こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
2020年11月10日から13日まで3泊4日の日程で、「東京ラブストーリー(東ラブ)」のロケ地巡り一人旅をするために大阪から東京まで行ってきました。
今日から3回にわたって、その時の旅行記を書いていこうと思います。
「東京ラブストーリー」は1991年に柴門ふみの人気マンガをドラマ化し、一大ブームを巻き起こしたトレンディドラマで当時ハマった人も多いのではないでしょうか?
私の場合、ドラマというよりもむしろ鈴木保奈美の大ファンになりました。
この作品を観て以降しばらく「好きな女性芸能人は?」と聞かれたら鈴木保奈美と答えてましたし、出演するドラマや映画は欠かさず観ていたほどです。
なぜ今さら東ラブのロケ地巡りを思い立ったのかと言うと、「SUITS」で織田裕二と鈴木保奈美が共演しているのを偶然見たのがきっかけ。
このドラマをじっくり観てたわけではありませんが、懐かしさを覚えたのです。
東京ラブストーリーの「カンチとリカ」に見えてしまって、「カンチ」って言ってくれないかな~と思いました。
で、その勢いで久しぶりに東ラブを全話、Amazon Prime Videoで視聴。
40代になって改めて観るとツッコミどころ満載だったのと同時に、撮影当時のロケ地がどうなっているのか妙に気になりました。
というわけで、ロケ地巡りに行ってきたというわけです。
ちなみに、2020年には令和版が話題になりましたが、ここで取り上げるのはもちろん平成版でイメージが崩れるので私は令和版を観るつもりはありません。
Contents
東京ラブストーリーロケ地巡り3泊4日の旅の準備
まず最初に、「東京ラブストーリーロケ地巡り大阪から東京へ3泊4日一人旅」に行く前の準備編からお届けします。
ロケ地巡りの旅で重要なのは、現地で効率よく回るための事前準備。
東ラブの撮影は最後の愛媛以外ほとんど都内で撮影されていますので、東京や首都圏在住であればいつでも気軽に行けると思います。
したがって、無駄な時間を使わないためにあらかじめ訪問する場所を特定して、現地では効率よく移動しなければなりません。
ドラマを全話もう一度視聴する
ロケ地巡りを計画する人は、既にストーリーは頭に入っていると思います。
でも、ある程度の年月が経過すると記憶が断片的になってきますし、実際にロケ地へ行ったときにより感動を味会うためにも再度、全エピソード観ておきましょう。
Amazon Primeに加入するとオンライン視聴できますよ。
DVDやBlue-Ray Boxは割高ですが、本編放送終了後に放映された「総集編」の撮り下ろし部分が特典映像として収録されているので、コアなファンにはおすすめ!!
訪れたいロケ地の情報をピックアップする
ドラマを観たあとにする作業は、訪れたいロケ地のピックアップ。
お馴染みの場所から、マニアックな場所まで数えると都内には50か所以上のロケ地があるので、滞在日数によっては絞り込む必要があります。
具体的な場所は、当ブログを参考にするか、ネット検索してみて下さい。
東京ラブストーリーぐらい人気のドラマになると、ロケ地の情報を公開しているブログやサイトがたくさんヒットします。
私は「お台場日記」というブログを参考にしました。
お台場のタワマンに在住している「ズル大佐」という方が運営されていて、東京ラブストーリーのロケ地巡りの情報では最も詳しいサイトだと思います。
マニアックな場所の情報も多く、よく調べたな~という完成度の高さです。
Googleマイマップを作成する
訪れたいロケ地が決まったら、Googleマイマップを作成しましょう。
マイマップに行きたい場所を登録しておけば、自分だけのオリジナル地図が作成できて、知らない土地でもスマホを片手に目的地へ移動することができます。
ロケ地巡りに持っていくと便利なものとは?

