こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日はスポーツ動画配信サービス、DAZN契約者なら誰もが経験するクルクルの解決方法を紹介します。
DAZNは2016年に日本プロサッカーリーグとJリーグの独占放映権を結びました。
Jリーグだけではなく、海外サッカーやプロ野球、他のスポーツも視聴できるとあって、契約中の人も多いでしょう。
ただ、ネット配信ならではの悩みもあって、
- 画面の中央に円が出てきてクルクル回る
- 急に画質が悪くなって止まる、固まる(フリーズ)
- 再生中にDAZNのアプリが落ちる
などの現象が起こると言われています。
サービスが開始された当初は、DAZN側の問題で見れないことはありました。
でも徐々に不具合は減ってきたので、今もクルクルが出るようなら、それはユーザー側に原因があると思われます。
我が家では色々と試行錯誤して、ようやく快適な視聴環境を手に入れました。
そこで、私の経験を通してDAZNのクルクルを解決し、ストレスなく見る方法を解説していきます。
DAZN(ダゾーン)がクルクル回って見れない原因
まず、結論から言うと、クルクルの解決方法は1つに絞り切れません。
経験上DAZNが見れなくなる原因は大きく分けて以下の3つあるので、これらを順番に確認して特定しましょう。
- DAZN(ダゾーン)側のエラー・トラブル
- 再生機器・端末・アプリの不具合
- インターネット回線の問題
ちなみに私はネット回線を高速化して、Fire Tv StickのDAZNアプリで視聴するとクルクルの悩みから解放されました。
では、それぞれの原因を詳しく見ていきますね。
DAZN(DAZN)側のエラー・トラブル
DAZN側の問題で視聴できなくなることがあります。
何か不具合が発生していたり、DAZNの回線が混雑してパンク状態にあると一時的に見れなくなるのです。
ただ、このケースはしばらくすると改善されるので、待つしかありません。
最近は激減しましたが、DAZNがJリーグのライブ配信を始めた2017年は映像が頻繁に途切れていました。
もし、DAZNの中継が何度も途切れるようなら、
- ネット上サービスの障害状況がわかるDowndetektor
- TwitterのDAZN Japan公式アカウント
で問題が起きてないか確認してください。
ツイッターで「DAZN 見れない」「DAZN 不具合」などと入力して検索すると、ツイートが情報が得られますよ。
再生機器・端末・アプリの不具合
私のクルクル原因がこれで、スマートテレビのアプリに問題がありました。
Wi-Fi接続したパソコンなら、クルクルに悩まされることなく視聴できる。
一方、テレビだと有線LAN接続でも、フリーズしたり末期のときは動画再生中にDAZNのアプリが何度も落ちてました。
途中ネット回線を高速化したことで、一時的にクルクルが治まったこともあったのです。
でも、再び同じ問題が発生したためスマートテレビのDAZNアプリではなく、Fire TV Stickを導入することに。
すると、クルクルの悩みはあっさりと解決したのです。
なのでDAZNのクルクルで悩んでいる人は、最初に複数の端末で同じ症状が起きるかチェックするといいでしょう。
どの端末でも同じ現象なら、ネット環境に原因がある可能性が高いです。
特定の端末でのみ不具合が発生する場合は、その端末や危機に問題があるかもしれません。
インターネット回線の問題
再生機器の次にクルクルの原因となるのが、ネット回線です。
ネット環境が悪くて回線速度が遅いと、動画の再生にデータの受信が追い付かなくなりうまく再生することができません。
DAZN公式サイトによると推奨されるインターネット接続スピードは、
- 標準画質(720p)で見る場合5.0Mbps
- HD画質(1080p)で見る場合9.0Mbps
と記載されているため、それ以下になると画質が悪くなったり画面がクルクルと一時停止、アプリが落ちたりするのです。
