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    愛媛県の松山・大洲・宇和島へ4泊5日、男一人旅のモデルコース

    愛媛県の松山・大洲・宇和島へ4泊5日、男一人旅のモデルコース
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    こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。

    今日は4泊5日の旅程で、愛媛県の松山市・大洲市・宇和島市を一人旅したときの旅行記を書いていきます。

    テーマは道後温泉とグルメ、「東京ラブストーリーのロケ地」巡りです。

    東京ラブストーリーは1991年にフジテレビで放送されたドラマで、以前、当ブログで東京編のロケ地巡り旅を紹介しました。

    それを完結しようと思って、今度は愛媛に行ったというわけです。

    ナカシン
    ナカシン
    四国を訪れたのは約20年ぶり。

    前回も愛媛で、学生時代の友人4人で道後温泉に行きました。

    でも、滞在したのは1日と短く、温泉に入ったこと以外では、松山城を観光したぐらい。

    鯛めし・鍋焼きうどん・じゃこ天などのご当地グルメも全く食べていません。

    そこで今回は、松山市の他に南予の大洲市、宇和島市にも足を運んで、愛媛県を満喫してきました。

    愛媛一人旅のモデルコースとして参考にして下さい。

    松山・大洲・宇和島4泊5日一人旅のスケジュール

    まず最初に、松山・大洲・宇和島4泊5日のスケジュールです。

    大阪から愛媛までの移動は飛行機です。

    伊丹空港から松山空港には約1時間で到着し、空港から市内までリムジンバスで15~30分ぐらい。

    料金は松山市駅までが630円、大街道750円、道後温泉840円と少し高めです。

    宿泊は道後温泉2泊、JR松山駅前1泊、そして宇和島で1泊し、帰りも松山空港から飛行機で大阪に戻りました。

    伊予鉄、レンタカー、JR、路線バスを活用した移動の多い旅となっております。

    愛媛県各地の情報は無料のガイドブックとネットで集めました。

    空港、ホテル、百貨店、観光案内所、道の駅などで無料の観光ガイドやマップが手に入ります。

     一人旅で訪れた観光とグルメスポットのGoogleマップです。

    愛媛県は旧国名の伊予にちなんで、県を東予、中予、南予の3地域に分けられている広い県です。

    ナカシン
    ナカシン
    松山は中予、大洲と宇和島は南予に位置する。

    松山市はそれなりに都会ですが、南はのどかな田舎です。

    大洲や宇和島の電車は単線で路線、本数ともに少なく、市内を走る路線バスも充実しているとは言えません。

    そのため、愛媛を県内を効率よく移動するならレンタカーがおすすめ。

    愛媛までの航空券+宿泊、高速バス、レンタカーは楽天トラベルで予約すると「楽天スーパーポイント」が貯まってお得!!

    1日目:鍋焼きうどんと松山鯛めし

    では、愛媛県4泊5日旅行の詳細を書いていきます。

    2月28日(月)

    • 鍋焼きうどんアサヒで昼食(15:15)
    • 道後温泉(16:30)
    • 道後hakuroにチェックイン(17:00)
    • 伊佐爾波神社(17:30)
    • 道後公園展望台(17:45)
    • 松山鯛めし秋嘉本店で夕食(18:50)

    鍋焼きうどんアサヒで昼食(15:15)

    松山到着後、昼食を食べようと思って最初に向かったのが「アサヒ」。

    市内の中心部、銀天街の路地裏にある、鍋焼きうどんの有名店です。

    レトロなアルミ鍋に入っているのが特徴で、麺はやわらかめ。

    スープは砂糖と醤油で煮込んだ肉の煮汁がほんのり甘く、すき焼きのうどん版といった感じでした。

    道後温泉(16:30)

