こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日はPanasonicの45L 1ドア小型冷蔵庫 NR-A50Dのレビューを書きます。
生活必需品の一つを挙げるなら、冷蔵庫は欠かせません。
料理を全くしない人でも飲み物を冷やすのに必要でしょう。
ただ、冷蔵庫は各メーカーがさまざまな商品を出しているので、どれを買ったらいいのか悩みますよね?
特に一人暮らしはサイズ選びに困ります。
「2ドアの冷蔵庫を買ったけど中身は常にスカスカな状態。」って人もいると思います。
個人的な経験から一人暮らしの場合、外食中心の生活だとは45L、自炊をする人は150L程度をおすすめします。
そこで、小型冷蔵庫のメリット・デメリットと購入したPanasonic NR-A50Dのレビューをまとめました。
小型冷蔵庫のメリット・デメリット
まずは、小型冷蔵庫のメリットとデメリットを紹介したいと思います。
- 価格が安い(10,000円前後)
- コンパクトなので場所を取らず移動も簡単
- 直令式のため霜取りが必要
- 間令式より少し音がうるさい
価格が安い
45Lの小型冷蔵庫を買う一番のメリットは価格の安さです。
Amazonなどのネット通販だと、10,000円前後で販売されている商品が多く、中には1万円を切るものも。
「学生や社会人1年目でお金がない!」という人にはありがたいですね。
ですが、低価格帯の冷蔵庫は聞いたことがないような、海外ブランドも多いため躊躇してしまいます。
故障しやすいとか、使い勝手が悪いとか・・・。
今の時代、家電はごみとして簡単に捨てることができません。
家電リサイクル法によって処分費用が発生するので、レビューや評判を調べてからの購入をおすすめします。
ちなみに、私は家電を選ぶ際に価格ではなく信頼を重視します。
白物家電はPanasonicを買うことが多く、経験上どの商品も耐久性が良いのでミニ冷蔵庫もパナソニックにしました。
コンパクトなので場所を取らず移動も簡単
45Lの冷蔵庫が重宝される理由は、価格とコンパクトなサイズです。
シンクの上、リビングやデスクの下に設置することも可能なので、飲み物が欲しいときに手の届く距離にあるとかなり便利。
これが150Lを超えるようなサイズだと、置き場所はキッチン周りに限られます。
引っ越しの際には一人で運べませんし、どかして掃除をしようにも女性や年配の人だと簡単には動かせません。
45Lのミニ冷蔵庫でもそれなりに重量はありますが、実際に持った感じでは普通に一人で抱えられる重さでした。
直令式のため霜取りが必要
小型冷蔵庫は格安でコンパクトな反面、1つ大きな難点があります。
それは、直令式のため霜が付きやすいこと!!
詳しく説明すると、小型冷蔵庫には庫内の上部に冷却器が設置されているのですが、ここに霜が付着していきます。
そのためドアを開閉するたびに空気に含まれていた水分が霜と化し、冷凍室にこびりつきます。
昔、駄菓子屋のアイスクリームケースは中がこんな状態でした。
最初は気にならない程度ですが、放っておくと徐々に大きくなるため、霜取りを行う必要が出てきます。
一方、2ドアタイプ以上の冷蔵庫は、間令式で庫外に冷却器が設置されています。
冷却器から出る冷気をファンの風を使って中を冷やすので、霜取りは不要。
でも、その分電気代がかかるのです。
間令式より少し音がうるさい
現在、私は自宅で146Lの間令式、仕事場で45Lの直令式を使っています。
2つの冷蔵庫を使って感じたのは、直令式の小型冷蔵庫の方が間令式よりも少し騒音が大きい気がすること。
ちなみに、間令式は2,012年製、直令式は2,020年製。
間冷式の冷蔵庫はかなり年季が入っているのに、音は静かに感じます。
ただ、これはあくまで個人的な意見です。
冷蔵庫のメーカーや機種によっても違うので、一般的に直令式の方が騒音が大きいのかはわかりません。
Panasonic冷蔵庫(NR-A50D)の詳細
では、私が購入したPanasonicの直令式、小型冷蔵庫(NR-A50D)のレビューを書いていきます。
まずは基本情報から
商品名 | Panasonic パーソナルノンフロン冷蔵庫 |
品番 | NR-A50D-W |
カラー | ホワイト |
本体サイズ | 49.6×46×48.8cm |
本体重量 | 15kg |
