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    淀水路の河津桜の場所・アクセス・見ごろは?満開の桜を見てきた。

    淀水路の河津桜の場所・アクセス・見ごろは?満開の桜を見てきた。
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    こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。

    今日は京都市伏見区の淀競馬所近くにある、淀水路沿いに咲く河津桜の場所・アクセス方法・見ごろを紹介します。

    河津桜とは4月に咲く桜よりひと足先に満開になる、ピンク色をした桜のことです。

    名前の通り静岡県賀茂郡河津町発祥の桜ですが、ここ数年は全国的に広がっていることをご存知でしょうか?

    京都でも東寺や清凉寺など、さまざまな場所で見かけるようになりました。

    セイヤ
    セイヤ
    その中で、京都はもちろん関西の名所としても有名なのが、淀の水路沿いに咲き乱れる河津桜なのです。

    初めてこの地に2本の苗木が植えられたのは2002年。

    2006年には「淀さくらを育てる会」が発足し、徐々に増え続け現在では200本以上の河津桜を楽しむことができます。

    ただ、「淀」という地名を知らない人も多いのではないでしょうか。

    京都市とは言え、中心部から離れた一番南に位置していますし、水路の周囲は住宅街で最寄駅からも少し遠い。

    そこで、現地までの行き方や満開の桜を見てきたときの様子をまとめました。

    淀水路の河津桜の基本情報

    まず、淀水路の河津桜の基本情報から確認していきましょう。

    ちなみに私は淀に隣接する「八幡市」の出身なので、この辺も半分地元というか何度も通ったことはあります。

    名所淀水路の河津桜
    住所京都府京都市伏見区淀木津町 淀水路一帯
    桜の本数200本以上
    桜の種類河津桜・ソメイヨシノ・しだれ桜
    見頃2月中旬~3月下旬
    入場料無料
    交通アクセス京阪淀駅から徒歩10分
    公式情報淀観光協会
    ナカシン
    ナカシン
    京阪沿線の住民からすると、淀といえば「京都競馬場」。

    土日になると周辺の道路は渋滞して、特にG1レースが開催される日は競馬好きのおっちゃんで賑わうイメージですね。

    でも、京阪淀駅が高架化されて以降、周辺も整備され水路も綺麗になりました。

    場所を確認

    淀水路の場所をGoogleマップで確認するとこの辺り。

    行き方を検索すると、淀駅から住宅街を歩いて徒歩10分と出ましたが、個人的には線路沿いから行くのがおすすめ。

    あとで紹介しますが、私は線路沿いから水路に入り、競馬場の方へ歩きました。

    車で行く場合、駐車場はあるのか?