    遅い昼食のあとは伊予鉄の市内電車で道後温泉駅へ。

    20年前に来た時とあまり変わってないかな。

    コロナの影響からか温泉街は閑散としていて、道後商店街はガラガラ。

    道後温泉本館は改修工事中でした。

    営業はしてますが、本館の入口が東側になっています。

    本館南側の高台です。

    上まで行くと、「空の散歩道」という遊歩道に足湯があって、つかりながら道後温泉本館の全景を眼下に眺めることができます。

    道後hakuroにチェックイン(17:00)

    2日間宿泊した、道後hakuroです。

    道後温泉本館から徒歩5分ぐらいの場所にある、2020年7月15日にオープンしたきれいなホテルです。

    価格もリーズナブルで、一人旅におすすめ。

    伊佐爾波神社(17:30)

    チェックインした後、周辺を散歩していると神社へと続く階段を発見。

    伊佐爾波神社という松山を代表する神社のようです。

    大分の宇佐神宮、私の地元である京都の石清水八幡宮とともに「日本三大八幡造り」の1つに数えられているとのこと。

    階段を上って社殿に到着。

    そういえば何となく、石清水八幡宮に似てますね。

    道後公園展望台(17:45)

    温泉街にほど近い道後公園にも行ってみました。

    ここは湯築城跡を公園化した場所で、資料館や当時の武家屋敷を再現した家屋、展望台などがあります。

    展望台からは松山市内を一望できます。

    松山鯛めし秋嘉本店で夕食(18:50)

    夕食は松山鯛めしの有名店、「秋嘉」の本店で。

    注文したのは「松山鯛めし膳」

    炊き込みご飯風の松山鯛めしに天ぷら、刺身、お吸い物がついた定食メニューです。

    鯛の切り身はふわふわとした食感でご飯には鯛のうま味がほんのりしみ込んでいて、美味しく頂きました。

    2日目:梅津寺駅と松山城

    旅行2日目は残念ながら朝から雨。

    観光を断念しようかと思いましたがホテルにいても暇なので、コンビニで傘を買って出かけることにしました。

    2日目:3月1日(火)

    • 梅津寺駅(11:05)
    • 郷土料理 五志喜で昼食(13:00)
    • 松山城(13:50)
    • いよてつ高島屋観覧車(15:00)
    • やきやき鉄板グリル ヒマワリで夕食(18:00)

    梅津寺駅(11:05)

    伊予鉄道高浜線にある梅津寺駅(ばいしんじ)。

    「東京ラブストーリー」最終回のロケ地として有名な駅で、主人公の赤名リカがハンカチを結びつけた柵があります。

    松山から路面電車と伊予鉄を乗り継いで現地まで行きました。

    梅津寺で降りたのは私だけ。

    高浜方面のホームにはロケ地として使われたことを示す看板が設置されています。

    柵にはハンカチが3枚結ばれていました。

    さすが、聖地!!

    完治とリカが別れる前に会話した堤防は梅津寺の駅前です。

    ドラマ当時より堤防はかさ上げされ、背景のジェットコースターもなくなり、現在は愛媛FCの練習場になっていました。

    梅津寺は小さな駅ですが、無人駅ではありません。

    私服を着たおっちゃんの駅員がいて切符の回収をしています。

    郷土料理 五志喜で昼食(13:00)

    昼食は松山郷土料理の老舗「五志喜(ごしき)」へ。

    看板メニュー「鯛そうめん」のセットを頂きました。

    鯛そうめんは温と冷の2種類あって、温を選ぶと鯛は切身のみ。

    冷にすると鯛は姿身と切身から選べます。

    松山城(13:50)

    次に向かった先は松山城です。

    昼食を食べた五志喜は大街道にあったので、そのままロープウェイ・リフト乗り場の山麓駅まで徒歩で移動しました。

    ただ、正午過ぎから雨と風が徐々に強くなり、リフトは運休。

    ロープウェイで山頂駅まで行き、天守閣のある上まで何とか歩きましたが、傘を差しても濡れる最悪の状況に。

    観光客もほとんどいなかったので、結局、この写真のみ撮影して断念です。

    いよてつ高島屋観覧車(15:00)

    市内を走る伊予鉄(路面電車)の運賃は一律180円です。

    もし5回以上乗るのであれば、いよてつ高島屋大観覧車「くるりん」の無料券がついた、1Dayチケット(800円)がお得!!

