こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日はマレーシアのペナン島から首都クアラルンプールに移動して2泊したエレメントホテルの宿泊体験記を書いていきます。
私が毎回マレーシアに来るたびに思うことは、ホテル代が安い!!
5つ星の高級ホテルであっても、2人で泊まって割り勘すれば宿泊費を日本のビジネスホテル並みに抑えられることも珍しくありません。
海外のホテルは基本的に1部屋2人利用を前提に料金が設定されているため、おひとりさまだとホテル代が安いマレーシアでもそれなりに高くなってしまいます。
そこで、コスパ重視のホテルを探している人におすすめなのが、エレメント!!
ここは価格が1万円前後と格安にも関わらず、高級ホテルWestin系列で館内や部屋は綺麗、立地もKLCCに近く観光・買い物に便利とネットで評判になっていました。
今回実際に宿泊して、口コミが本当なのか確認してまいりましたので、この機会にレポートさせて頂きます。
Contents
エレメントクアラルンプールホテルの基本情報
まずは、エレメントクアラルンプールホテルの基本情報から。
住所 | Ilham Tower, 8, Jln Binjai, Kuala Lumpur, 50450 Malaysia |
電話番号 | +60-3-2771-3388 |
交通アクセス | LRT Ampang Park駅から徒歩5分 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 12:00 |
総部屋数 | 252室 |
日本語対応 | なし |
部屋設備 | テレビ(NHK日本語)、電話、インタネット回線、 コーヒー・ティーメーカー、コーヒー&紅茶、冷蔵庫、電子レンジ ドライヤー、アイロン、石鹸、ボディーソープ、シャンプー、洗顔ソープ、ハミガキセット、髭剃り、くし タオル、バスタオル、バスローブ、スリッパ、体重計 セーフティーボックス、プラグ(BFタイプ) |
館内設備 | レストラン、バー、コンビニ、ショップ スパ、プール、フィットネスクラブ、ルームサービス、 ランドリー、モーニングコール、クリーニングサービス、 外貨両替 |
エレメントクアラルンプールホテルは、KLのランドマークとして有名なペトロナスツインタワーから800mほどの場所に位置する高さ275mのホテルです。
ビル一棟が全てホテルになっているのではなく、低層階は企業のオフィスとして貸し出され・高層階がホテルの宿泊施設という都心型。
最大の特徴は客室から見れる、クアラルンプール市内の絶景ではないでしょうか?
フロントが40階で、客室は41階より上にあるため部屋からの眺めが素晴らしく、運がよければペトロナスツインタワーが見える部屋に割り振られることも。
2017年5月にオープンした新しいホテルということもあって、中は綺麗ですし宿泊料金の割には設備も充実、朝食も種類が豊富で申し分ありませんでした。
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場所と最寄り駅からの行き方
ホテルの場所はLRTのアンパン・パーク駅 (Ampang Park)、から徒歩5分ぐらいの距離ですが、周辺は高層ビルが乱立するエリアのため少しわかりにくいです。
KLセントラル駅からだと、LRTの「Kelana Jaya Line(5番線)」に乗って、東のGombak方面へ向かいます。
アンパン・パーク駅はKLCC駅の次にある、KLセントラルから6番目の駅です。
地下駅なので到着後はエスカレーターで上に上がります。
改札を出てさらにエスカレーターで地上へ。
地上に出たら右から出て、右方向に向かって歩きます。
この道を直進すると、「Jalan Binjai」という道路に突き当たるので横断歩道を渡らず、左折し「Jalan Binjai」通り沿いを進みます。
右の道路が「Jalan Binjai」で、エレメントは2つ目のビルの高層階にあります。
ホテルが入居しているビル全体を撮影してみました。
ビルの名前はIlhamタワーで、入口は左と右の奥にもありました。
企業のオフィスで働いている人は左側の入口から出入りしている人が多く、ホテルの宿泊客は基本的には反対側を利用しています。
チェックインカウンターは40階
Ilhamタワーのグランドフロアに入るとカウンターがありますが、ここはホテルのロビーではないので素通りして、40階に行きます。
エレベーターは4基のみで、50階以上もある高層ビルのため到着が遅め。
40階のフロントでチェックインします。
ロビーのフロアからもKLの絶景とペトロナスツインタワーが見えますね。
夜になると雰囲気がガランと変わって、夜景がまた綺麗なんです。
一人旅で44階のツインルームに宿泊
では、私が宿泊したツインルームを紹介していきましょう。