    淀はもともと観光地ではありません。

    したがって、河津桜観光用の駐車場は用意されておらず、車で行く場合は淀駅周辺のコインパーキングを利用してください。

    ただ、土日に競馬場でレースが開催されていると、周辺道路がかなり混むこともあります。

    なので電車で行くことをおすすめします。

    周辺の宿泊施設

    淀駅前には「淀キャッスルイン」というビジネスホテルがあります。

    2017年9月にオープンしたまだ新しいホテルで、周辺にはスーパー、コンビニ、飲食店もあって観光に便利です。

    セイヤ
    セイヤ
    大阪市内や京都市内のホテルと比べて、宿泊料金はリーズナブルですよ。

    ホテルの入口は普通の住宅っぽい雰囲気です。

    関西以外から淀水路の河津桜を見に行きたい人は、こういったローカルな場所に宿泊するのも面白いかも。

    桜の開花に合わせた春には、特典付きの期間限定プランも開催されているようです。

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    京阪淀駅へのアクセス方法

    淀水路の最寄り駅は京阪淀駅。

    ナカシン
    ナカシン
    淀駅の北側にあるロータリーにも河津桜が満開でした。

    淀駅までは京阪電車で行くか、本数は少ないですがバスターミナルもあるのでバスで行くことも可能です。

    • 京阪電車
    • 阪急西山天王山駅からバス
    • JR長岡京駅からバス
    • 近鉄大久保駅からバス

    一番確実なのは電車で行く方法です。

    ただ、京阪電車は梅田や京都駅と直結していません。

    京阪沿線以外の地域から淀に行く場合、最低でも1度は乗換えが必要なため、その辺が少し面倒なところ。

    淀駅から淀水路への行き方

    それでは、淀駅から淀水路までの行き方を紹介します。

    淀水路の全長は1.1kmですが、京阪線路沿い西側の開花が早く、京都競馬場側は開花が遅いため西から見るといいでしょう。

    京阪淀駅で電車を降りたら、西側(大阪方面)の出口へ。

    中央改札口を出て階段を下り、左の4番出口から外へ出ます。

    右の5番出口から出るとロータリーとバスターミナルがあります。

    4番出口横の壁には「淀の河津桜」の案内が貼ってました。

    駅から出たあとは線路沿いをひたすら西へと進みます。

    競馬が無い日の淀駅は準急と普通のみ停車するローカル駅なので、周辺の人通りは少なく静かな住宅街です。

    淀駅が高架になる前の地上駅はこの辺りにありました。

    高架化されてから初めて歩きましたが、地上駅の跡地はパーキングになっていて周りにも新しい家が立ち並んでいます。

    淀もすっかり変わったなあ~。

    同じく水路へ向かう観光客っぽい人が前方に見えてきました。

    ここまで来たら、あと2,3分。

    現地に到着です。

    平日の4時半ごろに来ましたが、花見をしている人が結構いました。

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    淀水路の河津桜の見ごろ、満開はいつ?

    例年の見ごろは2月中旬~3月下旬

    だと言われています。

    河津桜はソメイヨシノよりも早咲きで、色が濃く、開花期間も約1か月間と長いため、長期間楽しめます。

    私が訪れた3月11日はちょうど満開でした。

    淀観光協会の情報によると2021年は3月8日満開と出ていましたので、そこから1,2週間がベストだと思います。

    • 見ごろ(2月中旬~3月下旬)
    • 満開(3月8日から1,2週間)

    それでは、実際に私が水路を歩きながら撮影した河津桜の写真を公開していきたいと思います。

    淀緑地西詰から孫橋

    この景色は京阪電車の車内からも見れます。

    水路がある下まで降りることはできず、桜を見ながら左側の遊歩道を歩いて行く流れになります。

    河津桜を初めて見ましたが、花びらが大きいですね。

    確かにこれなら開花中に雨が降ったり、強風の日があっても翌朝にすぐ散ってしまうことはなさそう。

    それなりに人はいましたが、密になるほどではなかった。

    私の記憶が正しければ、河津桜が植えられる前の川って汚いドブ川だったような。

    今はさくらだけでなく、遊歩道を含めてホントきれいに整備されました。

    水路の水辺に桜の花が反射してピンク色に見えます。

    淀水路にはいくつか橋が架かっていて、これは天神橋の上から北側を撮影した1枚。

    再び反対方向へ向いて、南下して行きます。

    奥に見えるのが孫橋!!

    孫橋の上からも北側を撮影しました。

    ここまで歩いた限りでは、淀緑地西詰から天神橋までの桜並木が一番の見どころで人も多い印象です。

    孫橋から淀緑地東詰

    孫橋は車道となっていますので、車がバンバン通過します。

    ここから淀緑地東詰へ向かうには水路の反対側へと移動しなければなりません。

    つづいて階段を下りて、東の方へと進みました。

    孫橋から東の方は人が少なくて、のんびりと観賞できます。

    ベンチもところどころあるため、撮影する観光客、犬と散歩する地元の人、学生ぐらいのカップルがくつろいでいました。

    東は河津桜だけではなく、まだ蕾のしだれ桜も多いみたい。

    桜橋まで到着すると、再び橋を渡って反対側を進みます。

    橋を渡ったすぐそばの民家周辺は満開。

    東側で個人的に良かった場所が、このカメ公園周辺。

    公園と河津桜、そして水辺のコラボが絵になります。

    途中でさくらがあまり咲いていない地帯を通るため、カメ公園まで来る観光客は少ないのでしょう。

    思う存分撮影できました。

    カメ公園を過ぎると、咲いているさくらはほとんどないですがとりあえず淀緑地東詰まで行ってみることに。

    淀観光協会のノボリも寂しく揺れています。

    終点の淀緑地東詰に到着しました。

    東側は開花が遅いソメイヨシノやしだれ桜も多いため、4月にここへ来ると見ごろなのかも知れません。

    セイヤ
    セイヤ
    河津桜を見るなら、やはり西側からということですね。

    この後、来た道を再び戻って淀緑地西詰から出ました。

    淀水路の河津桜の場所・アクセス・見ごろは?満開の桜を見てきた。:最後に

    以上、淀水路の河津桜の場所、行き方、見ごろを紹介しました。

    淀水路の河津桜は徐々に知名度が上がってきているとはいえ、まだまだ穴場スポットだと思います。

    人はそこそこいますが、満開の時期でも平日なら密にはなりません。

    ソメイヨシノよりも早咲きで、開花期間も1ヶ月程度と長いため、長期間楽しめるメリットもあります。

    さらに、淀水路の河津桜は場所によって開花時期も異なります。

    河津桜の西側(京阪側)は早く散りますが、東側(京都競馬場側)はしだれ桜も多いため比較的遅くまで残っています。

    淀の隣町で育った私にとって、数少ない地元のおすすめ観光スポットです。

    この記事を参考に、河津桜が咲き乱れる満開の時に一度訪れてみてはいかがでしょうか?