    私は2日目にこの1Dayチケットを購入しました。

    伊予鉄道ではSuicaやICOCAといった他社のICカードが使えません。現地の「ICい~カード」のみ利用可能なので、この点は旅行者に不便です。

    おっさん一人で観覧車は微妙ですが、外は雨やし無料なので乗っとかないとね。

    スタッフに聞いたところ一周15分とのこと。

    天気が悪いなりに松山城、道後温泉、坊っちゃんスタジアムなど観光スポットが一通り見れて結構良かったです。

    やきやき鉄板グリル ヒマワリで夕食(18:00)

    夕食は鉄板焼きのお店、ヒマワリで食べました。

    鍋焼きうどん、鯛めし、鯛そうめんとは異なる、松山のソウルフード「三津浜焼き」も食べておかないとね。

    注文したのは「元祖三津浜焼き」です。

    最初の感想はとにかくデカい!!

    薄く伸ばした生地に牛肉、イカ天、野菜、卵、麺などを入れて焼き、ロール状に巻かれて提供されました。

    三津浜焼きは広島焼きと同じく重ね焼きのようですね。

    混ぜ焼きの関西とはスタイルが違いますが、大阪人の口にも合うと思いますよ。

    3日目:ロケ地の久万高原町と大洲市へ

    愛媛旅行の3日目は東京ラブストーリーのロケ地巡りがメインです。

    完治が通っていた小学校の設定でロケが行われた、久万高原町立久万中学校。

    そして、生まれ育った故郷の町としてドラマに登場し、完治とリカが訪れた大洲神社やおはなはん通りなどを見てきました。

    3月2日(水)

    • 道後hakuroをチェックアウト(8:30)
    • 久万高原町立久万中学校(9:50)
    • 久万高原町まちなか交流館(10:15)
    • 大洲炉端 油屋で昼食(12:00)
    • ロケ地の街並み(12:30)
    • 大洲神社(12:35)
    • 大洲城(12:50)
    • 下灘駅(15:00)
    • ホテルクラウンヒルズ松山にチェックイン(17:30)

    この日は移動手段にレンタカーを利用しました。

    JR松山駅から徒歩5分ぐらいの場所にあるTimesで車を借りて、久万高原町、大洲市、下灘駅を回るスケジュールです。

    ちなみに、JR松山駅前のレンタカー屋はTimes以外もあります。

    楽天トラベルを使えば、各レンタカー会社の料金を比較して一番安い車を借りられるのでチェックしてみてください。

    久万高原町立久万中学校(9:50)

    松山を出てまず向かった先は、久万高原町立久万中学校です。

    ドラマでは完治が卒業した小学校という設定でしたが、実際には中学校がロケ地として使われました。

    当時の木造校舎は建て替えられて新しくなっています。

    体育館もきれいになっていたので、ロケ地という感じは無くなっていますね。

    久万高原町まちなか交流館(10:15)

    久万中学校からすぐ近くの場所に「まちなか交流館」という施設があります。

    ここに東京ラブストーリーのコーナーがあると聞いていたので、見てきました。

    主演を務めた鈴木保奈美と織田裕二のサイン。

    他にはロケが行われた当時の久万中学校旧校舎の写真、ドラマの台本、雑誌のスクラップ記事などが展示されています。

    ドラマで使われた校舎の柱は、ここにはありません。

    「久万高原ふるさと旅行村」という別の施設に保管されているらしく、この後行ってみましたが、残念ながら休館日でした。

    大洲炉端 油屋で昼食(12:00)

    久万高原町から次のロケ地がある大洲市へ移動。

    お昼時に到着したということもあって、町を散策する前に炉端焼きのお店「油屋」でまず腹ごしらえ。

    油屋はかつて旅館でしたが、現在は料理店として営業されています。

    東京ラブストーリーでも完治がリカの行方を捜しているときに、油屋旅館に入るシーンがありました。

    佐田岬の釜あげしらす丼定食を注文。

    ロケ地の街並み(12:30)