ちなみにエレメントクアラルンプールはウェスティン系列なので、高級ホテルが名を連ねる「マリオットボンヴォイ」に登録されています。
私はSPGアメックスカードの所有者であるため、自動的に「マリオットボンヴォイ」のゴールドエリート会員の資格を得ているのです。
40階のフロントから44階の客室へ
40階のフロントからエレベーターで44階の客室があるフロアに到着。
ビルの中央にエレベーターがあって、それを囲むように客室が配置されています。
カードキーで入室
カードキーで4409号室(嫌な番号の組み合わせ)の部屋に入ります。
Wifiの接続方法、ホテルサービスの案内も一緒にもらいました。
部屋の内部
客室に入って中をのぞくと、広さ的には丁度良い感じ。
シングルベッド2台、TV、デスク、椅子、それと窓際にはカウチが1台。
入口から入って左がバスルーム、右にスーツケース置きとクローゼット。
一人旅の場合はここを占領して、スーツケースを広げられます。
枕元にはテレビのリモコン、目覚まし時計、部屋の電気もここで操作可能です。
コンセントに加えてUSB端子も2か所ありましたので、スマホとタブレット端末を同時に充電することができました。
デスクはコンパクトサイズでしたが、ノートPCで作業する分には支障ありません。
窓際の椅子に座って、クアラルンプール市内の景色を何時間でも見てられます。
クローゼット
クローゼットはハンガーの数が多く、スリッパとアイロン台も。
アイロン、懐中電灯、セーフティーボックス、ドライヤーもある。
キッチン・冷蔵庫
部屋には簡易キッチン、電子レンジ、冷蔵庫が完備されていますので、コンドミニアムに滞在するような感覚で食材を買ってきて料理するのもありですね。
電子レンジの下にある扉を開くとかわいい冷蔵庫が登場。
上の棚には食器、マグカップ、グラス、ケトル。
引き出しにはスプーン、フォーク、ナイフのカトラリーが一式。
温かい飲み物はコーヒーと紅茶。
ペットボトル入りの水は提供されませんが、その代わりキッチンの右側にある蛇口(浄水器)から飲料水が飲めます。
バスルーム・トイレ
バスルームの扉を開けると中央に洗面台、右がシャワールーム、左がトイレです。
アメニティは歯ブラシセット、洗顔せっけん、ボディクリームなど。
シャワールームはハンドタイプと天井のレインシャワーを切り替えて使うタイプ。
ツインルームにバスタブはありませんでした。
シャンプーとボディーソープは小ボトルに入っているのではなく壁固定型。
上部の取りやすい位置にバスタオルが置かれているのはうれしい。
トイレは至って普通で、マレーシアのホテルにはウォシュレットはありません。
ホテル館内の施設・設備(39階)
エレメントクアラルンプールはウェスティンの廉価版なので館内設備はあまり充実しておらず、プールとフィットネスジム、コインランドリーぐらいです。
屋内プール
大きなプールではありませんが、ここも窓からの景色が良く空いています。
プールサイドの休憩スペースは広くてのんびりできそうな感じ。
シャワーは3ヶ所設置。
フィットネスジム
フィットネスジムでは若い子らがルームランナーでエクササイズ中でした。
筋トレ用のマシーンもありましたが、写真がピンボケしたため割愛させて頂きます。
コインランドリー
コインランドリーには洗濯機と乾燥機がそれぞれ2台置かれています。
洗濯物を畳める台と待っている間、座れる長椅子も。
TRACEでの朝食(40階)
次は、エレメントクアラルンプールの朝食を紹介します。
朝食は40階ロビーと同じフロアにあるレストラン「TRACE」で、6:00~10:30の間にビュッフェ形式で提供されています。
レストランの内部は細長い作りで、奥の方まで続いています。
座席の種類はファミリー向けだけではなく、おひとりさま用もあったのでここを利用。
恋人、友人、家族と宿泊する人は窓際の席に座って、客室とは別の方角の景色を見ながらの食事なんてどうでしょう?
朝食メニュー
パンコーナーから見て行きましょう。
食パン、デニッシュ、クロワッサン、マフィンと色々ありました。
サンドイッチとトルティーヤに具材をはさんで巻いたブリート。
ワッフル&パンケーキをその場で焼いてくれるカウンターもありました。
ホットミールの一品コーナーにはゆで卵、フレンチトースト、ジャガイモ料理など。
ソーセージ、トマトといったウェスタン料理が中心ですね。
アジア系のホットミールもあります。
カレーやナシレマとかだと思いますが、見るからに辛そうなのでここはパス。
お粥2種類、飲茶は1種類のみでした。
スライスチーズがあって、その隣がサラダバー。
野菜の種類は少なかったですね。
フルーツとヨーグルトコーナー。
果物も品揃えが乏しくカットされたパイナップルとスイカ、もも、その隣のボールはフルーツポンチでした。
上のバスケットにはバナナと王林、右のグラスはマンゴースムージーです。
ヌードルバー・エッグステーション
麺好きな人におすすめなのがヌードルバー!!
