こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日はゆうパックを通常料金よりも割引価格で、安く送ることができるスマホ割について詳しく書いていきます。
消費税増税や人件費高騰の理由で年々物価は上昇しますよね?
2017年にヤマト運輸が27年ぶりに宅急便の運賃を改定したことに続いて、日本郵便もゆうパックの値上げを発表しました。
私は個人輸出入の起業家として、毎日数多くの商品を発送しています。
以前は日本郵便と後納契約を結んでいたお陰で、通常より安い金額で荷物を送れてましたが特約料金も改悪されたのです。
そこで、他に安く送れる方法がないか探して見つけたのが、この「ゆうパックスマホ割」というサービス!!
早速登録して使ってみると、スマホがあれば簡単に送れる。
送り状を書く手間と印刷も不要。
さらに、料金は通常のゆうパックより安いメリットが多かったので、アプリの使い方と料金をまとめてみました。
ゆうパックの通常料金とスマホ割を比較
まず、ゆうパックの通常料金とスマホ割の料金を比較して、スマホ割がどのぐらいお得なのか見てみましょう。
ゆうパックスマホ割には下記の3つの割引制度があります。
- ゆうパック基本運賃から180円割引
- 郵便局受取割引(100円割引)
- 継続利用割引(年間10個以上の発送で、翌月から10%割引)
通常のゆうパックは、荷物を郵便局に持ち込むと120円割引してくれます。
一方、スマホ割は180円とこの時点で60円もお得!!
また、荷物の受け取り場所を自宅ではなく郵便局に指定すると、基本運賃180円プラス100円の割引が適用されます。
それともう一つ。
前月までの1年間に10個以上の荷物を発送すると、さらに10%継続割引されます。
もちろん基本運賃180円、郵便局受取割引100円との併用割引可能です。
大阪から80サイズの荷物を送った場合の運賃を表にしました。
スマホ割がどれだけお得か確認してください。
関東 信越 九州 | 東北 | 北海道 | |
通常料金 | 1,200円 | 1,230円 | 1,750円 |
通常持込割引 | 1,080円 | 1,110円 | 1,630円 |
スマホ割 | 1,020円 | 1,130円 | 1,570円 |
スマホ割+継続割 | 918円 | 1,017円 | 1,413円 |
スマホ割+最大割引 | 828円 | 927円 | 1,323円 |
大阪 | 北陸 東海 中国 四国 近畿 | 沖縄 | |
通常料金 | 1,030円 | 1,200円 | 1,630円 |
通常持込割引 | 910円 | 1,080円 | 1,51円 |
スマホ割 | 850円 | 920円 | 1,450円 |
スマホ割+継続割 | 765円 | 918円 | 1,305円 |
スマホ割+最大割引 | 675円 | 828円 | 1,215円 |
表を見る限り、スマホ割はかなりお得なサービスではないでしょうか?
ちなみに、スマホ割の支払いはクレジットカード決済のみです。
使い勝手の良い楽天カードとかを登録しておけばポイントのおまけもついてきます。
公式サイトへのリンクです
ゆうパックスマホ割には、「かんたんSNSでお届け」機能で住所の分からない相手にも荷物を発送することができます。
受取人が郵便局、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、はこぽすの中から受取場所と配達日時を指定して、自分のライフスタイルに合わせて自宅以外で荷物を受け取れますが、100円割引対象となるのは郵便局で受取る場合のみです。
ゆうパックスマホ割で郵便物を送る流れ
スマホ割のお得度を理解して頂いたと思いますので、今度は登録から発送までの流れをざっと解説していきます。
ゆうパックスマホ割を使って荷物を発送するまでの手順をまとめました。
- ゆうびんIDの登録をする
- スマホ割アプリのダウンロードと初期設定
- 宛名ラベル作成とクレジットカード決済
- スマホと荷物を持って郵便局へ
- ゆうプリタッチで二次元コードをスキャンしラベル印刷
- 荷物に貼って窓口に出して完了
ゆうびんIDの登録をする
ゆうパックスマホ割アプリを利用するには、ゆうびんIDの登録が必要になります。
ゆうびんIDは日本郵便が提供する無料のサービス。
取得すれば荷物の集荷や再配達などをより便利に使うことができます。
スマホ割アプリのダウンロードと初期設定
ゆうパックスマホ割
Japan Post Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
ゆうびんID登録が終わったら、次はゆうパックスマホ割のアプリをダウンロードして初期設定をします。
ゆうパックスマホ割アプリを起動してログインすると、トップ画面に切替わります。
左上のメニューから「設定」をタップし、「ご依頼主情報」「お支払いカード情報の確認・変更」をそれぞれ登録。
「ご依頼主情報」と「お支払いカード情報の確認・変更」の設定は初回のみで、最初にここを設定しておくと、毎回入力する手間が省けて楽になります。
あて名ラベル作成とクレジットカード決済
荷物を送る際の、あて名ラベル作成に入ります。
トップの「あて名ラベル作成」→「直接お届け」→「ご依頼主から引用」と順番にタップしていきます。
ご依頼主は、引用をタップするだけで自動的に入力されます。
続いて「お届け先」「荷物の詳細情報」を入力し、情報に間違いないか確認。
入力する項目は通常のゆうパックを出すときに使う、手書き用の伝票と全く同じです。
問題がなければ作成したあて名ラベルを登録し、支払い手続きに移る。
支払い手続きの画面には、割引運賃が適用された金額が表示されます。
スマホ割の180円と継続利用割引の77円が引かれて、693円が今回の送料。
クレジットカード決済が完了すると、二次元コードを発行。
あとは荷物とスマホを持って郵便局へ行く流れとなります。
スマホと荷物を持って郵便局へ
実際にゆうパックスマホ割のアプリを使って、郵便局から荷物を発送してみました。
スマホ割は通常のゆうパックよりも料金が安い分、荷物は全て持ち込みで集荷には対応していません。
ゆうプリタッチで二次元コードをスキャンしラベル印刷
郵便局へ行くとこのような、ゆうプリタッチという機械があります。
スマホ画面に二次元コードを表示して、青色の枠で囲った部分にかざすと出荷ラベルが出てくるというわけです。
で、ラベルの上2枚を荷物に貼って出し、下2枚を局員に渡します。
最後、「ご依頼主控」を貰えるので、荷物が届くまで一応保管しておきましょう。
ゆうパックスマホ割の使い方と料金は?:最後に
以上、ゆうパックスマホ割アプリの使い方と料金を解説させて頂きました。
料金の安さと手書き、印刷不要なお得なサービスです。
特に継続利用割引の10%が適用されるようになると、お得感がグッと増します。
最初の10個は180円割引のみですが、そこをクリアすると後は毎月1個出荷のペースで、永久に継続利用割引の対象となります。
ヤフオクやメルカリに出品していれば、年間10個のハードルは決して高くありません。
スマホ割のデメリットはスマホかタブレット端末が必要なのと、郵便局まで荷物を持ち込む必要がある点でしょうか。
もう通常のゆうパックだと1,000円以下で送るのは難しくなってきました。
恐らくゆうパックの料金値上げは、今後も実施される可能性が高いです。
なので、荷物は通常料金よりも安いスマホ割で送って、浮いたお金を他に回す習慣を身に着けておくと良いと思います。