こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日はマレーシアのペナン島を旅行したときに泊まった、「G ホテル ガーニー(G Hotel Gurney)」エグゼクティブスイートの宿泊体験記を書いていこうと思います。
マレーシアを旅行する最大のメリットは物価が安いことではないでしょうか?
ファッション系のブランド品は日本とあまり変わりませんが、食費・公共交通の運賃・ホテル代金などは1/2~1/3の価格でとてもリーズナブル。
で、選んだのがエゼクティブフロア(ラウンジ)に入れる5つ星ホテルの「G ホテル ガーニー(G Hotel Gurney)」というわけです。
Gホテルガーニーはペナン島ジョージタウンの中心地から少し遠いですが、ビーチ沿いにホテルやコンドミニアムが立ち並ぶおしゃれなリゾートエリアにあります。
大型ショッピングセンターのガーニー・プラザに隣接しており、ペナンを代表する屋台街のガーニー・ドライブもすぐ近く。
男一人旅でも退屈しないだろうと思ってここに滞在することにしました。
ホテルの部屋はエクスペディアのサイトから予約したのですが、当日フロントでチェックインするときに予想外のことが・・・・
どういうわけか、「エグゼクティブスイート」にアップグレードして頂けたのです。
ビジネスクラスと同じく、ホテルのスイートルームに宿泊するのもこれが初めてになりますので、この機会に宿泊体験をバッチリ紹介していきますね。
Contents
G ホテル ガーニーの基本情報
まずは、G ホテル ガーニー(G Hotel Gurney)
の基本情報から。
住所 | 168 A, Persiaran Gurney, 10250 Penang, Malaysia |
電話番号 | 604-238-0000 |
交通アクセス | ペナン国際空港から車で約45分 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 12:00 |
総部屋数 | 304室 |
日本語対応 | なし |
部屋設備 | テレビ(NHK日本語)、電話、インタネット回線、 湯沸かしポット、ミニバー、コーヒー&紅茶、無料飲料水 ドライヤー、アイロン、ベビーベッド、石鹸、ボディーソープ、シャンプー、洗顔ソープ、ハミガキセット、髭剃り、くし タオル、バスタオル、バスローブ、スリッパ、 セーフティーボックス、プラグ(BFタイプ) |
館内設備 | 味楽(日本料理レストラン)、バー、エグセクティブラウンジ プール、スパ、フィットネスジム、ルームサービス、 ランドリー、宴会場、モーニングコール、ハウスキーピング、 パーキング、美容室、両替所 |
Gホテルガーニーはジョージタウンの北部に位置する、スタイリッシュなホテルで屋外プール・館内レストラン・バー・フィットネスジムなどの施設を完備しています。
ペナンの中ではかなり高級ホテルに分類されるのではないでしょうか?
でも、日本人の感覚からすると価格はリーズナブルでオフシーズンに2人で宿泊すればエグゼクティブフロアでも1人当たり1万円以内と安い!!
ホテルは全体的に綺麗で、部屋は広く、併設するショッピングモールで買い物・飲食もできるので家族やカップルで宿泊するのに最適なホテルです。
周辺にはバーやレストランも多いですし、屋台街のガーニー・ドライブもあります。
部屋の設備面でも必要なものは全て揃っていて、Wifiの速度も問題ありませんでしたので私のようにおひとりさまでのんびり滞在するのもありかな。
海外ホテルの予約サイトでGホテルガーニーの格安料金を見てみる!
場所とペナン空港からの行き方
ホテルの場所はペナン国際空港からだと少し距離があります。
島には鉄道がないため、個人旅行の移動手段としてはタクシー・Grab(タクシー配車アプリ)・バス(ラピッドペナン)の3つが挙げられます。
交通費を安く浮かせたいならバスですが、乗車時間は約2時間ですからね。
空港からホテルまでの移動には長すぎるので、現実的に考えるならタクシーかGrabを使うのがベストではないでしょうか?
移動方法とGrabの使い方については別の記事で詳しく書きましたので、ペナンに行く予定のある人は読んで下さいね。


グランドフロアでチェックイン
ホテルに到着したら最初にグランドフロアでのチェックインですが、エグゼクティブフロアの宿泊客は15階のラウンジでもチェックイン可能です。
ロビーは豪華で開放感があり、ウェルカムアイスが出ました。
ホテルの入口付近から写真を撮るとかなり奥行きがあるのがわかります。
チェックインカウンター(フロント)も長い。
G ホテル ガーニーのルームキーがこちら。
チェックインカウンターの奥はバー。
夜になるとにぎやかになりそうですね。
では、チェックインカウンターの反対側にあるエレベーターで客室へ。
エグゼクティブスイートに宿泊
さて、私が宿泊することになったエグゼクティブスイートの紹介です。
家族や恋人と宿泊するならアップグレードは嬉しいですが、一人旅でスイートルームに宿泊しても部屋が広いだけで使い勝手が悪そうなので微妙な感じがしました。
とは言っても、スイートルームに宿泊できる機会は滅多にないのでアップグレードを有難くお受けして最上階の15階にある部屋へ行ってみることに。
一人旅には広すぎるリビングとベッドルーム
入室した感想は「これまでに宿泊したホテルの客室の中で断トツに広い」!!
