こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日は節約ネタで、ゆうパックを通常料金よりも割引価格で安く送ることができるスマホ割について詳しく書いていきます。
私は個人輸出入の起業家として、毎日国内外に数多くの商品を発送しているため日本郵便の枚方北郵便局と後納契約を結んでいました。
後納契約のメリットは、1か月に出した郵便物の料金を翌月にまとめて支払いできること。
これにより毎回料金を支払う手間が省けるだけでなく、一定の条件を満たす事で通常より安い金額で荷物を送れる特約契約の恩恵も受けることができます。
ところが、消費税増税や人件費高騰の理由で郵便料金が徐々に値上げされ、それに合わせて特約料金も改悪されました。
そこで、他に安くなる発送方法がないか探したところ、「ゆうパックスマホ割」というお得なサービスが始まったようです。
実際に使ってみるとスマホさえあれば誰でも簡単に、特約運賃よりも安い料金でゆうパックを送れることがわかったので、今回送り方をまとめてみました。
Contents
ゆうパックの通常料金とスマホ割を比較
まず初めに、ゆうパックの通常料金とスマホ割の料金を比較して、スマホ割がどのぐらいお得なのか見てみましょう。
ゆうパックスマホ割には下記の3つの割引制度があります。
- ゆうパック基本運賃から180円割引
- 郵便局受取割引(100円割引)
- 継続利用割引(年間10個以上の発送で、翌月から10%割引)
通常のゆうパックは、荷物を郵便局に持ち込むと120円の割引を受けることができますが、スマホ割は180円とこの時点で60円もお得!!
また、荷物の受け取り場所を自宅ではなく郵便局に指定すると、基本運賃180円プラス100円の割引が適用されます。
それと、前月までの1年間に10個以上の荷物を発送をすれば、基本運賃180円と郵便局受取100円割引された上で、さらに10%の継続割引が受けられます。
大阪からゆうパック80サイズで全国各地に荷物を送る場合を想定して、スマホ割のお得度を下記の表で比較してみてください。
関東 信越 九州 | 東北 | 北海道 | |
通常料金 | 1,200円 | 1,230円 | 1,750円 |
通常持込割引 | 1,080円 | 1,110円 | 1,630円 |
スマホ割 | 1,020円 | 1,130円 | 1,570円 |
スマホ割+継続割 | 918円 | 1,017円 | 1,413円 |
スマホ割+最大割引 | 828円 | 927円 | 1,323円 |
大阪 | 北陸 東海 中国 四国 近畿 |
沖縄 | |
通常料金 | 1,030円 | 1,200円 | 1,630円 |
通常持込割引 | 910円 | 1,080円 | 1,51円 |
スマホ割 | 850円 | 920円 | 1,450円 |
スマホ割+継続割 | 765円 | 918円 | 1,305円 |
スマホ割+最大割引 | 675円 | 828円 | 1,215円 |
比較表を見る限り、スマホ割はかなりお得で満足できるサービスではないでしょうか?
スマホ割の支払いはクレジットカード決済オンリーのため、使い勝手の良い楽天カードを登録しておけばポイントのおまけもついてきます。
公式サイトへのリンクです
ゆうパックスマホ割には、「かんたんSNSでお届け」機能で住所の分からない相手にも荷物を発送することができます。
受取人が郵便局、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、はこぽすの中から受取場所と配達日時を指定して、自分のライフスタイルに合わせて自宅以外で荷物を受け取れますが、100円割引対象となるのは郵便局で受取る場合のみです。
ゆうパックスマホ割で郵便物を送る流れ
スマホ割でゆうパックを送ればお得だと理解して頂いたと思いますので、今度は登録から発送までの流れをざっと解説していきます。
ゆうパックスマホ割を使って荷物を発送するまでの手順をまとめました。
- ゆうびんIDの登録をする
- スマホ割アプリのダウンロードと初期設定
- 宛名ラベル作成とクレジットカード決済
- スマホと荷物を持って郵便局へ
- ゆうプリタッチで二次元コードをスキャンしラベル印刷
- 荷物に貼って窓口に出して完了
ゆうびんIDの登録をする
ゆうパックスマホ割アプリを利用するには、ゆうびんIDの登録が必要になります。
ゆうびんIDは日本郵便が提供する無料のサービスで、取得すれば荷物の集荷や再配達などのサービスをより便利に使うことができます。
スマホ割アプリのダウンロードと初期設定
ゆうびんID登録が終わったら、次はゆうパックスマホ割のアプリをダウンロードして初期設定をします。
ゆうパックスマホ割アプリを起動してログインすると、トップ画面に切替わります。
左上のメニューから「設定」をタップし、「ご依頼主情報」「お支払いカード情報の確認・変更」をそれぞれ登録しておいて下さい。
「ご依頼主情報」と「お支払いカード情報の確認・変更」の設定は初回のみで、最初にここを設定しておくと、毎回入力する手間が省けて楽になります。
あて名ラベル作成とクレジットカード決済
荷物を送る際の、あて名ラベル作成に入ります。
トップの「あて名ラベル作成」→「直接お届け」→「ご依頼主から引用」と順番にタップしていってください。
ご依頼主は、引用をタップするだけで自動的に入力されます。
続けて「お届け先」「荷物の詳細情報」を入力し、情報に間違いないか確認します。
入力する項目は通常のゆうパックを出すときに使う、手書き用の伝票と同じなので詳しい説明をしなくてもわかると思います。
問題がなければ作成したあて名ラベルを登録し、支払い手続きに移ります。
支払い手続きの画面に、割引運賃が表示されスマホ割の180円と継続利用割引の77円が引かれて、693円が今回の送料。安い!!
クレジットカード決済が完了すると、あとは二次元コードを発行して荷物とスマホを持って郵便局へ行く流れとなります。
スマホと荷物を持って郵便局へ
実際にゆうパックスマホ割のアプリを使って、郵便局から荷物を発送してみました。
スマホ割は通常のゆうパックよりも料金が安い分、荷物は全て持ち込みで集荷には対応していません。
ゆうプリタッチで二次元コードをスキャンしラベル印刷
郵便局へ行くとこのような、ゆうプリタッチという機械があります。
二次元コードをスマホ画面に表示して、青色の枠で囲った部分にかざすと出荷ラベルが出てくるというわけです。
で、ラベルの上2枚を荷物に貼って出し、下2枚を局員さんに渡します。
最後、「ご依頼主控」を貰えるので、商品の購入者や落札者が受け取り連絡をしてくるまで保管しておきましょう。
ゆうパックスマホ割の使い方は?アプリ導入から料金・発送のやり方までを徹底解説!!:最後に
以上、ゆうパックスマホ割の使い方を詳しく解説させて頂きました。
スマホかタブレット端末が必要なのと、郵便局まで荷物を持ち込まなければならないデメリットはありますが、料金の安さと手軽さで断然お得なサービスです。
特にスマホ割の継続利用割引が適用されると、お得感が増します。
最初の10個は180円割引だけで我慢するしか仕方がありませんが、それを突破すれば後は毎月1個出すだけで、永久に継続利用割引の対象となります。
日常生活で荷物を送ったり、ヤフオクやメルカリに出品すれば年間10個は誰でも楽々にクリアできると思いますので、ゆうパックスマホ割で活用して送料を節約してください。
ゆうパックの料金値上げは、今後も実施されるかも知れません。
今から荷物は通常料金よりも安くなるスマホ割で送るようにして、その分の浮いたお金を他に回す習慣を身に着けておくと良いと思います。