こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日はテレビ台(ローボード)のような大型家具をお金をかけずに、無料で処分する方法を紹介します。
誰でも引っ越しや部屋の模様替えで、家具を購入した経験があると思います。
新しい家具を買うと生活の質が向上したり気分転換にもなりますが、困るのは不要になった家具の処分方法ではないでしょうか?
最近では粗大ごみを捨てるのもタダではありません。
私はつい先日、以前から欲しいと思っていたテレビ台を購入したことで古い台がいらなくなりました。
その際、処分方法として考えたのは、
- ヤフオク・メルカリ・リサイクルショップなどで売る
- 不用品回収業者に引き取りに来てもらう
- 自治体でゴミとして出す
の3つです。
理想はオークションなどで売ることですが、元々の購入価格が激安のためリサイクルは無理と断念。
不用品回収業者の引き取りは、手数料が発生する。
で、最終的に選んだのが自治体でゴミとして出す方法です。
うちの自治体では大型家具をそのまま粗大ゴミとして出すと有料ですが、自分で解体し小さくすると無料になります。
そこで、居住地の枚方市を例にテレビ台の解体と粗ゴミで出す方法をまとめました。
家具を粗大ゴミとして出す方法を確認(枚方市)
テレビ台に限らず家具って木製用品が多いですよね?
私が処分したローボードも木製でしたので、まずは枚方市のホームページで粗大ごみを出す方法を確認しました。
すると粗大ごみは基本、2通りの処分方法があるみたいです。
大型ごみは有料
家庭から出される大型ごみのうち、幅・奥行き・高さの1辺が1m以上のものは有料で、1世帯につき月1回6点まで排出可能。
料金は品目やサイズによって異なる。
家具の場合は、
- 小300円(幅・奥行き・高さの1辺が1m以上のもの)
- 大600円(幅・奥行き・高さの2辺が1m以上のもの)
のどちらかに分類されます。
わが家のテレビ台はサイズ的に考えると、300円でいけそうです。
「300円なら出せよ!」と言われそうですが、そもそもごみを捨てるのにお金を払うという発想がありません。
さらに、枚方では有料ごみを捨てるのに、コンビニや役所でごみ処理券を購入する必要があって地味に面倒です。
幅・奥行き・高さ1m未満の粗ゴミは無料
というわけで、おすすめなのは解体して粗ゴミで出す方法。
幅・奥行き・高さ1m未満だと、粗ゴミとして月1回6点まで無料排出できます。
粗ゴミには木製用品も含まれており、コルクボード、すのこ、将棋セット、進物用の木箱などがこれに該当します。
点数の数え方と排出方法は以下の通り。
- 45リットル以下のポリ袋に入れて排出(1袋が1点)
- 3辺の合計が1.3m以内の段ボール箱に入れて排出(1箱1点)
- ひもくくりで排出(1束1点)
排出する際の注意点としては、袋は口をしっかりくくる。
段ボールは箱からはみ出さないようにし、ひもくくりの場合は、ごみを1m未満に収めなければなりません。
以上の条件を満たせば、テレビ台のような大型家具でも、1m未満にカットして粗ゴミとして出すことができます。
テレビ台の解体に必要な道具
さて、家具を自分で解体することを決めたら、必要な道具を揃えます。
テレビ台は幅が1m以上あるものが多いため、切るためのノコギリとネジを外すドライバーは必需品です。
自宅にある人はそれを使ってください。
・ノコギリ ・ドライバー ・ブルーシート(あれば便利)
のこぎりは折込タイプを選択
家具をカットするためのノコギリは、昔買った折込タイプを使いました。
巷ではDIYブームで、日曜大工や自宅で簡易的なリフォームをする人も増えていますが、私は全くやりません。
工具を使って作業するのは、家具の組み立てと解体のときぐらい。
なので、ノコギリ選びに強いこだわりはなく、ちゃんと切れてコンパクトに収納できて、低価格であれば良いという感じ。
で、選んだのが「シルキー(Silky) ゴムボーイ 万能目 121-21」です。
