こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日はHDMIケーブルを使ってノートパソコンの画面を、テレビに映す方法を紹介したいと思います。
ノートPCは持ち運びに便利ですが、画面が手狭なのが難点ですよね?
デスクトップと比べると作業効率が悪く、動画視聴は迫力に欠ける。
別途モニターを買えば悩みは解決しますが、一人暮らしの狭い部屋にテレビとモニターの2台を置くと邪魔で仕方ありません。
最近のノートパソコンとテレビには、HDMI端子がついています。
HDMIケーブルを買って接続すれば、誰でも簡単にパソコン画面をテレビに映して楽しむことができるのです。
中には「テレビにHDMI端子がない」って人もいるかもしれません。
そこで、HDMIがあるテレビとないテレビ、それぞれをノートパソコンに接続する方法をまとめました。
Contents
パソコン画面をテレビに映すのに必要なもの
では早速、ノートパソコンとテレビをHDMI接続して、テレビの大画面で視聴できる環境を構築してみましょう。
とりあえず必要なものはテレビとパソコン、そしてHDMIケーブルの3つ。
で、もし家のテレビにHDMI端子がない場合は、HDMI変換器というアイテムも必要になります。
これがあれば、古いテレビでもパソコンの画面を映すことができます。
今回は例として私の家にある下記の製品を使って、PCとTVをつないでみます。
- ノートパソコン (NEC PC-HZ650DAS 2016年発売)
- 液晶テレビ HDMI端子あり (Sony KJ-40W730C 2016年発売)
- 液晶テレビ HDMI端子なし (Panasonic TH-32LX50 2005年発売)
- HDMIケーブル (Sony DLC-HE10HF)
- 3RCAビデオケーブル(赤白黄のケーブル)
- GANA HDMI to RCA変換コンバーター
ノートパソコンと液晶テレビ
ノートパソコンは2016年に発売されたNECのPC-HZ650DASです。
私の記憶が正しければ、パソコンにHDMI端子がつくようになったのは2010年あたりからではないでしょうか?
現在では、ほぼ全てのノートPCにHDMIが付いていると思います。
一方、テレビはSony KJ-40W730Cと、実家にある古い2005年製のPanasonic TH-32LX50を使います。
Panasonicのテレビには、HDMI端子がありません。
テレビは古くても大丈夫ですが、PCのHDMI端子がない古いモデルは、セキュリティー面の危険性があるので注意してください。
なので、もしサポート切れのOSが入っているパソコンを使っている人は、最新モデルに変えることをおすすめします。
HDMIケーブル、3RCAビデオケーブル、HDMI変換器
HDMIケーブルも既に、家にあるものをそのまま使うことにしました。
普段はDVDプレーヤーとつないでいる、Sony DLC-HE10HFを一時的に外して、パソコンと接続したいと思います。
もし新たに購入する場合は、Type-Aのハイスピードがコスパ的におすすめ。
個人的な好みで、家電やガジェット系は国内ブランドをよく買います。

あとは、HDMI端子がないテレビと接続する「3RCAビデオケーブル」とHDMIの変換器が必要ですね。
懐かしの赤白黄の3RCAケーブル。
RCAをHDMIに変える変換器はケーブルタイプとコンバータータイプがあり、私は割安なコンバーターの方を選びました。
HDMI変換器は「HDMI to RCA」と「RCA to HDMI」の2種類が販売されていますが、パソコンの画面をテレビに映す場合に必要なのは「HDMI to RCA」です。「RCA to HDMI」をつないでも動作しないので注意しましょう。
パソコン画面をHDMI端子付きのテレビに映す方法
準備ができたら、パソコンをHDMI端子付きのテレビに接続してみます。
テレビにHDMI端子がついていると、単にHDMIケーブルでパソコンとテレビをつなぐだけなのでとても簡単。
パソコンは外出用として愛用している、NECのPC-HZ650DASです。
パソコン右側面のコネクタ(差込口)にHDMIケーブルを差し込む。
HDMIケーブルは映像と音声をデジタル信号で伝送できるのが特長です。
高解像度の映像も元のクオリティのまま大画面のテレビに映すことができます。
続いてテレビの背面にある、HDMI入力コネクタを確認。
ノートパソコンとテレビをHDMIケーブルでつなぐことができました。
ノートパソコンの画面がテレビのスクリーンにも映りました。
とくに面倒な設定は必要ありません。
こんな感じでテレビの大画面だと、悟空の瞬間移動も迫力満点!!