5Mbps以上という速度は、光回線であれば普通に出る速度。
しかし、DAZNを再生するテレビやタブレットなどの端末から、Wi-Fiルーターが遠いと通信速度が遅くなる可能性があります。
DAZN(ダゾーン)クルクルを解決した方法と対策
ここまで、DAZNクルクルの大きな原因となる3つを見ていきました。
DAZN側に問題が無ければ、ほとんどの原因は視聴している端末かアプリ、またはネット環境にあると個人的に思います。
それでは私が実際に行った、クルクルの解決方法と対策を順に紹介していきます。
- DAZN視聴前にアプリを毎回更新
- 光回線の接続方式をIPv6に切り替える
- 有線接続にしてLANケーブルを「CAT6A」にする
- スマートテレビを交換してもらう
- Fire Tv Stick導入で解決
DAZN視聴前にアプリを毎回更新
2017年の契約当初は、スマートテレビで視聴していました。
SONY BRAVIA(ブラビア)を隣の部屋に設置しているWi-Fiルーターに、無線接続して見る感じです。
視聴環境を簡単にまとめると、
再生機器 | SONY BRAVIA 液晶テレビ KJ-40W730C |
発売日 | 2016年2月6日 |
光回線 | SoftBank 光 |
接続方式 | IPv4 |
LAN | 無線LAN接続(WiFi接続) |
Wi-Fiルーターからの距離 | ドアを隔てた別の部屋(ルーターから約7m) |
のようにごく普通だったと思います。
それが、DAZN側の不具合もあって、最初の方はスムーズに1試合を見れた記憶がほとんどありません。
当時はDAZNに問題があると決めつけていましたが、とりあえずテレビのアプリも視聴前に更新するようにはしてました。
アプリの更新方法はテレビのマニュアルで確認してください。
SONYブラビアですと、「通信設定」の「インターネットコンテンツの更新」を押すと最新版をダウンロードできますよ。
ちなみにこのアプリ更新作業は、クルクルの解決に一定の効果があるそうです。
というのも後日、SONYの担当者を家に呼んでテレビを調べてもらった際に、そう言っていましたから。
光回線の接続方式をIPv6に切り替える
DAZNの配信が安定し不具合のツイートが減ってきても、わが家のスマートテレビではクルクルが頻繁に出ていました。
毎回アプリの更新作業をしても大した効果なし。
そこで、次にテコ入れをしたのがネット回線です。
光回線の最速業者を調べていたところ、NURO光が速いという噂を聞きますが、家のマンションでは導入できず断念。
その代わり、接続方式をIPv6にすると速くなるということを知りました。
光回線には「IPv4」と「IPv6」という2つの接続方式があります。
早速、契約中のSoftBankに問い合わせると、わが家は「IPv4」でした。
「IPv6」に切り替えたところ、確かに通常のインターネットは速くなった。
でも、DAZNのクルクルは変わらないんですよね~。
光回線の新規契約や乗り換えを考えている人は、可能ならNURO光を導入して「IPv6」で接続するのがおすすめです。
有線接続にしてLANケーブルを「CAT6A」にする
「IPv6」にしたことで、ネットの高速化は実感できました。
ここから、さらなる速さと安定を求めて今度はLANケーブルを変えます。
自宅のネットはパソコンもスマートテレビも無線のWi-Fiでつないでましたから、これを有線LANへ切り替えることに。
ルーターからの距離が遠いことで、クルクルが出る可能性もあります。
そこで、LANケーブルを新たに買って、隣の部屋のスマートテレビまで引いて有線接続にしました。
LANケーブルの選び方も高速化に重要なポイントです。
いろいろと種類がある中で、家庭用として最高のパフォーマンスを引きだせる「CAT6A」を選択しました。
有線接続に最適なケーブルと接続方法はこちらの記事を参考にして下さい。
どうせならテレビだけでなく、パソコン、レコーダーなど複数の機器を有線接続したいですよね?