部屋はリビングとベッドルームの2部屋で構成されていて、ドアを開けるとまずこのリビングが目に入ります。
部屋の中央には丸いテーブルと椅子。
テーブルに置かれてる小箱を開けるとクッキーが入っていました。
もちろんこれはホテルからの無料サービスで、食べるとベッドメイキングと部屋の掃除をしてくれる時にまた補充してくれます。
このソファーをベッドにして寝ても十分なぐらい。
木製のデスクは壁に固定されています。
壁にはコンセントとUSB端子もありましたので、PCで作業をしながらスマホの充電をすることができました。
今度は隣のベッドルームを見てみましょう。
リビングと同じ広さの部屋にキングサイズのベッドが1台置かれていて、身長170cm・体重51kgの私には大きすぎです。
テレビはリビングとベッドルームにぞれぞれ設置されています。
枕元には目覚まし時計、ペットボトルの水、電話、メモ帳、コンセント。
ベッドルームの隣に洗面台・トイレ・シャワールーム・バスタブがあります。
ミニバー・冷蔵庫・バスルーム・トイレ
部屋のミニバーはスイートルームでも豪華ではないですね。
ペットボトルの水2本に、コーヒーメーカー、湯沸かしポット、温かい飲み物はMILO、コーヒーに紅茶といった感じです。
冷蔵庫の中身も意外とスカスカ!!
でも、中のお菓子や飲み物は全部無料で、ここも補充してくれるため毎日空にしてスーツケースに詰め込み、お土産に持って帰りました。
普通、ホテルの客室にあるクローゼットは入口付近に設置されていますが、エグゼクティブスイートはバスルームの中でした。
セーフティーボックスとバスローブ。
スリッパとアイロン。
洗面台も広くて使いやすかったですね。
アメニティはオーストラリアのオーガニックブランド「ELOURA」を採用。
洗面器の周辺にはティッシュと石鹸置きがありました。
スペースが広すぎです。
洗面台の左にフェイスタオルとドライヤー。
エグゼクティブルームにはシャワールームとバスタブがあって、このバスタブの奥にシャワールームとトイレがあります。
シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの2つ。
レインシャワーになります。
トイレはバスルームの一番奥にあるので少し使い勝手が悪いですね。
リビングルームのデスクでパソコン作業をしているときにトイレに行きたくなると、結構な距離を歩かなければなりません。
ホテル館内の施設・設備・サービス・周辺
G ホテル ガーニーの魅力はロケーションや客室の豪華さだけではなく、ホテル館内の施設や設備が充実していることにあります。
ホテルにはフィットネスジム・屋外スイミングプール・スパなどのウェルネス系から会議室・宴会場などビジネス用の施設まで完備しています。
屋外スイミングプール・バー(無料)
海外の高級ホテルと言えばスイミングプール。
Gホテルガーニーのプールはホテル3階の屋外で大人用25mと子供用の浅い水遊び用のプール(写真の左)があるので、家族で楽しむことができます。
プールサイドの休憩エリア。
周辺は建物で囲まれているので景色はいまいち。
プールバーも併設されています。
開放時間:8:00~22:00
場所:3階
フィットネスジム(無料)
同じ3階にはフィットネスジムでトレーニングをすることもできます。
ビーチを見ながらルームランナーで汗を流せるのは気持ちよさそうですが、個人的には旅行に来てまでエクササイズしたいとは思いません。
筋トレマシーンも色々と揃っていました。
ジムの中には絨毯が敷かれた、エアロビクスルームもありました。
バランスボール、サンドバッグ、グローブ、ダンベルが置かれているのを見るとエアロビやボクシングのトレーニング場なのでしょう。
開放時間:24時間
場所:3階
ヘアーサロン(美容室)
プールやフィットネスジムと同じ3階にあるヘアーサロンです。
「BAPTAIN HAIR SALON」という名前のお店で、ペナンに7店とマラッカに1店あるらしいのでカリスマ的な美容院なのかも知れません。
営業時間:11:00~20:00
場所:3階
スパ・マッサージ
ヘアーサロンの反対側には「DANAI Spa」というマッサージのお店もあります。
海を見ながらマッサージをしてもらえるサービスが女性客に人気で、とてもリラックスできる雰囲気みたいですよ。
営業時間:10:00~22:00
場所:3階
Gアートギャラリー(無料)
グランドフロアのフロント横にある階段を上がると、このような絵画を展示しているアートギャラリーを見つけました。
開放時間:24時間
場所:1階リンクブリッジ
宴会施設
Gアートギャラリーと同じ1階をぶらぶらすると、結婚式の披露宴・企業のセミナー・パーティーなどに使えそうな宴会場がありました。
誰もいなかったので勝手に中に入って撮影です。それにしても広い!!