容量 | 45L |
電圧 | 100ボルト |
ドアの開き方 | 右開き |
製造年 | 2021年 |
付属品 | 製氷皿・取扱説明書 |
45Lの冷蔵庫はPanasonicの商品では最小サイズ。
カラーもホワイトのみなので、迷うことはありません。
メーカー情報によると商品の売りは、
- 消費電力量を以前よりも低減
- 業界トップクラスの静音性
- シンプルなデザインとコンパクトなサイズ
とのことです。
同タイプの他社製品を使ったことがないため、機能の比較はできませんが、今のところおおむね満足しています。
輸送箱と商品内容
届いた輸送箱はこんな感じ。
ほぼ正方形に近い形をしているため、1人では持ちにくいかな。
上から箱をカパッと外すと、台座に乗った冷蔵庫が出てきました。
冷蔵庫の裏面。
直令式だからと言って、何か設定が必要なわけではありません。
箱の中身は「冷蔵庫本体」、「製氷皿」、「取扱説明書」、「保証書」の4点でした。
冷蔵庫本体
ドアを開けてみました。
一番上に「製氷コーナー」、その下に露受け皿がって、さらに下はトレイで2段に仕切られた冷蔵コーナーになっています。
右のドア裏は小物棚とドリンク棚という構成。
温度調節は1~強まで9段階。
目盛を上げ過ぎると霜ができやすくなります。
製氷コーナーでは氷を作ることは可能ですが、冷凍庫ではないため冷凍食品やアイスクリームなどの保存はできません。
付属品はドリンク棚に入っていました。
ラベルによるとインドネシア製みたい。
直令式小型冷蔵庫の使い方
Panasonicの直令式冷蔵庫の使い方は簡単。
面倒な初期設定など不要で、設置したい場所に移動しプラグをコンセントに挿すだけですぐ使えます。
シンクの上に置くと高さ的に中の物が取りやすい。
グラグラするのでおかしいと思ったら、前方右下の調整脚を回して脚を床面まで降ろし、固定する仕組みのようです。
冷蔵庫が安定したら、プラグをコンセントに挿す。
電源が入ると冷蔵庫の本体側面は熱くなりますが、不具合ではなく徐々に庫内が冷えていきます。
マニュアルの説明では冷えるまで4時間程度のこと。
氷をつくってみた
製氷コーナーと製氷皿があるので、試しに氷を作ってみました。
氷の作り方は、
- 製氷皿に水を注いで冷却器の上に置く。
- 温度調節ダイヤルを「6」以上にする。
- 氷ができたら製氷皿の両端を持ってひねり外す。
- 続けて氷をつくらないときは、温度調節ダイヤルを元に戻す
の4ステップです。
温度調節ダイヤルを「8」にして一晩寝かせると氷が完成。
アイスクリームは本当に冷凍できない?
取扱説明書には製氷コーナーで冷凍食品、アイスクリームなどの保存はできないと書いています。
そこで井村屋のあずきバーで実験してみました。
最大限に冷やすため、箱から出して製氷コーナーに一晩放置。
温度調節ダイヤルは氷を作ったときと同じ「8」にしました。
翌日、冷蔵庫から出して袋を開けると四角の原型は崩れてる。
でも普通に食べれそう。
味見した感想は「まあ、食べられるけど、あずきバー特有の硬さがなくシャーベット」のようでした。
やはり、カチカチの冷凍保存は難しいようです。
霜取りの方法は?
直令式の小型冷蔵庫を使う最大のデメリットは、霜取りが必要なこと
です。
冷却器に霜が付いてそれが巨大化すると冷却機能が低下するだけでなく、電気代も余分にかかります。
必ず霜取りをしましょう。
タイミングは霜が約1cm付着したら。
やり方は、
- 製氷コーナーと露受け皿の食品を中央のトレイに移す。
- 温度調節ダイヤルを「切」にする。
- 霜取り終了後、冷却器と露受け皿に付着した水を布で拭き取る。
- 温度調節ダイヤルを元に戻して、庫内が冷えてから食品を戻す。
という流れになります。
Panasonic 1ドア冷蔵庫 NR-A50Dのレビュー:最後に
以上、Panasonicの1ドア冷蔵庫(NR-A50D)を紹介させて頂きました。
オフィスにNR-A50Dを導入してから1年以上が経過しましたが、現在のところ気になる問題点はありません。
良く冷えますし、音も静かです。
それと比べたらNR-A50Dは全然マシ!!
ですが、直令式のため霜取りが面倒なのは確かです。
霜取りをするときは、冷蔵庫の中身を空っぽにする必要があるため、余計な手間と時間がかかります。
なので、NR-A50Dは外食派やサブ冷蔵庫として使う人に最適だと思います。