こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日は一人暮らしの人がお米を購入するとき、一度に何キロ買うのがベストなのか考えていきます。
基本的にお米って2kg、5kg、10kg単位で販売されていると思います。
一人暮らしを初めていざ自炊をしようとなったときに、米を何キロ買うべきなのかは誰もが悩むところ。
お得度を考えると、一度にたくさん買う方がいいのは間違いありません。
しかし、精米したお米の消費期限は夏場で約1ヶ月・冬場で約2ヶ月と言われています。
米は時間が経つにつれ酸化が進み品質・味ともに落ちてきます。
結局、何キロ買うべきかは消費量が目安となります。
そこで、お米を買うときの最適な量、保存方法、炊き方をまとめてみました。
一人暮らしはお米を何日で食べきれる?
一人暮らしに限らず、お米を買う量は、食べる量を元に決めましょう。
茶碗1杯分のご飯を炊くには、約0.5合のお米が必要です。
では、0.5合を一食分で計算した場合、一人暮らしの人は何キロのお米を何日間で食べきれるのでしょうか?
次の表をご確認ください。
2kg | 5kg | 10kg | |
茶碗1杯(0.5合/約75g) | 27日 | 67日 | 133日 |
茶碗2杯(1合/約150g) | 13日 | 33日 | 67日 |
茶碗3杯(1.5合/約225g) | 9日 | 22日 | 44日 |
米の賞味期限は夏場で1ヶ月、冬場で2ヶ月程度と考えます。
一人暮らしに最も多い夕食のみの自炊だと、単純計算で5kgの米を買えば2ヶ月弱で食べきることができます。
私も自炊を始めた当初は、外食や弁当にする日もあったので、余ることを避けて2kgを購入していました。
で、徐々に自炊生活が中心となり、増やしていった感じです。
現在は注文する回数を減らす目的で、一度に20~25kg買っています。
体育会系の男子学生とかだと、一食で茶碗2杯以上食べたりするので、多めに買っても全然いけると思います。
とりあえず、2kgから初めるのが無難ではないでしょうか?
一人暮らしにおすすめなお米の買い方
お米を何キロ買うか決めたら、次はどこでどんな米を買うかですね。
私が子供のころは、米屋が定番でしたが、今はスーパーやドラッグストア、ネット通販でも買うことができます。
一人暮らしにおすすめなのは、ネット通販での購入です。
- 家まで届けてくれる
- 店頭で買うよりも種類が豊富
- 農家直送の無農薬米や特別栽培米を買うことができる
といったメリットがオンライン購入にはあります。
一番ありがたいのは自宅まで配達してくれることではないでしょうか?
米って2kgでも重くてかさばるし、スーパーで米を買うと他の物があまり買えず買物の効率が悪くなります。
車を所有してなかったり、店が近くになければなおさらのこと。
お米の消費期限を気にせずまとめ買いする方法とは?
自宅に届けてくれるのは確かに楽な反面、送料が発生する場合も。
送料無料のお店もありますが、その場合は米の品質が低いか送料分を上乗せしているパターンがほとんど。
ネット購入だと送料の節約は考えますよね?
でも、お米には消費期限があって、一度にたくさん買いづらい。
解決策として紹介したいのが、真空パックで発送してくれるネットの店舗でお米を買うという方法です。
普通の袋に入ったお米は精米後、未開封でも酸化していきます。
一方、真空パックだとこの酸化を遅らせることができるのです。
真空包装の保存期間は、涼しい場所であればだいたい精米日から約1年間。
つまり、一人暮らしで10kgや20kg買っても消費期限を気にする必要がありません。
私はこの方法によって、現在、米の注文回数は半年に1度と激減しました。
まとめ買いをすることで注文の手間を減らせますし、ストックは災害対策の非常食(備蓄用)にもなります。
真空パックのお米を販売しているお店
私はこれまで3つのお店で真空パックの米を購入した経験があります。
いずれもネット通販を利用したので、ここでざっと紹介しておきましょう。
日本一の米どころ、新潟県長岡市にある「多川米店」の「新潟産コシヒカリ」です。
お米は5kgごとに真空包装されていて、10kg(2袋)か20kg(4袋)を購入することができます。
もちろん私はお得な20kgを購入。
届いた輸送箱の中にはお米の他に領収書、美味しい炊き方、味噌のプレゼントが入っていました。
2つ目は、安全・安心なお米を多数取り扱っている「京ノ米職人」です。
「減農薬・減化学肥料特別栽培米」、「無農薬栽培米」、「JAS有機栽培米」が中心なので健康志向の人におすすめ。
精米度合いと米袋を、通常の紙袋か真空パックで選択することが可能。
お米は5kg(玄米)、4.5kg(白米)で真空包装されて届けられます。
Amazonや楽天市場に出店している米屋の中では割高ですが、品質が良くて顧客満足度も高いお店です。
3つ目は、新潟県上越市にある「内山農産」の「新潟県産コシヒカリ」。
内山農産は名前の通り、小売業として営む米屋ではなく農家です。
農家の通販サイトで購入し直送してくれるので、事前に生産者の顔や栽培方法、収穫の様子を確認することができます。
小売店で買うよりも、新鮮で質の高いお米を買えるのが最大のメリット!!