好きな麺、具材を選ぶとその場で麺料理を作ってくれます。
日本のラーメンでもうどんでもそばでもない、美味しい中華麺が食べられるのでヌードルバーはぜひトライしてみて下さい。
エッグステーションでは、卵料理を作ってくれます。
大体どこのホテルにもあって、オムレツ・スクランブルエッグ・目玉焼きといった定番メニューが食べられます。
ドリンク
サーバーで注ぐタイプのデトックスウォーター、ジュース、ミルク。
シリアルは4種類。
パンコーナーの横には搾りたてのフレッシュジュースが置いてます。
セルフで入れるコーヒーマシーン。
紅茶はスリランカDimahのティーバッグ。
食べた朝食の一部
実際に食べた朝食の一部を紹介するとこんな感じです。
エッグステーションでオムレツを注文して、マカロニサラダ・チョコレートマフィン・ガーリックライスを食べました。
エレメント宿泊はSPGアメックスカード入会がお得
エレメントは高級ホテルWestin系のため、SPGアメックスカードに入会しておくと系列ホテルへの宿泊で様々な特典を受けることができます。
SPGアメックスとは「スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード」の略でアメリカンエキスプレスが発行するクレジットカードの1枚です。
このカードのすごいところは持っているだけで、普通の人でも高級ホテルが名を連ねるマリオットボンヴォイの「ゴールドエリート」になれること。

それが、SPGアメックスカードさえ発行すれば、高級ホテルとは縁がない私のような人間でも、このようにゴールドエリート会員の資格が得られるのです。
しかも、他にも下記のような特典がいろいろと。
- ポイント還元率が1.25%と高還元率
- ポイントはマイルへの交換と系列ホテル宿泊に使える
- 入会後3か月以内に10万円利用で30,000ポイント貰える
- 継続ごとに毎年50,000ポイント付与される(無料宿泊特典)
- マリオットボンヴォイの上級会員になれる
- 海外旅行保険が充実している
- 成田、中部国際、関空でスーツケースの無料宅配(帰り)
もちろん、これほど豪華な特典があれば当然デメリットも・・・・
痛いのは年会費で、34,100円(税込)と値段だけを見ると決して安くはありません。
SPGアメックスの34,100円というのは、私にとって年会費として払えるレベルを超えていて、申し込みをする前は結構悩みました。
でも、よく考えてみると入会キャンペーンで30,000ポイント獲得できるので、それをマイルに交換して飛行機に乗ると年会費分の元は簡単に取れる。
そして、2年目以降は毎年50,000ポイント(無料宿泊特典)のプレゼント。

廉価版のエレメントではなく本家ウェスティンクラスに毎年無料で宿泊できて、他の特典も考慮するとコスパ的には最強ではないかと思い、申し込んだというわけです。
SPGアメックスカードはお得な入会キャンペーンを実施しています。公式サイトから入会した場合、獲得できるのは最大33,000ポイントですが、カード保有者の紹介で入会すると最大39,000ポイントも貰えます。
もし知り合いにSPGアメックスを使っている人がいない場合は、私から紹介させて頂くことも可能なので「問い合わせフォーム」もしくは「ツイッター」からお気軽にご連絡して下さいね。
とはいえ、34,100円の年会費はやはり高いですしクレジットカードをすでに複数持っていてもうこれ以上作れない人もいると思います。
その場合は、ホテル予約サイトから格安料金を探すといいでしょう。
海外ホテルの予約サイトでエレメントホテルの格安料金を見てみる!
クアラルンプールの一人旅で宿泊したエレメントホテルは格安で立地も抜群!!:最後に
以上、クアラルンプールの一人旅で宿泊したエレメントホテルについて紹介しました。
これまでマレーシアでは5軒ぐらいのホテルに宿泊しましたが、コストパフォーマンス面で言うとエレメントクアラルンプールが一番良かったです。
館内設備や部屋は最新できれいだし、高層フロアからの景色がとにかく最高。
朝食ブュッフェは豪華とは言えませんが、同じぐらいの宿泊料金を提供している他のホテルと比較すると充実している方ではないでしょうか?
場所がアンパン・パーク駅から徒歩5分と近く、KLCCにもすぐ行けて便利です。
デメリットを挙げるとすれば、ホテルが高層ビルの上層階なのでエレベーターの待ち時間が長いことと、ペットボトルの水がないことぐらい。
それ以外、気になった点はないですね。
私が一人旅でホテル選びをする場合じゃロケーション、宿泊料金、サービスの総合的なバランスを重視するので、その点では理想的だったと思います。