こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日は青春18きっぷを利用して、大阪から広島まで2泊3の一人旅に出掛けたときの旅行記を書いていきます。
去年に続いての広島旅行となりました。
今年の目的は広島カープの試合をマツダスタジアムで見ること。
うれしいことに、最近は公式サイトでチケットが取れるようになってきました。
そこで、今回は2泊3日で2試合を観戦する広島旅行を計画し、青春18きっぷで現地へ向かうことに。
久しぶりの電車旅です。
大阪から広島まで鈍行で行く場合、所要時間は片道約6時間。
車窓から瀬戸内海を眺めながら電車にコトコト揺られる旅も悪くありません。
現地では野球観戦の他に、呉の半日観光、前回とは別のお好み焼き屋にも行ってきたのでレポートします。
青春18きっぷ大阪から広島2泊3日旅のスケジュール
まず最初に、2泊3日旅のスケジュールをざっくり公開します。
1日目:8月16日(水)
京橋でJRに乗り換えて広島へ ⇒ ホテルにチェックイン ⇒ 麗ちゃんでお好み焼き ⇒ Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
2日目:8月17日(木)
JRで広島から呉 ⇒ 大和ミュージアム ⇒ てつのくじら館 ⇒ 呉ハイカラ食堂 ⇒ 艦船めぐり ⇒ 歴史の見える丘 ⇒ れんがどおり ⇒ Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
3日目:8月18日(金)
ホテルをチェックアウト ⇒ マツダスタジアムグッズショップ ⇒ お好み焼き八昌 ⇒ ekieで土産購入 ⇒ JRで広島から長尾
野球観戦を目的とした旅行ですが、呉の半日観光もしてきました。
試合がナイターだと夕方までは自由に動けるので、時間を無駄なく使えます。
でも正直、8月の暑い時期に外を歩きたくありませんね。
青春18きっぷとは?
さて、今回の旅行で利用した青春18きっぷについて簡単に説明しておきます。
青春18きっぷは期間限定で発売されるJRの切符で、日本全国で運行されている普通・快速列車に自由に乗り降りできます。
本屋でガイドブックを立ち読みしたことがある人もいるのではないでしょうか。
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「18きっぷ」という名称ですが、年齢制限はありません。
特徴をざっとまとめてみました。
- 1枚12,050円で1人5回(日)使える。
- 新幹線・JR線の特急や急行・私鉄には乗車できない。
- 発売期間・利用期間が決まっている。(春・夏・冬)
- JR西日本宮島フェリーにも乗船できる。
- 同日中であれば途中下車が自由。
JRの京橋駅で青春18きっぷを買って、そこから広島まで新快速と普通列車を乗り継いで行きました。
ちなみに、京橋から広島までの通常運賃は5,720円です。
青春18きっぷだと1日あたり2,410円なので3,310円も得したことになります。
青春18きっぷの買い方と使い方
切符は「みどりの窓口」と「みどりの券売機」で購入できます。
みどりの券売機だと列に並ぶ必要がなく、クレジットカード決済にも対応しています。
カードで購入したところ、6枚も切符が出てきました。
ただ、実際に必要なのは「青春18きっぷ」と書かれた1枚のみ。
他は利用案内が4枚とクレジットカード利用表です。
使い方は改札で駅員にスタンプを押してもらって通過するシステムのため自動改札機を通ることはできません。
途中下車する際も、駅員がいる改札で切符を確認してもらいます。
特急列車しか運行してない一部の区間は例外的に青春18きっぷで特急に乗車できます。また、新幹線の開通で第三セクターに移行した、旧JRの路線も途中下車しない条件を満たせば、青春18きっぷでの乗車が可能。
1日目:広島への移動・麗ちゃん・カープ戦
それでは、青春18きっぷで行った広島旅の様子を紹介していきます。
- 京橋でJRに乗り換えて広島へ(7:45)
- グリーンリッチホテル広島新幹線口にチェックイン(16:00)
- 麗ちゃんでお好み焼き(16:30)
- マツダスタジアム(17:30)
京橋でJRに乗り換えて広島へ(7:45)
自宅のある枚方市の牧野駅から京阪で京橋まで行きJRに乗り換え。
JR京橋駅の券売機で青春18きっぷを買って、大阪環状線→神戸線→山陽本線で広島駅まで向かいます。
姫路駅までは新快速なのであっという間!!
