こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日は初めてロードバイクを買った人が、自転車以外に最初、どんな装備品を揃えるべきか書いていきます。
ロードバイクといえば、ガチ系の自転車というイメージですよね?
サイクリングロードに行けば確かにレーサーっぽい人が多く走っています。
でも、最近は通勤や通学など街乗りの移動手段としても人気なんです。
目的地まで「早く」「楽に」「かっこよく」行ける点でロードバイクはおすすめです。
車もバイクも所有してない私にとって、もう自転車のない生活は考えられません。
ただ、少し痛かったのは自転車本体が高額なだけでなく、最低限必要な装備品が思ったよりたくさんあったこと。
ママチャリとほぼ同じだと思っていたので、驚きの連続でした。
例えば、サドル位置の調節に六角レンチがいるし、空気入れも違う。
そこで今日はゆるポタサイクリストの私が、自転車以外に購入したアイテムをざっとまとめてみました。
法律上必要なもの
まずは、装備品で法律上必要なものから。
ロードバイクは余計なパーツを極力減らして軽量化を図っている自転車なので、付属品も限定的です。
自分で買って取付ける必要があるのです。
その中で法律、または条例で取り付けが義務付けられているのは下記の3点。
- ブレーキ(制御装置)
- ベル
- フロントライト・リアライト(反射板)
ベル
道路交通法ではベルの装備が義務付けられています。
ロードバイクは基本的にベルがついていないので、買っておきましょう。
音がきちんと鳴るものであれば安いもので大丈夫です。
というのも、歩行者に道を開けてもらう目的でベルを鳴らすのはNGだから。
「警笛鳴らせ道路標識」が設置された区間でのみ鳴らさなければいけません。
なので、ぶっちゃけ使用頻度は少ないです。
私はCAT EYEというメーカーのベルを購入しました。
キャットアイは自転車部品の開発・製造をする企業として有名でライトは定番商品となっております。
ハンドルのフレームに取付けました。
フロントライト
夜自転車に乗るときは、フロントライトをつける必要があります。
昼間しか乗らない人でも、トンネルや地下道などの暗い場所を走行する機会はあるので必ず装着しておきましょう。
とくに街灯の少ない道を走る機会が多い人は、ライトの明るさが重要です。
最初から600ルーメン以上の明るさがあるライトを買うと安心です。
私はロードバイクを買った当初、低価格という理由でブリヂストンのスリムセーフティライトを購入しました。
普段の街乗りだとこれでも十分に安全走行できます。
でも、街灯の少ない道や河川敷などを夜間走行すると、全然前が見えない。
ということで途中で「キャットアイ VOLT800」に買い換えて今はこれを使っています。
実際にVOLT800をつけて走行すると、もう明るさが全く違いました。
真っ暗な河川敷でも前がハッキリ見えて安心して夜走れるので、もっと早く買っておくべきだったと後悔しています。
リアライト(反射板)
後ろはリアライト、もしくは反射板の設置が義務付けられています。
ロードバイクは車道の左側を通行するのがルール。
普通のママチャリは歩道を走るため反射板でも十分ですが、車道を走るロードバイクはライトを設置する方がより安全です。
ライトの明かりで後ろから来る車に自分の存在を知らせることができますからね。
リアライトはCAT EYEを購入しました。
後ろのライトってつけるのが面倒ですよね?
でも、このライトは外が暗くなると勝手に点灯するので、つけ忘れても安心です。
法的義務はないけど初心者の必需品
次にロードバイクに乗るうえで、ないと困るものを挙げていきます。
空気入れ
ロードバイクのタイヤはママチャリとは異なります。
タイヤがより細いため空気の入る量が少なく、空気圧も高い。
空気圧が高いと空気が抜けるペースも早くなり、ママチャリよりも頻繁に空気を入れなければなりません。
バルブも違っていてママチャリは「英式バルブ」。
一方、ロードバイクは「仏式バルブ」なので、それに対応した空気入れが必要です。
初心者の私も真っ先に、専用の空気入れを買いました。
「仏式バルブ」に対応したパナレーサーの空気入れです。
低価格ですが空気圧ゲージ付きで、入れやすさ抜群。
軽くて持ち運びも便利なおすすめ商品です。
鍵
自転車の鍵も標準装備されていないので用意する必要があります。
ただ、難しいのが選び方。
ロードバイクはエントリーモデルでも10万円近くする高価な自転車です。
新品の自転車をマンションの共同駐輪場に止めていると、いつか盗難にあうのではないかと心配になるもの。
それを避けるためには切断されにくい頑丈な鍵をつけるのが効果的です。
でも、盗難防止に優れた鍵は重いのが難点!!