パソコン画面をHDMI端子がないテレビに映す方法
続いて、パソコン画面をHDMI端子がないテレビに映す方法を説明致します。
テレビにHDMI端子がつくようになったのは2006年ぐらいかな?
うちの実家にある、Panasonic TH-32LX50は2005年製のため購入時はHDMI端子が付いていませんでした。
テレビの背面を見ると、ご覧の通りコンポジット端子(RCA)のみ。
ここでHDMI変換器の出番となります。
手順は下記の通り、
- 3RCAビデオケーブル(赤白黄のケーブル)をHDMI変換器に接続
- HDMI変換器とパソコンをHDMIケーブルで接続
- HDMI変換器とパソコンをUSB給電ケーブルで接続
- HDMI端子がないテレビに映る
GANA HDMI to RCA変換コンバーターを用意
HDMIをRCAに変換するコンバーターです。
アマゾンを検索すればいくつか商品がヒットしますが、「GANA HDMI to RCA変換コンバーター」を買いました。
商品内容は本体、USB給電ケーブル、取扱説明書、お礼状です。
中国の会社だと思いますが、保証期間は1年でカスタマーサポートのメールアドレスも記載されているため安心できます。
試しに連絡してみたところ、日本語で丁寧な返信を頂きました。
本体のサイズは縦6cm、横6cm、高さ2cmとコンパクトサイズ。
HDMI変換器の詳細
HDMI変換コンバーターには3ヶ所の接続コネクタがあります。
側面の手前にあるのが、USB給電用の「USB電源給電用コネクタ」と「NTSC/PAL切替えスイッチ」の2つ。
安定した電力供給のために、付属のケーブルで必ず接続してください。
NTSCとPALのスイッチにつきましては、ご使用機器に合わせて切り替えるのですが、通常はNTSCで動作すると思います。
右側には3RCAビデオケーブル出力用のコネクタ。
左側はHDMI入力コネクタとなっています。
HDMI変換コンバーターを使ってつないでみた
接続方法はまず、HDMI変換器にそれぞれのケーブルをつなぐ。
で、HDMIケーブルとUSB給電ケーブルの反対側をパソコンと接続。
3RCAビデオケーブルの反対側はテレビとつなぐと作業完了です。
パソコンの画面をテレビのモニターに映すことに成功しました。
残念ながらHDMIケーブルで直接つないだ時と比べると、HDMI変換コンバーター経由の画像は綺麗ではありません。
テレビが古いのも原因ですが、アナログっぽさが出てしまう点は仕方ありません。
HDMI変換コンバーターを使って映らない場合は?
HDMI変換器につないでも映らない場合は、下記の2点を確認してください。
- HDMI to RCA変換コンバーターを使用しているか
- NTSC/PAL切替えスイッチがNTSCになっているか
やってしまいがちなのは、HDMI変換コンバーターの購入間違い。
「HDMI to RCA変換コンバーター」と「RCA to HDMI変換コンバーター」の2種類が販売されています。
よく似ていますが、今回必要なのはHDMI to RCAです。
RCA to HDMIを使ってもテレビには映りません。
HDMI to RCAを使っているのに映らない場合は、NTSC/PAL切替えスイッチがPALになっている可能性を疑ってみましょう。
試しにPALにすると白黒のノイズが出ました。
HDMI変換器のスイッチをPALからNTSCに切り替えます。
白黒とノイズが共に解消されて、悟空が綺麗に映るようになりました。
上記2つの方法を試しても解決しない場合は、テレビかHDMI変換コンバーターに不具合の可能性があります。
カスタマーサービスに連絡して下さい。
ノートパソコンの画面をHDMI接続でテレビに映す方法は?:最後に
以上、ノートパソコンの画面をHDMI接続でテレビに映す方法を紹介しました。
一番簡単な方法はHDMI端子付きのノートパソコンとテレビを買って、HDMIケーブルでつなぐ方法です。
ただ、HDMI端子がないテレビを活用したい人も多いと思います。
そんなときの接続方法として、HDMI変換コンバーターを利用してください。
私が使っている、GANAのコンバーターはリーズナブルな商品です。
接続方法が簡単で保証期間は1年、カスタマーサービスも迅速丁寧でした。
変換器を買うとすれば、この商品で問題ないと思います。
唯一の欠点は、画質に少し難があることですね。
まあ、アナログを無理やりデジタル化するので、他社のHDMI変換コンバーターを使っても同じ現象が起こるのでしょう。
古いテレビを活用できる点で満足するしかありません。
ノートパソコンの画面を大きなスクリーンに映したい人は、今日の方法でテレビと接続してみて下さいね。