スマホ・スマホバッテリー・WiFiルーター・ICカード・東京1日乗車券
準備の最後はロケ地巡りに必要な備品を揃えておくこと。
スマホは必須で東京に土地勘のない旅行者は、常にネットにアクセスして地図や路線図を見たり、目的地までのルート検索することになるでしょう。
そうすると、電池の減りも早くなるためモバイルバッテリーも必要になります。
また、格安SIMを利用している人は、一時的にデータ通信容量が増えることを想定して、WiFiルーターをレンタルすることをおすすめします。
私は「WiFiレンタルどっとこむ」でWiFiルーターをレンタルしました。

あと、ロケ地巡りの移動手段は電車が一番安いので、交通系ICカードや、東京都内の電車が乗り放題になる1日乗車券を用意しておきたいところ。

東京の1日乗車券は種類が多く、どれを選ぶべきなのか迷うかもしれませんね。
伊丹空港から羽田空港、ホテルはJR大崎駅前
いよいよ、ここからは旅行当日の話に入ります。
東京ラブストーリーロケ地巡りの一人旅、初日は大阪の伊丹空港を12:00に離陸するANA羽田行きの飛行機に搭乗しました。
大阪から東京へ向かう便の機内はいつも結構な乗客がいます。
40代を超えてくると、飛行機が楽でコスパ的にも優れているので個人的におすすめですが、価格を重視するなら高速バスが良いでしょう。
大阪から東京までの格安航空券と高速バスを見てみる!
- 格安航空券は
スカイチケット
- 格安高速・夜行バスはWILLER TRAVEL
約1時間後には羽田空港へ到着し、京急の空港線に乗って品川駅でJR山手線に乗換え、宿泊先のホテルがある1つ隣の大崎駅に移動しました。
3日間泊まったホテルは、こちらのニューオータニイン東京!!
ニューオータニの廉価版といった感じで、リーズナブルな価格に見合ったサービスと清潔感のある一人旅に最適なホテルでした。
メリットは立地の良さで、駅から徒歩1分の距離にあり、スーパー、コンビニ、飲食店、ドラッグストアが近い。
東京ラブストーリーのロケ地が密集している山手線の南部に位置しているため、ロケ地巡りを計画している人は候補に入れてみて下さい。

チェックイン後にロケ地巡り(お台場・東京タワー)
ホテルには14:00にチェックインし、軽く昼食を食べて早速ロケ地巡りに。
11月ということもあり日照時間が短く、日没までの時間は限られていましたが、40ヶ所以上を回る予定を立てましたので、初日から動き出しました。
大崎駅からりんかい線に乗り、東京テレポート駅で降りてお台場。
フジテレビの本社の横を通って、お台場海浜公園に入りビーチ沿いを歩きこの辺りで撮影された2つのロケ地を目指しました。
順番もエピソードごとではなく、単純に私が回ったときの様子を時間系列で紹介する形にしましたのでその辺をご理解頂いた上でお楽しみください。
リカが三上の車を運転してやってきた夜の海岸
赤名リカ(鈴木保奈美)が三上健一(江口洋介)の車を運転して来た海岸(第7話)。
場所はお台場海浜公園で、最寄り駅はゆりかもめの「お台場海浜公園駅」ですが、私はりんかい線の東京テレポート駅から歩いたので、その分遠かった。
第7話では関口さとみ(有森也実)に別れを告げられた三上がヤケ酒を飲みます。
それを見かけたリカが心配して相手をしますが、三上がべろんべろんに酔った状態で車に乗ろうとするので、リカが代わりに運転してたどり着いた先がここ。
三上がさとみの前で手帳を燃やしてキスした場所
「関口、俺のそばにいて欲しい。まあ、返事はいつでもいいよ。」と三上が言って、さとみの前で女の子の名前が書かれてる手帳を燃やしキスした場所(第3話)。
お台場海浜公園のビーチ沿いをレインボーブリッジの方に歩いていった先にある、台場公園の砲台跡です。