    昼食後はロケ地を求めて大洲の街を散策しました。

    完治とリカが歩いた肱川の河原は油屋のすぐ近く。

    小学校でリカと再会した完治は、大洲市を流れる肱川の河原を散歩した後、子供時代の話をしながら生まれ育った街を歩きます。

    おはなはん通りには、ロケ地であったことを示す看板が設置されていました。

    リカが完治宛に別れの手紙を投函したポストもすぐ近く。

    完治がリカと小学校で再会する前に一人で歩く、本町二丁目商店街。

    ドラマではエキストラがそれなりに歩いていましたが、ロケ地巡りをしたときは、ほとんど人がいませんでした。

    店は閉店だらけで、建物も空き家や取り壊されて更地になっている場所も多いです。

    大洲神社(13:00)

    ドラマにも登場した大洲神社へ向かいます。

    完治が東京からいなくなったリカを探すために故郷の町に戻ってきたシーンと再会後に町を案内するシーンで使われました。

    二人で参拝した本殿はリニューアルされてきれいになっています。

    大洲神社にも「完治とリカが一緒にお参りした神社」という看板が立っています。

    大洲城(12:50)

    時間的に少し余裕があったので、大洲城にも行ってみました。

    復元された天守閣でこじんまりとしたお城ですが、高台にあるので眺めはとても良く町のシンボルといった感じです。上からは大洲の町を一望できます。

    下灘駅(15:00)

    大洲でのロケ地巡りを終えて松山に戻る途中ちょっと寄り道。

    JR予讃線にある「日本一有名な海の見える駅」の下灘駅です。

    数々の映画やドラマのロケにも使われたフォトジェニックな場所で、青春18きっぷのポスターにも使われました。

    ホームのすぐ前が瀬戸内海の絶景です。

    運よく人のいないタイミングで撮影できましたが、実際には観光客が大勢いて順番に写真を撮っていました。

    夕日が沈む時間帯はさらに多くの人が訪れるそうです。

    私はレンタカーを返却する時間に間に合わないので短時間の滞在で下灘駅を後にしました。

    ホテルクラウンヒルズ松山にチェックイン(18:30)

    3日目の宿はJR松山駅近くのホテルクラウンヒルズ松山です。

    設備的には古いホテルですが、大浴場と平日限定の無料カレーサービスがあったので、コスパの良いホテルでした。

    4日目:宇和島の遊子水荷浦の段畑

    愛媛旅行の4日目は松山から宇和島へ移動し、遊子水荷浦の段畑へ。

    松山以外の町にも滞在したくなって急遽、「宇和島鯛めし」と「じゃこ天」で有名な宇和島に行くことに。

    3月3日(木)

    • JR松山駅から宇和島駅へ(9:00)
    • 遊子水荷浦の段畑(12:00)
    • 宇和島オリエンタルホテルにチェックイン(15:30)
    • ほづみ亭で夕食(18:00)

    JR松山駅から宇和島駅へ(9:00)

    JR予讃線の特急「宇和海」に乗車。

    松山駅とはいってもローカル感が強く、宇和島方面の列車は1時間に2本のみ。

    終点の宇和島まで運航しているのは「宇和海」だけなので、JRを利用する場合はこれ以外他に選択肢がありません。

    内子、伊予大洲、八幡浜などを経由して、10:30分に宇和島に到着しました。

    JR宇和島駅に到着後、駅前のバス停で「遊子水荷浦の段畑」行きのバスを待ちます。

    「遊子水荷浦の段畑」は宇和海に突き出た岬に何世代にもわたって、人の手で築かれた段々畑あり、美しい景色が楽しめます。

    国の重要文化的景観にも指定されているとのことで、まず行ってみることに。

    水荷浦の段畑にはレンタカーで行くのがベストですが、私は違う体験をしたくて路線バスで現地へ向かいました。

    「蒋 渕(こもぶち)」行きのバスに乗り、水ヶ浦で下車します。

    時刻表は宇和島自動車のホームページで確認できます。

    遊子水荷浦の段畑(12:00)

