一番のお気に入りはリクライニングです。

    ナカシン
    ナカシン
    疲れたときに背もたれに寄りかかると気持ちいい~!!

    座面はトランポリンのように弾力感があり、座ると包み込まれる感じで今のところ腰や背中の痛みもありません。

    ほんと4,000円のチェアとはえらい違い。

    リクライニング機能だけでもハーマンミラーを買って良かった。

    他の機能については、あると便利ですが無くても今のところ特に問題ないですね。

    フル装備ではなく機能を削った廉価版の「アーロンチェア ライトシリーズ」でも良かったかな~と思います。

    ハーマンミラー アーロンチェアのレビュー:最後に

    以上、ハーマンミラー アーロンチェアのレビューでした。

    アーロンチェアは高級チェアなだけあって、「座り心地」「品質」「保証」が安物とは全く異なります。

    長時間デスクワークをしても、腰や背中の負担が少なく、機能も豊富です。

    パーツも高品質な素材が使われていて、完成品で届くため強度は問題なし。

    保証期間が12年なのも安心です。

    パソコンを使って仕事をする機会が多い人にはおすすめです。

    ただ、あまり使いそうにない機能もあるので、無理してフル装備の超高級チェアを選ぶ必要はありません。

    アーロンチェアの場合、廉価版のライトでも十分です。

    他にも高級チェアはいろいろありますし、低価格で良い物もあるでしょう。

    安いイスでも壊れることは滅多にないので、どれくらいの快適さや機能を求めるかは人それぞれだと思います。