他のノコギリを持ってないので比較できませんが、以前家具を処分したときは初心者の私でも簡単に切れました。
のこぎりくず用にブルーシートを用意する
のこぎりを使うときの悩みは、切ったときにくずが大量に出ること。
室内で作業をするとくずで部屋を汚してしまいますし、家具の角が床や壁に当たって傷つくことも考えられます。
それらを避けるために、解体する際は下に何か敷きましょう。
新聞紙でもいいですし、何か大きな布とかでも。
前回、家具を解体したときに新聞紙を使いましたが、サイズが小さかったので今回はブルーシートを購入しました。
ユタカメイクのブルーシートは軽量で低価格、サイズは1.8m×1.8mです。
Amazonでのこぎりと一緒に注文すれば送料無料になるので、のこぎりのくず受けとしておすすめ。
実際にテレビ台を解体・切断してゴミとして排出
道具が揃って準備ができたら、テレビ台を解体して長さを1m未満に切断し、ゴミとして出す作業を始めます。
処分するテレビ台がこちら。
- チェストを撤去をする
- テレビをどけて棚を空にし解体の準備をする
- ドライバーでネジを外してテレビ台を解体
- のこぎりで板の長さを1m未満にカットする
- 解体した板をまとめて粗ゴミとして出す
チェストを撤去をする
枚方で粗ゴミとして無料排出できるのは、月1回6点まで。
一気に全て解体するのは大変ですし、ごみの量が増えるので段階的に作業することにしました。
というわけでチェストから撤去していきました。
チェストを解体したパーツは全て1m未満の長さに収まるため、この段階ではノコギリを使う必要はありません。
テレビをどけて棚を空にし解体の準備をする
本格的に解体するためにテレビをどけて、棚を空にします。
畳の上にブルーシートを敷いてテレビ台を載せてから作業に移ります。
ドライバーでネジを外してテレビ台を解体
ドライバーを使って、ネジを外していきます。
DIY好きや家具の組み立てなどをよくする人は、電動ドライバーを買っておくと効率よく作業が進められます。
私はこういう時しかやらないので、手動のドライバーしか持ってません。
テレビ台の解体が終わりました。
ネジがやたら多くて、ここまでの作業にかかった時間は20~30分ぐらい。
1mのアルミメジャーを置いてみたところ、板2枚のみが長さ1m以上でしたのでこの2枚をカットします。
のぎりで板の長さを1m未満にカットする
「シルキー(Silky) ゴムボーイ 万能目 121-21」で板を切っていきます。
アマゾンのレビュー通り、切れ味に全く問題はなく5分程度でテレビ台の板を切断することができました。
あまり力を入れなくても切れたので、女性や年配の人もできると思います。
このように結構きれいに切れました。
のこぎりくずもそれなりの量が出ますね。
ブルーシートを敷いてなかったら、この後の掃除が大変なので買っておいて正解でした。
解体した板をまとめて粗ゴミとして出す
最後に解体したテレビ台の板と部品を、段ボール箱に入れるか紐でくくるかして粗ゴミとして出します。
枚方では電話もしくはネット申し込んで、指定場所に置きます。
その際、ゴミ1点ごとに受付番号と名前を書いた紙を貼っておかないと、収集してくれません。
これで、無事に粗ゴミを無料で出す作業が完了しました。
テレビ台(ローボード)を自分で解体し無料のゴミとして処分する方法:まとめ
以上、テレビ台(ローボード)を自分で解体して無料のゴミで処分する方法を、枚方市を例に紹介致しました。
大型ごみの収集は、全国どこの自治体でも基本的に有料だと思います。
解体して小さくすれば無料になる点も恐らく同じではないでしょうか?
粗大ごみを無料で捨てるのができた時代を知っている人にとって、お金を払うのは抵抗があるハズです。
なので、大きな家具でも解体できそうなら、自分でやるのが無料でお得!!
ここで紹介したように、低価格で購入したノコギリでも家具の板ぐらいは簡単に切断することができます。
私が切った感覚では、女性や年配者でも問題ありません。
作業するのに多少の場所と時間、労力を使うデメリットはありますが、運動にもなるので健康に良いと思いますよ。