最高時速130km/hで走るし、途中駅もどんどん通過していきます。
「この調子なら広島まではすぐだな~」と思っていましたが、問題はここから。
姫路から先は各駅停車で、通勤時間帯が過ぎると列車の本数が少なくなり、乗り継ぎの待ち時間も発生します。
山陽本線ばかりだと飽きるので、相生からは赤穂線に乗ってみました。
播州赤穂まで来ると、いよいよローカル線という感じがして電車も懐かしい国鉄時代の古い車両になります。
岡山・倉敷・福山・尾道を通りようやく広島駅に到着。
グリーンリッチホテル広島新幹線口にチェックイン(16:00)
宿泊先は2泊ともグリーンリッチホテル広島新幹線口にしました。
立地、清潔感、スタッフの対応と満足できるレベルでしたが、大浴場が狭く混んでいた点はちょっとマイナス。
前回泊まったヴィアイン広島新幹線口にするべきだったかな。
麗ちゃんでお好み焼き(16:30)
ホテルに荷物を置いたら即行でお好み焼き。
広島駅にはekieという商業施設があるのですが、ekieの飲食店街で一番人気のお好み焼き屋「麗ちゃん」にしました。
注文したのは人気No.1のスペシャル。
生エビ・生イカ・そばが入ったメニューで、去年食べた隣の「みっちゃん」よりも全体的にふんわりしています。
広島のお好み焼きは麺を入れるので、ボリューム満点ですね。
お好み焼き+焼きそばを別々に注文する大阪と比べると得した気持ちになります。
マツダスタジアム(17:30)
腹ごしらえしたら、ホテルへ戻って球場入り。
グリーンリッチホテルからマツダスタジアムまでは徒歩10分程度なので、バスや電車移動がないのは本当に楽です。
ちなみに、この日は中日戦で高橋と九里の投手戦!!
延長11回の裏に代打のベテラン松山がサヨナラ二塁打を放ち、試合を決めました。
劇的な勝ちゲームを生で観戦で来て大満足です。
宿泊先が球場から近いと、延長戦で遅くなっても関係ありませんね。
満員電車に揺られることなくホテルに戻れるので立地選びは重要です。
2日目:呉市に半日観光・カープ戦
この日も試合は18:00からで中日戦。
夕方までは観光です。
去年、広島市内と宮島の主要なスポットを回ったので、今回は別の町にも行ってみたいと思い呉を選びました。
- JR呉駅に到着(9:50)
- 大和ミュージアム(10:00)
- てつのくじら館(11:15)
- 呉ハイカラ食堂(12:20)
- 艦船めぐりクルーズ(13:00)
- 歴史の見える丘(14:10)
- れんがどおり(14:30)
- マツダスタジアム(17:30)
JR呉駅に到着(9:50)
広島駅からJR呉線に乗って呉駅までやってきました。
所要時間は約50分。
この日は広島と呉の往復のみでしたので、青春18きっぷはつかわず、モバイルSuicaで乗車しました。
大和ミュージアム(10:00)
到着後まっ先に訪れたのは大和ミュージアム。
呉といえば旧海軍の歴史が刻まれた町で戦艦「大和」も呉で建造されました。
施設は戦後60年の2005年にオープンし、館内には呉の歴史・製鋼・造船などの資料や模型などが展示されています。
目玉は入ってすぐの場所にある、戦艦「大和」を10分の1で再現した巨大模型!!
ちょうど学校が夏休み中でしたので家族連れでにぎわっていました。
てつのくじら館(11:15)
次に訪れたのが「てつのくじら館」と呼ばれている海上自衛隊呉資料館です。
大和ミュージアムのすぐ隣に位置する施設で、大和が入館料500円と有料なのに対し「くじら館」はなんと無料。
海上自衛隊の歴史や装備品の展示、実物の潜水艦内部も見学できます。
呉ハイカラ食堂(12:20)
昼食は呉のご当地グルメである、呉海軍カレーにしました。
現在、海上自衛隊の街として知られる呉では、艦艇内で隊員が食べているカレーを市内の飲食店で食べることができます。
カレーの種類はその店によって違うそうです。
ただ、味は海上自衛隊の調理員から直接作り方を教わって忠実に再現されているとのこと。
私は「呉ハイカラ食堂」という店で食べました。
注文したのは人気No.1の潜水艦「そうりゅう」テッパンカレー。
名前の通り潜水艦「そうりゅう」の認定を受けたカレーで、海上自衛隊でも使われている鉄板食器に盛りつけされます。
艦船めぐりクルーズ(13:00)
呉でミュージアムと海軍カレーに行ったら、次は艦船めぐりです。
呉観光で個人的に一番おすすめ。
このクルーズでは海上自衛隊の艦船が停泊する呉湾を、船のオープンデッキから眺めることができます。