ドラマの映像では松の木は本数が少なく、対岸は島のような陸地が見えるだけ。
でも、現在はフジテレビの本社や商業施設、タワーマンションなどが立ち並んでいたので雰囲気は全然違ってました。
反対側も松の木が増えて成長し、奥には高層ビルが目立ちます。
偶然にもドラマのシーンと同じ夕暮れの時間帯に到着したので、この段階でメッチャ感動してしまいました。
ロケ地だと知らなければ、こんな何もない公園にはまず来てないでしょうね。
レインボーブリッジを徒歩で渡って芝浦へ
台場公園の次は芝浦の倉庫に行こうと思ったのですが、ゆりかもめには乗らずこの機会にレインボーブリッジを歩いて渡ることにしました。
遊歩道は無料で観光客の他、ウォーキングやランニングをしている人も。
海面からの高さは52.4m、吊り橋部分は798mもあるそうです。
「サウスルート」と「ノースルート」があり、さきほど訪れたロケ地の台場公園やフジテレビの本社ビルが見れるサウスルートを歩きました。
遊歩道のすぐ横は車道になっているため、車が通ると振動が伝わります。
東京テレポート駅からお台場、レインボーブリッジをひらすら歩いてるとさすがに疲れてきてゆりかもめで移動するべきだったと少し後悔。
リカと完治が初対面した後に寄った芝浦倉庫前の堤防
リカと永尾完治(織田裕二)が空港で初対面し、その足で芝浦の倉庫へ行って商品の積み込みを終えた後に堤防で会話するシーンが撮影された場所(第1話オープニング)。
レインボーブリッジを渡って2、3分の距離でした。
完治が入社するハートスポーツの倉庫がここにあって、空港でリカに「倉庫行って商品の積み込みしなくちゃいけないの。付き合って。」と言われやってくる。
で、作業が終わった後に二人で話をした堤防です。
ドラマではレインボーブリッジ建設中のクレーンや重機の映像が目立ちますが、現在は道路や橋があり様変わりしています。
堤防は登ったらダメっぽいので、写真だけにしておきました。
倉庫の場所には「芝浦スタジオ」という青い建物が立っていました。
完治、三上、さとみの3人で東京タワーへ
完治とさとみのデートに三上が割り込んで、3人で行った東京タワー(第1話)。
芝浦の倉庫から徒歩で都営三田線の三田駅まで行き、そこから地下鉄に乗って2駅先の御成門駅で下車してすぐの場所です。
芝公園4号地の辺りから撮影しました。
ドラマではこの後、レストランで食事をしてから弁慶濠に移動し、完治と三上が水面に石を投げて何回跳ねさせられるか競います。
「俺が勝ったら関口は俺のもんだ」と三上が言って、勝ってしまうんですよね。
この東京タワーの写真を撮影した時間が17:30ぐらい。
初日から予想以上に歩いて体力を消耗しましたので、この日のロケ地巡りは終了にしてホテルへと戻りました。
「東京ラブストーリー」ロケ地巡り大阪から東京へ3泊4日の一人旅【準備編・1日目】:最後に
以上が「東京ラブストーリー」ロケ地巡りの一人旅、準備編と1日目になります。
旅行に出発する前に入念な計画を練って事前準備をしっかりとしたお陰で、初日からスムーズに回ることができました。
地方の人間が東京で効率よく移動するには、Googleマップの作成が重要です。
レンタルしたポケットWiFiも快適な速度で、データ通信容量を気にする必要もなかったので、改めて借りておいてよかったと思いました。
午後3時から行動を開始して、4ヶ所も行けたのは収穫でしたね。
ただ、台場公園のように最寄り駅から少し離れている場所もあるため、体力的に4日間もつのかなあ~という不安も。
長時間歩きたくない人はタクシーやレンタカーを利用して、季節も涼しくて動きやすい春や秋を選んだ方がより多くのスポットを回れると思います。
というわけで、次の記事では朝からガンガンロケ地巡りをした様子を書いていきます。