ペナンで1番の日本料理店「味楽 Miraku Restaurant」
G ホテル ガーニーには「味楽」という人気の日本料理店があります。
私は今回の滞在中に訪れることはできませんでしたが、ペナン在住の日本人が和食を食べたくなったときに来る、本格的な日本料理屋だそうです。
営業時間:12:00~14:30 & 18:00~22:30
場所:1階
萬香餅家 BAN HEANG
ホテルに入ってすぐの左手にあるのが、萬香餅家(BAN HEANG)。
1997年にペナンで創業したお菓子屋さんで、Gホテルガーニーの店以外にもペナンで8店舗出してますのでお土産の購入におすすめ。
店内では試食をすることもできますよ。
「アーモンドスライス」という薄焼きのビスケットを買ってみました。
営業時間:9:00~21:00
場所:グランドフロア入口付近
レンタサイクル
ホテル館内の散策を終えてから、少し外に出ようとすると玄関に自転車を発見。
海外の街を自転車で走るのって新鮮で、台湾の旗津半島でもレンタサイクルを体験しましたがマレーシアの暑さと日差しは台湾以上なのでパスですね。
営業時間:24時間
場所:グランドフロア
Gホテルとガーニープラザの連結部
Gホテルガーニーとショッピングモールのガーニープラザはこのように隣接しています。
1階(マレーシアで言うグランドフロア)には飲食店・カフェ・バーなどがたくさんありますので、食事やショッピングには困ることはないでしょう。
日本のラーメンチェーン店の一風堂もペナンに店を出していたんですね。
エグセクティブラウンジ(15階)
今度はエグゼクティブルームの宿泊客のみアクセスできる、15階のエグセクティブラウンジについて紹介したいと思います。
2019年11月にウェスティンホテル東京のエグゼクティブフロアに泊まったので、どういうシステムなのかは大体把握しておりました。

エグゼクティブフロア滞在の特典はどこのホテルでも基本同じで、ラウンジでの朝食・イブニングカクテル・チェックインとチェックアウトなどのサービスです。
- ラウンジアクセス(6:00~22:00)
- ラウンジでの朝食(6:30~11:00)
- イブニングカクテル(18:00~20:00)
- ウェルカムアイス
- ラウンジでのチェックイン&チェックアウト
- 無料靴磨きサービス
- 無料市内通話サービス
- 無料VCD・DVDプレーヤー貸出サービス
ラウンジ内部の雰囲気
朝一番乗りでエグセクティブラウンジに潜入しました。
内部はワンフロアではなく、小さめの部屋がいくつかに分かれています。
ファミリー向けの席も。
15階ラウンジからの景色です。
砂浜が目立ちますが、この辺は去年まで海だったらしく最近埋め立てられて今後、ホテルやコンドミニアムが立ち並ぶそうです。
ラウンジの朝食メニュー
食パンとトースター。
クロワッサン、ドーナツ、デニッシュ、クラッカー、ドライフルーツ、チーズ。
ハム、サーモン、サラダバーの野菜。
フルーツはバナナ、メロン、オレンジ、スイカ。
ホットミールはシューマイから。
フライヌードル(日本の焼きそば)。
グリルフィッシュ。ボールに入っているソースをつけて食べます。
「Turkey Slices」と札に書いてあったので、七面鳥の肉をスライスした料理でしょうか?
マレーシアの国民食「ナシレマ」。
ナシレマはココナッツミルクで炊いたご飯料理で、サンバルソース(真っ赤な辛味ソース)にキュウリ、揚げた小魚などを添えて食べます。
卵料理を作ってくれるエッグステーションで、オムレツをオーダーしました。
ドリンクはコーヒー、紅茶、お茶、ジュースと一通り揃ってる感じです。
缶ジュース、ペットボトルの水、ヨーグルト、デザートは冷蔵庫の中。
イブニングカクテル
エグゼクティブルームの宿泊客は夜の6時~8時の時間帯に開催されるイブニングカクテルサービスに参加できる特権があります。
カクテルタイムではアルコール飲料や軽食が提供されるので参加しないと損!!