このように生産者からの丁寧な手紙や説明書、おまけが毎回同封されます。
品質にとことんこだわりたい人や安心して食べられるお米を求めている人は、一度農家から直接で買ってみてください。
疑問点があれば直接質問することもできますよ。
真空パックされたお米の特徴
ここで、真空パックをよく知らない人のために少し説明を。
内山農産の新潟県産自然栽培米コシヒカリ、5kgの真空パックです。
写真ではわかりませんが、米袋に触るとカチカチ。
真空パックは未開封の状態だとコンクリートのような塊です。
でも、一度開封して空気が入ると、お米の塊は崩壊し紙の米袋に入った状態と同じになります。
真空包装は5kgが最大。10kg注文すると5kgの袋が2個届きます。
開封後の賞味期限は夏場で1ヶ月・冬場で2ヶ月程度となり、早めに食べる必要があります。
一人暮らしは米を容器に入れて冷蔵庫保存が効率的
続いて、私が実践しているお米の保存方法を紹介します。
一人暮らしの人が住むマンションやアパートは狭い部屋が多いので、お米の保管場所に困るのは共通の悩みだと思います。
袋のまま棚に保管し、食べるたびに米を出し入れする人も多いでしょう。
パール金属の米びつ2kgで保管
そこで、おすすめしたいのがパール金属の米びつ2kgです。
米びつ(ライスストッカー)には様々な形状の物があって迷うところですが、私は次のような理由でスリムタイプを選びました。
- 冷蔵庫内のドアポケットに入る
- 計量カップがついている
- 低価格にも関わらず日本製
袋のままでも米びつに入れても結局、置き場所は必要。
それならスリムな容器を買って冷蔵庫に収納しようと思いました。
冷蔵庫は温度的に米の保管に最適で、虫が湧くのを防ぐことができます。
ただ、一人暮らし用の冷蔵庫は小さくてスペースがあまりない。
ということで、容器は横長のタッパーではなく、冷蔵庫のドアポケットに収納できる縦に細長いスリム型を選択。
あと、計量カップ付きで、Amazonでの価格が安く日本製なのも決め手となりました。
余ったお米は袋のままキッチンの収納スペースで保管
縦長の米びつで問題なのは、容量が2kgだということ。
お米を5kg買うと、2kgの米びつに全部入りません。
5kgの米びつもありますが、それだと今度は冷蔵庫のドアポケットに収納できない。
結局、余ったお米は袋のまま保管することにしました。
米袋をクルクル巻いてクリップで留めると完全な密閉状態にはなりません。
虫が湧く心配があります。
でも、米びつに入れた2kgのお米は随時、袋からの補充が必要になります。
直射日光が当たらない涼しい場所に短期間保管すれば大丈夫でした。
一人暮らしの炊飯は鍋で炊くと早くて効率的
さて、お米の保管方法も決めたら今度は炊飯方法です。
一人暮らしにおすすめな炊き方があるので、紹介しておきますね。
実は茶碗1、2杯分のご飯であれば、炊飯器を使うより鍋の方が早く炊けることをご存知でしょうか?
私は炊飯器から鍋炊きにしたことで、炊飯と後片付けがより楽で効率的になりました。
鍋でご飯を炊くメリット・デメリット
確かに炊飯器を使えば、誰でも簡単に美味しいご飯が炊けます。
タイマー機能を使って指定した時間にご飯を炊けますし、保温機能を使って温かいままの状態を保つことも可能です。
しかし、一人暮らしだと鍋で炊く方が炊飯器よりもメリットが多いです。
- 短時間でご飯が炊ける(電気代の節約)
- 炊飯器よりも保管場所の選択肢が多い
- 0.5合のような少量のご飯を炊ける(常に炊き立て)
- 洗う手間が少ない
- 火加減や蒸らし時間を自分で調整
- タイマーや保温機能がない
私も以前は炊飯器ユーザーでしたが、茶碗一杯分のご飯をより短時間で炊けるという理由で、鍋に変えました。
鍋で炊く場合、自分で火加減や蒸らす時間の調整をしなければなりません。
でも、慣れてくると鍋の方が圧倒的に早く、味も美味しいので炊飯器は不要になります。
詳しい炊き方については、この記事で実践しています。
興味のある人はまたご覧になってください。
一人暮らしの人は米を何キロ買うべき?最適な購入量の選び方を解説:まとめ
以上、一人暮らしの人がお米を買うときの最適な量・買い方・保存方法・炊き方を紹介しました。
結局、米を何キロ買うべきかは毎日の食べる量で決まります。
まずは、1か月の消費量を計算しましょう。
その上で決めればいいのですが、ほとんどの人は2kgか5kgを買っておけば大丈夫だと思います。
購入場所は自宅まで配達してくれるネット通販がおすすめ。
定期的な注文の手間と防災対策を考えると、できれば長期保存ができる真空パックのお米を買うと良いでしょう。
通常お米は精米されると酸化が進んで鮮度が日々落ちてきます。
なので、普通の紙袋やビニール包装のお米の買いすぎには注意が必要。
一方、真空パックされたお米は袋の空気を抜いて中に脱酸素材を入れ、中を無酸素状態にしています。
賞味期限が長く備蓄用や長期保存に優れているのです。
真空状態を維持している限り、保存期間は精米日から約1年!!
たくさん買っても賞味期限をあまり気にする必要がありません。
ただ、一度開封すると期限は普通のお米と同じ1~2か月なので、早めに食べた方がいいです。
その点は頭に入れておいてください。