こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日は慣行栽培の野菜や果物を買ったときに心配な、残留農薬の落とし方について考えてみます。
健康を意識して野菜や果物を積極的に食べてる人も多いでしょう。
しかし、野菜や果物には栽培の過程で農薬が使われており、それが人体に悪影響を及ぼす可能性があることはあまり知られていません。
実は日本の農薬使用量は世界トップレベルで中国と並ぶ農薬大国だそうです。
あなたが日頃感じる体の不調は、もしかしたら農薬が原因ってことも。
私はもともと胃腸が弱く、少しアレルギー体質です。
これまで食材の購入は価格重視でしたが、残留農薬の事実を知ってからは身体にいいものを買うようになりました。
最近では、できるだけ無農薬・有機栽培・特別栽培を選んでいます。
- 慣行栽培
農薬や化学肥料を使って栽培されたもの - 有機栽培(JASマーク付)
農薬や化学肥料を3年以上使ってない畑で栽培されたもの - 無農薬栽培
農薬を使わないで栽培されたもの - 特別栽培
農薬や化学肥料の使用量を5割以下に抑えて栽培されたもの
さらに価格も高め。
そこで考えたのがスーパーで買った慣行栽培の野菜や果物を、次のような専用洗剤で洗って食べる方法です。
この洗剤のポイントは、手軽に使えて水で洗うより汚れを落とせる点。
ただ、個人的な感想を言うと、「本当に残留農薬まで落ちてるかは微妙!」な感じがします。
この記事では私が実際にベジセーフを使って、その効果を実験してみました。
食の安全が気になる人は参考にしてみて下さい。
野菜あらいのお水「ベジセーフ」の効果とは?
まず、結論から言うと野菜洗いの洗剤で残留農薬が除去できるか断定できません。
ベジセーフはスプレータイプなので、
- 野菜や果物に洗剤を直接吹きかける
- もみ洗いをする
- 水道水で流す
の3ステップで、残留農薬や汚れを落とすという使い方になります。
とりあえず、実際にベジセーフでトマトときゅうりを洗って、どのような変化が見られるのか試してみましょう。
こちらが「野菜あらいのお水 ベジセーフ」。
ベジセーフの成分はアルカリイオン水で、99.9%の純水と0.1%のカリウムという自然由来の成分だけを使った「野菜洗いの専用水」です。
商品説明によると、
残留農薬、展着剤、ポストハーベスト、ワックス、アク、余分な油分(脂肪分)などの薬剤や汚れがすばやく落とせるとのこと。
展着剤とは農薬の一種で、野菜や果物などの農作物の表面に対して農薬の付着性を高めるために使われます。流水洗いをしただけでは完全に除去することができないため、アルカリ成分を配合した野菜用洗剤や重曹で除去することが望まれます。
2021年残留農薬が多い野菜・果物ランキング
ベジセーフの効果を確かめる前に、どのような野菜や果物に残留農薬が多いのか、最新のランキングを確認しておきましょう。
「EWG (Environmental Working Group)」にアクセスしてみて下さい。
こちらはアメリカの環境保護団体が2021年の3月17日に公開したリストになります。
2021残留農薬が多い野菜・果物ランキング | |
1位.いちご | 6位.ぶどう |
2位.ほうれんそう | 7位.さくらんぼ |
3位.ケール | 8位.もも |
4位.ネクタリン | 9位.梨 |
5位.りんご | 10位.トウガラシ |
トマト
では、熊本県産のミニトマト(慣行栽培)をベジセーフで洗ってみることにします。
ベジセーフでスプレーしてからしばらく放置し、もみ洗いをする。
トマトの表面に付着していた「展着剤」が剥がれて、水が黄色くなっただけでなく汚れも取れて浮かんでいるのが確認できます。
きゅうり
続いて佐賀県産のきゅうり。
同じくベジセーフでスプレーして、もみ洗いしました。
もしベジセーフを使わずに水洗いだけで済ましていたら、黄色く濁った物質や汚れを体内に取り込んでいました。
とはいえ、これで残留農薬まで落ちてるのかは不明ですね。
農薬が除去できるのは少し大袈裟なような気はしますが、濁った水を見る限り一定の効果はありそうです。
スプレータイプの「ベジセーフ」はこんな人におすすめ
「野菜や果物は水洗いで十分。洗浄剤など不要」と思っていた人もベジセーフの効果を見て多少考えは変わったのではないでしょうか?