ワインにウィスキー、ジントニック!!
日本のアサヒビールも飲み放題です。
食べ物は朝食と同じビュッフェスタイルでガツガツ系ではなくフルーツ、デザート、お菓子、チーズといった軽食中心。
ホットミールも少し並んでいて、これはスパイシーパスタ。
ムール貝のチリソース。
他にもいくつかありましたが、一口サイズで食べられる料理が多くご飯のような炭水化物がなかったので夕食代わりとまではいきません。
サラダバーの野菜は朝食時より多いかも。
TASTE CAFEでの朝食(グランドフロア)
ホテルの朝食はグランドフロアの「TASTE CAFE」で取ることもできます。
毎日同じラウンジでも面白くないので、滞在2日目の朝は「エグセクティブラウンジ」、3日目は「TASTE CAFE」に行ってみることにしました。
ラウンジのビュッフェと似ていますが、メニューは多いです。
クロワッサンは大好きなので、何種類かあってうれしい。
ドーナツはラウンジにもありましたが、マフィンはなかったような。
トースターは業務用の大きいやつでした。
チーズコーナー。
サラダとフルーツはラウンジよりも充実しています。
ワッフル、フレンチトースト、野菜カレー、ロティチャナイ(写真には載ってません)。
ロティチャナイはインド系マレーシア人の朝食やおやつに人気のローカルフードで、小麦粉の生地を薄く伸ばして焼いたパンのようなものにカレーソースをつけて食べます。
外はパリッとサクサク、中はもちっとしてかなり美味しかったのでおすすめ!!
ホットミールも色々とあったのですが、ここはお客さんが多くて個別に中を開けて写真を撮るのが難しかったので省略です。
ここのカウンターはエッグステーションとヌードルバーが併設されていました。
ホットドリンクコーナー。
ジュース、デトックスウォーター、牛乳、写真が切れてる左の方にはシリアルが並んでいました。
ヨーグルトと前列はフルーツポンチのようなデザート系だと思います。
この朝、私が食べたものはこんな感じ。
エッグステーションでオムレツを注文して、フレンチトースト・ロティチャナイ・固焼きパン、あとはサラダとフルーツでまとめました。
G ホテル ガーニーはホテル予約サイトから
Gホテルガーニーの予約は「エクスペディア」でしました。
私はSPGアメックスカードを所有しているので、高級ホテルが加盟しているマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員に自動でなっています。
海外ホテルを探す際は、マリオット系列をまず第一候補に考えます。
しかし、ペナンにはマリオット系列のホテルが1軒しかなかった為、その場合にいつも使っているエクスペディアで探すことにしました。
4泊の支払い合計金額が60,888円ということは、1泊15,222円なのでもし2人で予約すれば1人、たった7,611円でエグゼクティブルームに宿泊できるのです。
2017年9月1日からマレーシアでは宿泊税(Tourism Tax)が導入され、ホテルに宿泊する際は1泊1室あたり10リンギットが課せられます。また、ペナン州ではそれより先に2014年から州独自の観光税(Local government fee)を導入しているため、3つ星以下のホテルで1泊1室あたり2リンギット、4つ星以上で3リンギットが課せられます。
マレーシアの宿泊税とペナン州の観光税はホテル予約時に支払うのではなく、現地のホテルで宿泊客がチェックアウトするときに求められるので覚えておいてください。
下記のような感じで4泊分、52リンギットが請求され明細書を渡されました。

海外ホテルの予約サイトでGホテルガーニーの格安料金を見てみる!
ペナン島のG ホテル ガーニー(G Hotel Gurney)エグゼクティブスイート宿泊記:最後に
以上、ペナン島のGホテルガーニー、エグゼクティブスイート宿泊記でした。
初めてのペナン旅行でしたが、ホテルに関してはGホテルガーニーを選択して正解だったと思います。
おひとりさまで宿泊するには1泊15,000円以上するため、決して安くはありません。
でも、朝食付きでラウンジにアクセスでき、部屋の広さ、館内設備やサービス、ショッピングモールに隣接するロケーションを考慮すると一人旅でもありでしょう?
シンガポールでこのレベルなら2倍以上はしますからね。
強いてマイナス点を挙げるなら日本語が通じないことと、観光スポットが多いジョージタウンの中心地まで少し離れていること。
それもGrabを使えば、たいした問題にはなりません。
次、ペナンに来る機会がまた泊まりたいと思うホテルでしたね。