そういった時の、LANケーブルの分岐やポートの増設方法も書きました。
スマートテレビを交換してもらう
光回線の接続をIPv6に切り替え、LANもWi-Fiから有線にした。
もちろんその効果はあって、パソコンで仕事をしたりデータをダウンロードするときはかなり速くなりました。
ただ、スマートテレビのアプリは別。
相変わらずDAZNのクルクルは出るし、AmazonプライムやYou Tubeなどのアプリでも動作が重くスムーズではありません。
こうなると、原因はもうテレビ以外には考えられず、最終手段としてSonyに電話します。
するとまだ保証期間内でしたので、無料で出張修理に来てくれました。
で、アプリ更新やネット環境の高速化をしたいきさつを説明した上で、テレビの中を開けて見てもらったところ、
- DAZNの配信側に問題がある
- ブラビアのKJ-40W730Cに問題がある
の2つの可能性を指摘されました。
その後3年ぐらいは、大きなストレスなく視聴できていました。
しかし、2020年あたりからライブ配信の試合を見ていると、クルクルではなくアプリが落ちるようになります。
アプリを何度立ち上げても、すぐにまたダウン。
この繰り返しなのでさすがにイライラがつのり、諦めてノートPCで視聴したところなんの問題もありません。
やはり、スマートテレビのアプリに不具合があることを確信しました。
そんな折、DAZNから一通のメールが届きます。
【DAZN】ソニー社製テレビでの視聴に関しまして
技術的な理由により2021年3月11日をもって、ソニー社製のテレビ(型番がKBR, KDL, KD, KJで始まるもの)からの視聴がご利用いただけなくなります。
家のテレビは「KJ-40W730C」なので、2021年3月11日から見れなくなるとのこと。
クルクルやフリーズ、アプリのダウンが頻発していたのは偶然ではなく、やはり最初から技術的に欠陥があったのでしょう。
もっと早よ言えよって思いましたね。
Fire Tv Stick導入で解決
3月11日からスマートテレビのDAZNアプリが使えない。
すでにノートPCで再生して、テレビとHDMI接続で視聴していたので、今後はこれで行こうと思っていました。
でも、DAZNを見るたびにPCを出して移動し、ケーブルにつなぐのは面倒。
パソコンではなくテレビの大画面で見たかったのです。
そこで思いついたのが、Amazon Fire Tv Stickを購入してテレビにつなぎ、DAZNアプリでみるという方法です。
最終的にこれが見事にハマりました。
Fire Tv Stickにしたところ、アプリの立ち上がりが速く、番組の変更もスムーズで重さを全く感じません。
クルクルもゼロではありませんが、たまに数秒発生するレベル。
サッカーのゴールシーンを見逃すような長いフリーズもなく、快適にライブ放送を楽しめるようになりました。
Fire Tv StickだとDAZNからアマゾンプライムといったアプリ間の移動も容易。
もっと早く導入しておくべきでしたね。
ちなみに、Fire Tv StickもWiFiではなく、有線接続するとより安定します。
有線化はこちらのAmazonイーサネットアダプタをFire Tv StickとLanルーターに繋ぐだけなので簡単です。
ここまでやれば、Fire Tv Stickのクルクルからはほぼ解放されると思います。
DAZN(ダゾーン)クルクルの原因・解決方法・対策とは?:まとめ
以上、DAZN(ダゾーン)クルクルの原因と解決方法、対策を私の経験をもとに解説させて頂きました。
クルクルでDAZNがうまく見れないときの対策をもう一度まとめると、
- DAZN側に不具合がないかツイッターで確認する
- DAZNアプリを最新版に更新する
- 光回線をIPv4からIPv6に切り替える
- Wi-Fiルーターと端末の距離を近づける
- Wi-Fiルーターを動かせない場合は中継器または有線接続に
- Fire Tv StickのDAZNアプリで視聴する
このような感じになります。
恐らく今もクルクルが頻繁に出るようなら、ネット環境か再生機器・端末、またはそのアプリに問題があると思います。
私はテレビのアプリでしたので、スマートテレビからFire Tv Stickに変えることで同じように改善されるかもしれません。
今日の記事を参考に、DAZNクルクルの悩みが解決するとうれしいです。