所要時間は約35分で料金は1,500円。
船上では元自衛官の方が停泊している潜水艦や護衛艦の解説をしてくれます。
私が参加した時間帯は定員いっぱいで、一人旅の人もたくさんいました。
艦船を間近で見るとかなりの大迫力です。
クルーズ船が近づくと、海上自衛官の中にはこちらに手をふってくれる人もいます。
歴史の見える丘(14:10)
艦船めぐりで解説を担当した元自衛官に勧められて来てみました。
クルーズ船の乗り場から徒歩20分ぐらいの場所にある「歴史の見える丘」です。
呉市内と造船ドッグが一望できる唯一の場所で、戦艦大和もここで造られたそうです。
れんがどおり(14:30)
呉市内でもっともにぎやかなアーケードの商店街。
名前のとおり地面にはレンガが敷き詰められています。
1999年に亡くなった村下孝蔵の名曲「レンガ通り」の舞台となった場所として有名です。
れんがどおり商店街の中にある「福住フライケーキ」というお店へ。
呉では誰でも知っている人気のソウルフードらしく、地元住民の人が次々と並んで買っていました。
こちらがフライケーキ(1個80円)。
食べてみると、熱々の揚げまんじゅうの中に餡が入っています。
外の生地はドーナツのように固くはなく、ふんわりとサクサクしていて、揚げパンのような食感でした。
美味しいのは確かですが、よくありそうなお菓子ですね。
さて、18:00からカープ戦のため、れんがどおり商店街ではフライケーキを食べただけで終わりです。
この後は呉駅に向かい電車に乗って広島市内へ。
次は1泊して、もう少し呉観光を満喫したいですね。
マツダスタジアム(17:30)
2日目の野球観戦もドラゴンズ戦。
ギリギリ間に合いました!!
前日はライトスタンドの上段に座りましたが、この日は3塁側からの観戦です。
先発の野村が初回から打たれてリズムが作れず、打線もつながらない。
一応、最後まで見たものの、勝てる気がしませんでした。
2試合見て1勝1敗でしたので良しとしましょう。
3日目:八昌・お土産・大阪への移動
最終日の3日目。
旅の目的であるカープ戦の観戦と呉への半日旅行を無事に終えたので、あとは土産を買って大阪に帰るだけです。
- グリーンリッチホテル広島新幹線口をチェックアウト(9:50)
- マツダスタジアムグッズショップ(10:15)
- お好み焼き八昌(11:00)
- ekieで土産購入(12:30)
- JRで広島駅から長尾駅へ(12:50)
マツダスタジアムグッズショップ(10:15)
ホテルチェックイン後、お土産のカープグッズを購入するためにマツダスタジアムへ。
前回と同じ場所からの撮影です。
お好み焼き八昌(11:00)
帰る前にもう1回広島のお好み焼きを食べておかないとね。
ここも行列のできる有名店で「お好み焼き八昌」です。
11時前に到着したのですが、かなり並んでいて、店を出たのは12時過ぎになりました。
メニューにオススメと書いてた「そば肉玉」を注文。
今まで広島で食べたお好み焼きはふわっと焼き上げたタイプばかりでしたが、八昌のは麺がパリっとしてました。
ekieで土産購入(12:30)
最後、広島駅で電車に乗る前にekieでもみじ饅頭の購入です。
今回の広島旅行で買った全土産がこちら。
カープのユニフォーム2枚、呉の海軍さんのカレー、もみじ饅頭2箱です。
JRで広島駅から長尾駅へ(12:50)
帰りは広島からオールJRで枚方に帰りました。
青春18きっぷだと同日中ならJR線はどこでも乗り降り自由。
ということで、尼崎からJR東西線→学研都市線のルートを選び、JR線の最寄り駅である長尾駅で下車しました。
結局、広島を1時ぐらいに出て長尾に着いたのは夜の8時過ぎ。
何事もなく無事に戻ってこれました。
青春18きっぷで行く大阪から広島まで2泊3日の一人旅:最後に
以上、青春18きっぷでいく広島2泊3日の旅でした。
春・夏・冬の期間限定ですが、青春18きっぷを買うと驚くほど低価格で旅行に行くことができます。
6時間ぐらいの移動ならそれほど疲れはたまりません。
ただ、通勤・通学の時間帯や区間によっては座れないこともあったので、立ち移動だと結構きついです。
鈍行だと時間はかかるし、乗り換えが面倒なのもデメリットといえるでしょう。
なので、体力のある若い人や安さとのんびりした列車旅をしたい人向けですね。
大阪と広島の往復で青春18きっぷを2回使いましたが、あと3回分残っているので、またレポートしたいと思います。