こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日は料理初心者なら誰もが挑戦する味噌汁を包丁やまな板を使わず、一杯だけ作る方法を紹介します。
日本人の食卓に欠かせない定番料理といえば味噌汁。
各家庭によって独自の味があり、使う味噌、出汁、具材の組み合わせによってバリエーションが無限に広がります。
作り方が簡単で、美味しく毎日食べても飽きないですよね?
おひとりさま生活が長い私の朝食は、味噌汁と卵かけご飯が定番となりました。
特に朝は忙しく、包丁やまな板を出したくないって人も多いでしょう。
また、一人分のみ作るのは分量の調整が意外と難しいです。
レシピ本などの情報は基本2~4人分で、一人分の適量は載っていません。
作り置きをする方法もありますが、熱い夏場は腐ってしまう危険性があるので、少量をその都度作りたいところ。
そこで、この記事では包丁を使わない一人分の味噌汁を作る方法をまとめました。
包丁を使わない味噌汁1人分を作るのに何が必要?
まずは、一人分の味噌汁を作るのに必要な道具と材料から。
道具は鍋が絶対に必要で、あと計量カップと計量スプーンがあると便利です。
材料は味噌と出汁、具材を用意します。
- 鍋
- 計量カップと計量スプーン
- 材料(味噌、出汁、切る必要がない具材)
味噌汁を作る鍋はどれでもOK
現在、私はル・クルーゼというフランス製の高級鍋で味噌汁をつくっています。
ル・クルーゼは鋳物という素材で作られた重量感のある鍋で、カレーやおでんなどコトコト煮込む料理が得意です。
ただ、片手で持てないため味噌汁作りに最適な鍋かは微妙なところ。
ル・クルーゼ購入前は、雪平鍋と呼ばれる片手鍋を使っていました。
雪平鍋の特徴は下記の3点。
- 軽くて熱伝導の良いアルミ製
- 表面が凹凸状
- 注ぎ口によって味噌汁を移す際の液だれを防げる
- 低価格
サイズの種類は16~22cmと幅広いです。
正直一人分の味噌汁であれば、小さめの雪平鍋で十分だと思います。
こちらの鍋は「谷口金属 和の職人 深型ゆきひら鍋」という商品。
低価格ですが、鍋に厚さと深さがあって使いやすく、安心の日本製なので、コスパ重視の人におすすめです。
計量カップと計量スプーン
料理初心者にとって、計量カップと計量スプーンはあった方がいいです。
最初のうちはどのぐらい味噌を入れたらいいのか全くわかりません。
適当に入れると高確率で失敗します。
なので、ある程度慣れるまでは、計量カップと計量スプーンで正確に量る方がおいしく作れると思います。
材料(味噌、出汁、切る必要がない具材)
味噌汁作りに必要な材料は味噌、出汁、具材の3点です。
具材に「もやし」「カットしめじ」「カットわかめ」「豆腐」などを入れると、包丁やまな板は基本不要です。
切らずにそのまま入れられる具材は他にも色々あるので試してみてください。
味噌と出汁の選び方
味噌汁の味を決める味噌と出汁は慎重に選びたいところ。
最近では手軽さが売りのインスタント製品やだし入りの味噌が人気です。
しかし、こういった便利なものは食品添加物や化学調味料が使われていて、健康効果も微妙なところです。
「味噌汁を自分で作る」ということは、少なからず健康を意識してると思います。
そのためには、本物の出汁と味噌を選ぶことをおすすめします。
- 原材料がシンプル(調味料・~エキス・酒精が入ってないもの)
- 値段が高めの商品
良い味噌を見分ける簡単な方法は、価格です。
値段の高い商品には、添加物や化学調味料が基本含まれてないので、まず間違いありません。
マルカワ味噌 有機みそ 日本
私が長年使っている「マルカワ味噌 有機みそ 日本」です。
低価格帯の味噌は、原材料に調味料、昆布エキス、かつおエキス、酒精などの食品添加物が含まれています。
実はそれらは本物の味噌ではありません。
味噌ではなくて、味噌風の調味料なのです。
食品添加物は「長持ちさせる」「見た目を良くする」「コスト削減」などの理由で使われています。厚生労働省が毒性を一つずつチェックして、一定の基準を満たしたものだけが認可されているので安全だと思われがちですが、テストは単品使用のみで、複数の添加物を一度に摂取した場合の危険性については十分に実験されていないようです。
一方、マルカワの有機みそ「日本」は原材料がシンプルな本物の味噌です。
大正3年に創業した有機みそ専門店「マルカワみそ」の看板商品の1つで、農薬不使用の国産有機大豆と有機米で作られています。
塩はモンゴル地方で採取された天日湖塩を使用。
自然の発酵速度に任せて、1年間木桶でゆっくりと熟成されるので、一般的な味噌と比較して、大豆の香り豊富なのが特徴です。
このように原材料は「有機大豆・有機米・食塩」の3つのみ。
調味料、~エキス、酒精などの食品添加物が含まれない本物の味噌を使えば、美味しくて健康的な味噌汁が作れます。
「有機みそ 日本」のように高価格帯の味噌は大豆や米が国産。
その中でも流通量が少ない有機大豆や有機米を使用した味噌はさらに貴重なため、値段が高くなってしまいます。
マエカワ 天然だしパック
味噌汁に使う出汁は乾物、粉末、液体、パックなど様々な種類があります。
その中で、味噌汁用のだし作りにおすすめなのはパックタイプです。
だしパックも味噌と同じく、高価格帯で原材料がシンプルものを選びます。
その条件にぴったり合う商品がこの「マエカワ 天然だしパック」!!