私の場合、最初は盗難が心配でドイツ製の頑丈な鍵をつけていました。
1年ほど経過し自転車に中古感が出てきたタイミングで、より使いやすいシンプルなのに変えた感じです。
六角レンチ
レンチと聞くと自転車屋が使うプロの道具というイメージです。
ロードバイクを買ったばかりの初心者がいきなり自分で整備をしたり、アップグレードすることはないと思います。
やるとしても、サドルやハンドルの調整ぐらいでしょう。
ただ、そのような作業でも必要になってくるのが六角レンチです。
ママチャリとは違って、ロードバイクにはサドル調整レバーがありません。
シーポストの上にある六角ボルトを緩めて高さ調整します。
スポーツ自転車の場合、ほぼ全てのネジが六角タイプです。
自転車では主に2mm~10mmの六角レンチを使用するため、お得なL字型のセットを最初に買っておけば十分です。
100均の六角レンチは耐久性に問題があるので注意が必要です。
状況によって必要なもの
今度は自転車に乗る状況によっては、必要となるものです。
ヘルメット
ロードバイクに慣れてくると、意識しなくてもスピードが出ます。
通勤・通学の街乗りレベルでも車道なら時速20~30kmで走りますし、下り坂は自然と時速30km以上に達します。
その状態で、もしバランスを崩して倒れたり、衝突したら?
ヘタをすれば命を落とす危険性があるのです。
なので、交通量が多い道路を毎日通るような人は、身の安全を守るためにヘルメットの着用をおすすめします。
ちなみに、ヘルメットの着用は義務ではなく私も通勤ではかぶりません。
本当は着用した方がいいのでしょうが、仕事場までは10分程度で、人通りの少ない道をゆっくりと走行してますからね。
なしでもいいかなと。
でも、遠出のサイクリングをするときは必ず着用しています。
ボトルケージ
サイクリングするときに重宝するアイテムです。
ロードバイクには基本的に2つの「ボトルケージ」を取付けることができて、ボトルをセットすることができます。
普段の街乗りでは不要なので、遠出するタイミングでつけるといいでしょう。
ボトルゲージに関しても安い商品で十分だと思います。
取付け自体も簡単で、六角レンチでネジを固定してつけます。
チェーン洗浄剤+オイル
自転車は定期的にメンテナンスをすることで快適に走ることができます。
ロードバイクを始めた最初の頃は、購入した自転車屋に持ち込んで定期的に点検してもらうと思います。
メンテナンスにはお金がかかるし行くのも面倒。
なので、簡単な日々のメンテナンスは自分でするようにしましょう。
私がやっているのはチェーン汚れの清掃と注油です。
専用の洗浄剤でチェーンの汚れを落としてから、オイルを注油するのを月1回程度してくださいとのこと。
スプレータイプは初心者にも使いやすいです。
サイクルコンピューター
サイクリングに行くと気になってくるのが走行時のデータです。
スピードや距離にこだわらないゆるポタなサイクリングでも、
- 今どれぐらいの速度で走っているのか?
- 本日の走行距離は?
- 合計何時間走った?
などの基本的な情報は知りたいですよね?