ところで、野菜用洗剤にはパウダー・液体・スプレーと3つの種類があります。
私は過去に液体とスプレーを使った経験から、人に勧めるなら断然スプレータイプです。
野菜用洗剤に興味はあるけど手間は避けたい
ベジセーフのようなスプレータイプの洗浄剤で野菜や果物を洗う一番のメリットはパウダーや液体より使い方が簡単なこと。
以下のたった3ステップで、食材を洗うことができます。
- 野菜や果物にまんべんなく直接スプレーする
- 手でもみ洗いする
- 水道水でベジセーフを洗い流す
野菜や果物にスプレーしてから少しの時間放置した後、もみ洗いをし、最後に水道水で洗い流す感じになります。
私は以前、水に溶かす液体タイプの洗浄剤を使っていました。
しかし、食材を浸すための容器とつけ置き時間が必要なわりに、黄色い濁り汁のような目に見える効果がありませんでした。
なので、洗う手間の削減と洗剤の効果を実感したい人に、ベジセーフはピッタリの商品だと思います。
洗剤する食品の量が少ない
スプレータイプの野菜洗浄剤を使うデメリットの1つはコスパが悪いことです。
少量の野菜や果物であればスプレーして手もみするのは簡単。
でも、大家族で大量の食材を毎日使うとなると、1個1個スプレーしていたら時間がかかって効率的ではありません。
また、キャベツ・かぼちゃのような大きい野菜を洗浄するには、何度もスプレーをする必要があります。
食材に直接スプレーする分、洗浄剤の消費量も早くあっという間に減っていきます。
一方、パウダーと液体は薬剤を水に溶かしてつけ置きするので、コスパに優れ大きな容器でまとめ洗いをすることも可能。
なので、ベジセーフは一人暮らしで野菜や果物を洗う量が少なかったり、サイズが小さい食材での使用に向いていると思われます。
米・肉・魚・掃除でも使いたい
ベジセーフは野菜や果物を洗うために開発された商品です。
ですが、野菜や果物だけではなく、米・肉・魚・ハム・ソーセージなどの食品はもちろん掃除道具としても使える。
米にも野菜・果物と同様に農薬が使用されています。
肉や魚に農薬は使われませんが、細菌・アク・油・臭みは気になりますし、ハムやソーセージは油の他に食品添加物が多く含まれています。
私は肉と魚については、そもそも洗うという習慣がなく、毎回スーパーで買ってパックから出しそのまま料理に使っていました。
肉や魚を切ってパックする工程が衛生面で安全かわかならいので、最近は肉や魚もスプレーするようになりました。
掃除に関しては、ベジセーフにこだわる必要はないと思います。
もっと安くて専用のスプレータイプの洗剤がありますし、ベジセーフの値段を考えると掃除で使用するのはもったいない気がしますね。
ベジセーフはどこで購入するとお得?
ベジセーフはドラッグストアやホームセンターなどの実店舗では販売されていません。
公式サイトの他、アマゾン・楽天市場・Yahoo!ショッピング・Loftなど正規販売店で購入することができます。
この中で一番お得な購入方法は公式サイトでの「ベジセーフ定期コース」です。
定期コースの場合、初回限定70%OFFの1,595円で購入でき、2回目以降もずっと20%OFFで送料の負担もありません。
- 初回70%OFF、2回目以降は永久に20%OFF
- 送料無料・20日間返金保証・途中解約&休止可能
- 2回目以降は隔月に1,200mlが2パック届く
- 初回はスターターセット
- 4回目までシークレットプレゼントが付き
ベジセーフ定期コースの内容
【初回】
ベジセーフ 1,200mlパック×1
スターターセット(400ml空ボトル・ジョーゴ・計量カップ・ガイド)
【2回目以降】
ベジセーフ 1,200mlパック×2
ただ、いくら公式サイトがお得でも最初から定期コースに申し込むのって、少しためらってしまいますよね?
とりあえず、400mlのスプレーを1本だけ買ってみて実際の効果と使いやすさを自ら試してみたかったのです。
なので、1,650円で販売されているスプレーを買うといいでしょう。
スプレーを1本のみ買う場合、公式サイトからだと送料が650円かかるため、Amazonや楽天市場での購入がお得です。
アマゾンはプライム会員のみ送料無料、楽天市場とYahoo!ショッピングは各販売店が設定している送料無料の条件をクリアするためにまとめ買いが必要です。
で、気に入ったら公式サイトの定期購入を検討してみてください。
ベジセーフの「あんしん定期コース」については、こちらの記事で詳しく紹介しております。
野菜・果物についた残留農薬の落とし方!本当に除去できるのか?:最後に
以上、野菜・果物についた残留農薬を落とせると評判の、野菜あらいのお水「ベジセーフ」を紹介させて頂きました。
正直、ベジセーフで本当に残留農薬が落としたり除去できるかは何とも言えません。
しかし、黄色い濁り汁が出たことから、少なくとも水洗いよりは効果があると思います。
スプレーして食材を手もみするだけなので、使い方も本当に簡単。
コスパの悪さはデメリットですが、一人暮らしだと消費量は少ないですし、気になる食材にだけ使用するのもありです。
注文に関しては最初から公式サイトの定期コースはおすすめしません。
Amazon、楽天、Yahooショッピング!でまずボトル1本を購入し、効果を試してからでも遅くないと思います。