他のだしパックに含まれている、調味料、砂糖、食塩、酵母エキスなどの添加物がこれには一切入っていません。
いわしふし・いわし煮干し・うるめふし・かつおふし・昆布・乾しいたけ
原材料名はこの6点のみ。
素材のうま味だけで出汁が取れるので、美味しいのはもちろん安全で健康的です。
内容量は1袋25パックとコスパ的にも問題ありません。
以上のことから、
- 「マルカワ味噌 有機みそ 日本」
- 「マエカワ 天然だしパック」
の2点を買えば、美味しくて健康的な味噌汁を作ることができます。
実際に包丁なしで味噌汁一人分を作ってみた
それでは、実際に包丁を使わず味噌汁を一人分作ってみたいと思います。
- 鍋に水250mlと出汁パックを1包入れる
- 具材を入れてコンロの火をつけ沸騰させる
- 出汁パックを取出し味噌、豆腐、わかめを加える
鍋に水250mlと出汁パックを1包入れる
計量カップで正確に量った水と出汁パックを入れます。
一杯分だと水は200~250mlぐらい適量です。
具材を入れてコンロの火をつけ沸騰させる
具材の大豆もやしとカットしめじを入れます。
鍋の蓋をして一度、沸騰させる。
蓋がない片手鍋を使う場合、煮込みすぎると汁が少なくなるので注意が必要です。
出汁パックを取出し味噌、豆腐、わかめを加える
5~10分程度時間をあけて出汁パックを取り出します。
味噌を大さじ一杯、鍋に加える。
味噌は計量スプーンに付属する「へら」を使って、すりきり一杯を正確に量ります。
最後に豆腐とわかめを入れて完成!!
そのままお椀に盛り付けてもいいですし、再度温め直してもいいでしょう
豆腐は計量スプーンのへらでカットすると、包丁を使う必要はありません。
包丁とまな板を使わず、簡単に味噌汁が作れました。
私はもやし、しめじ、豆腐、わかめを入れるのが日課で、毎朝この味噌汁と卵かけご飯を食べています。
おかげで体調不良になることは一切なく、何年も風邪をひいてません。
もちろんコロナとも無縁!!
毎日の食事が健康生活に影響することを身をもって体験しています。
包丁を使わない味噌汁1人分の作り方:最後に
以上、包丁とまな板を使わない味噌汁1人分の作り方でした。
ご飯を炊いて味噌汁を作り、あと野菜や豆腐、納豆などの一品を加えると、簡単な定食を自分で用意することができます。
パンやシリアルと比較すると、手間はかかりますが健康効果は高いです。
マルカワ味噌とマエカワのだしを使えば、さらに安全で健康な味噌汁を作れます。
面倒といっても鍋に具材を入れて煮込むだけ。
誰が作っても美味しくなりますし、健康効果も高いので外食三昧の人も一度、自炊してみてはいかがでしょうか?
コンビニ弁当やファーストフードなどの加工食品を日常的に食べている人は、ぜひ一度味噌汁作りに挑戦してみてください。
毎日1杯食べるだけで、体調が良くなると思いますよ。