    水ヶ浦の停留所でバスを降りるとすぐ目の前が段畑です。

    右の建物は「だんだん茶屋」という食堂ですが、営業は土、日、祝日の11:00~14:00なので閉まっていました。

    段畑には歩道があって、上まで歩いて行けます。

    ただ、畑の中には入らないように策が設置されていました。

    実際に段畑の歩道を歩いて見上げると、斜面に積み上げられた石垣が城の要塞のように見えて美しさとスケール圧倒されます。

    この日は天気が良くて上から見る景色も最高。

    幸運なことに観光客は他に誰もいなかったので、貸し切り状態でした。

    ただ、遊子水荷浦の周辺には、「だんだん茶屋」以外に食堂や店がありません。

    路線バスで現地へ行った私は帰りのバスが来るまで暇で暇で、かなりの時間を持て余す結果に。

    なので、やはりレンタカーを予約して車で行くべきでしたね。

    宇和島オリエンタルホテルにチェックイン(15:30)

    遊子水荷浦から戻ってきて、ホテルにチェックイン。

    この日の宿はJR宇和島駅から徒歩10分ぐらいの場所にある、宇和島オリエンタルホテルです。

    地方によくあるビジネスホテルという感じでした。

    大浴場はなくテレビが古いのは気になりましたが、部屋はきれいで1Fにローソンがあるので一人旅に便利です。

    ほづみ亭で夕食(18:00)

    夕食は宇和島の郷土料理が食べられる「ほづみ亭」へ。

    ガイドブックやパンフレットにも出てる鯛めしの有名な老舗です。

    松山でも宇和島鯛めしを食べることは可能ですが、どうせなら本場の宇和島で頂こうと思って取っておきました。

    鯛めし+宇和島名物がセットになった「鯛めし御膳」を注文。

    じゃこ天、ご飯の代わりにおからで握った「丸ずし」、フカの湯ざらしなどの郷土料理も堪能できました。

    宇和島の鯛めしは、タレに鯛の刺身をと生卵を混ぜてご飯にかけるスタイルです。

    ほづみ亭は店員さんがとても親切で、年配の女性(オーナーかな?)が丁寧に料理の説明してくれます。

    また、私が大阪からの旅行者だと言うと、宇和島の魅力を延々と語ってくれました。

    5日目:九島サイクリング+宇和島市内観光

    最終日の5日目は帰りの電車が来るまで自転車に乗って市内観光です。

    ホテルチェックアウト後、荷物を預けて無料のママチャリを借り、午前中に九島一周のサイクリング。

    午後も自転車で宇和島城と和霊神社に行きました。

    3月4日(金)

    • 九島(9:00)
    • 河内屋蒲鉾 あげたて家(10:45)
    • 宇和島城(11:30)
    • 菊屋で昼食(12:30)
    • 和霊神社(13:15)
    • JR宇和島駅から松山駅へ(14:56)
    • 伊丹空港に到着(19:40)

    九島(9:00)

    九島は宇和島市の西、約4kmに位置する友人島です。

    人口約900人、島の周囲約12kmで自転車に乗れば1時間ほどで一周できる小さな島です。

    2016年4月に九島大橋が完成し本土と陸続きになったこで、私のような旅行者でも気軽に行けるようになりました。

    地図で見ると道路がぐるっと一周つながっています。

    ただ、実際に走ってみると島の反対側は車両通行できない狭い道があるため、自転車で行くのがベストです。

    ゴジラの形をした岩。

    観光地といった雰囲気は皆無で、島民と思われるご年配の人が散歩してたり、釣りをしている感じでした。

    集落のバス停に観光案内版がありました。

    サイクリング、ハイキング、バードウォッチング、釣り目的で島を訪れる人が多いようです。

    自転車で島を一周してから「海すずめ展望所」へ。

    九島大橋を渡ってすぐの高台にある展望台で、九島大橋や宇和海、宇和島市の街並みを見ることができます。

    上から見た九島大橋はこんな感じ。

    九島は平地が少なく海岸以外はほぼ山なので、景色は最高ですね。

    河内屋蒲鉾 あげたて家(10:45)