そんなロードバイク初心者におすすめなのが、
CATEYE QUICK(キャットアイクイック)というサイクルコンピューターです。
このサイコンは、基本的な機能のみ搭載されたビギナーモデルで、街乗りレベルのサイクリストに人気の商品です。
私はロングライドに出掛けるときだけ、セットして測定しています。
パック修理セット
遠出をするとサイクリング中のパンクが心配になります。
街中でパンクした場合、近くの自転車屋を探して行けば修理してもらえます。
一方、問題は田舎を走っているときで、もしパンクしたら、そもそも自転車屋自体が少ないので、自分で直すしかありません。
その時は、自分で直す方法をまだ知らず道具もない。
近くの自転車屋を検索して、5kmほど田んぼ道を歩きパンクを直しに行った苦い思い出があります。
以降、パンクの修理方法を学んで、今は準備万端にして出かけます。
出先でパンク修理するにあたって、必要なアイテムは以下の3点。
これらを自転車に取付けられるフレームバッグに入れて、ロングライドをするときに携帯するようにしています。
サングラス
紫外線や目にゴミや虫が入るのを防ぐために必要です。
川沿いのサイクリングロードや海岸を走っていると、もろに直射日光を浴びますし、結構な確率で虫が当たります。
頭にまとわりつく小さな虫が、とくに目に入りやすいです。
それと個人的にサングラスをかけることで春先は花粉症対策にもなるのでおすすめ。
メガネをかけている人は、上からかけられるオーバーサングラスもありますよ。
インナーパンツ
ロードバイクのサドルはママチャリと比べると、細くて固い
のが特徴です。
最初の頃は2~3時間走るだけでお尻が痛くなる人も。
毎日乗ってるうちに慣れてきて痛みをあまり感じなくなりますが、それでも長距離を走るとお尻に負担はかかります。
痛みがキツイ人はサイクルパンツかインナーパンツをはくといいでしょう。
どちらのパンツも股間からお尻にかけてパッドが入っているため、走行中の痛みが軽減されます。
ただ、私はピタピタなサイクルパンツが好きではありません。
なのでサイクリング用のパンツではなく、普通のズボンの下にインナーパンツを履くスタイルで自転車に乗っています。
お気に入りはPEARL IZUMIという国内のメーカーです。
サイクルジャージ
金銭的に余裕がある人はサイクルジャージも揃えるといいでしょう。
見た目は一般的なスポーツジャージと同じに見えます。
違いはサイクルジャージは風邪の抵抗を減らすために、より細身で、袖口が狭く、ポケットも背中についている点。
普通の服のようにバサバサとならず、スピードを維持することができます。
サイクリングを堪能するのに持っておきたいアイテムの一つですね。
インナーパンツ同様におすすめはPEARL IZUMIです。
私は冬物のジャケットと夏用の半袖ジャージを持っています。
裾バンド
通勤・通学でロードバイクに乗る人に必須のアイテム。
ママチャリとは違ってロードバイクにはチェーンガードがついていません。
常にチェーンやギアが露出した状態なのです。
そのため、カジュアルなズボンを履いて自転車に乗ると、ここにズボンの右裾が当たって黒い油汚れがつくのです。
私はロードバイクに乗り始めた頃、ズボンに汚れがつくのを知らなくて、気づいたら裾が真っ黒になっていました。
対策として自転車用のパンツを履くことを考えましたが、普段着でも乗りたい。
そこで、裾バンドを使うようになったのです。
ロードバイク初心者のゆるポタサイクリストに必要な装備品は?:最後に
以上、ロードバイク初心者でゆるポタサイクリスト向けの装備品紹介でした。
私は通勤での街乗りと、休日軽くサイクリングする程度ですが、振り返ると様々な自転車用品を買っていますね。
今後もちょくちょく増えるでしょう。
その経験から、最初はベル・ライト・空気れ・鍵・六角レンチが絶対必要。
他は日々乗っていく中で、必要なもの・欲しいものを追加していけばいいと思います。
ロードバイクは自転車だけで10万円以上するにも関わらず、車体の付属品は最低限のものしかついていません。
とにかくお金がかかる。
安全走行のために定期的なメンテナンスや部品交換も必要ですからね。
なので、出品を抑えるためにも、装備品は高すぎず安すぎず、コスパ重視で選ぶことをおすすめします。