    九島からの帰りに、道の駅きさいや広場寄りました。

    ここでのお目当ては「河内屋蒲鉾あげたて屋」の手作りじゃこ天です。

    個人的にジャリジャリ感が苦手で普段はじゃこ天を食べません。

    でも、河内屋蒲鉾のじゃこ天はふわふわってして、これなら何本でもイケますね。

    宇和島城(11:30)

    続いて、町のシンボル的存在の宇和島城。

    藤堂高虎によって築かれ、その後、伊達家9代の居城となった城で、天守は当時のまま現存している国史跡重要文化財です。

    市内の中心部に位置し、標高約80mの丘陵地にあります。

    ちなみに、上までのエスカレーターやリフトなどはありません。

    天守閣の周りに梅の木が植えられていて、少し咲いてました。

    菊屋で昼食(12:30)

    最後の宇和島飯は地元で有名な老舗ちゃんぽん店の菊屋。

    お昼時ということもあって、店内は満席でした。

    ラーメンやうどん、そばのメニューもあるそうですが、野菜をたっぷり使ったちゃんぽんが看板商品とのこと。

    ちゃんぽんの小を注文。

    大・中・小と3サイズあって、店員さんに聞いたところ小が1人前だそうです。

    野菜の量が多いので、小でもおなか一杯になりました。

    スープがあっさりしていて食べやすかったんですが、普通のチャンポンかなと思います。

    和霊神社(13:15)

    宿泊先のホテルから徒歩数分の和霊神社。

    宇和島藩初代藩主、伊達秀宗の家老「山家清兵衛」をしのぶ神社のようです。

    また、漁業を中心とした産業の神として崇められている和霊信仰の総本山でもあります。

    石造りでは日本一の大きさの鳥居をくぐり、那須川にかかる神幸橋を渡って階段を上った先に本殿があります。

    夏の和霊大祭やお正月は沢山の参拝客が訪れるそうですが、この日は私だけ。

    和霊神社を観光した後は、宿泊していたホテルに自転車を返却して、松山行きの電車が出る宇和島駅へと向かいました。

    JR宇和島駅から松山駅へ(14:56)

    14:56分発の特急、宇和海で松山に戻ります。

    JR松山駅には16:19に到着し、リムジンバスで松山空港へ。

    伊丹空港に到着(19:40)

    帰りはJALで19:40分に伊丹空港へ到着し、帰路につきました。

    愛媛県の松山・大洲・宇和島へ4泊5日、男一人旅のモデルコース:最後に

    以上、愛媛県の松山・大洲・宇和島4泊5日の一人旅日記でした。

    北は瀬戸内海、西は宇和海に面し、島や山も多い愛媛県は自然豊かで、食べ物がおいしい魅力的な県です。

    2回目の愛媛でしたが、良かったのはやはり松山ですね。

    四国最大の都市で日本最古の温泉といわれる道後温泉がありますし、大洲や宇和島とは町の規模と活気が違います。

    ナカシン
    ナカシン
    松山だけで3~4日は欲しいところ。

    一方、郊外の町は松山からの日帰り、もしくは1泊すれば十分です。

    大洲はドラマのロケ地に興味が無ければ、行くほどではないかな~。

    宇和島も「遊子水荷浦の段畑」を見て、本場の「宇和島鯛めし」を食べたら満足なレベルでした。

    どちらの町も、少子高齢化で若者をほとんど見かけません。

    商店街もシャッター街です。

    なので、日程に余裕があれば松山+1~2日ローカルな体験をするのが個人的にはおすすめな感じです。