健康生活

ピロリ菌検査で陽性と言われたら何をするべきか?

ピロリ菌検査で陽性と言われたら何をするべきか?

こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。

今日は胃がんになる大きな原因のピロリ菌に感染しているかを調べる抗体検査で「陽性」が出た後にやっておくべきことを書きたいと思います。

あなたは自分の健康について普段から意識していますでしょうか?

30歳ぐらいまでは特に大病でも患わない限り、普段から健康に気を遣って生活する人はそれほど多くないと思います。

私もその一人で健康が当たり前の毎日でしたが、30歳過ぎから胃の不調を感じ始めて徐々に慢性化し、36歳のときに受けたピロリ菌検査で陽性反応がのです。

若年層の感染率は低いと聞いていたので、この結果には少なからず不安を覚えました。

ナカシン
ナカシン
というのも、母方の祖父を胃がんで亡くし叔父も闘病経験があるから。

自分も将来胃がんになる可能性が高いことは幼少期から認識してましたが、今回の「陽性」結果を受けて改めて身が引き締まる思いがして対策を決意したのです。

  • 「ピロリ菌検査をこれからしようと思っている人」
  • 「ピロリ菌検査をしてすでに陽性反応が出た人」

にとって不安なのは陽性と知った後にどうするべきかってことですよね?

そこで、この記事ではピロリ菌陽性後に私が行った内視鏡検査・診断・除菌・生活習慣の改善を通して、胃がんにならないための予防方法を公開していきます。

ピロリ菌検査をするまでの生活習慣と胃の症状

まずは、ピロリ菌の検査をするまでに私が送っていた生活習慣と胃の症状について話しておこうと思います。

ピロリ菌に感染していると、胃がんになる確率が高くなると言われていますが、必ずしも全員が胃がんになるわけではありません。

他の要因として、食生活や運動不足・飲酒・喫煙の習慣なども挙げられます。

胃がんの原因
  • ピロリ菌の持続感染による慢性胃炎・萎縮性胃炎
  • 野菜・果物の摂取不足
  • 塩分の多い食事
  • 赤身肉・ハムやソーセージなど加工肉の食べ過ぎ
  • 運動不足
  • 飲酒・喫煙

ナカシン
ナカシン
胃がんの原因はピロリ菌以外にもいくつかあるので、自分の生活を振り返ってみます。

一人暮らしで不健康な食生活の日々

前提として幼少期から、胃腸が弱くよく下痢や便秘になっていました。

中学生ぐらいのときに近所の内科で診てもらったこともありますが、その時は過敏性腸症候群という診断で何度か整腸剤を服用して終わり。

大学病院で胃カメラや大腸カメラなどの精密検査はしなかったのです。

その後、成人してからも胃腸が相変わらず弱く、学校や会社の健康診断で異常はないものの、食後の胃もたれや不快感を徐々に感じるようになっていきました。

で、2012年4月から一人暮らしを始めて「おひとりさまフリーランス」になります。

それまで実家を離れた経験がなかったものですから、急に一人暮らしを始めても当然料理なんてするハズがありません。

食事はもっぱら下記のように外食とコンビニ弁当に頼りっきり。

当時は個人輸出入起業家デビューを果たしたばかりで収入を増やすことしか頭になく、食生活や健康面は後回しで全く意識していませんでした。

外食・コンビニ弁当・ファーストフード・冷凍食品・カップ麺

このような加工食品ばかり食べていたので、栄養バランスが悪く胃がんの原因となる「野菜・果物不足」、「塩分の取りすぎ」、「肉の食べ過ぎ」になっていたのです。

睡眠と運動・飲酒・喫煙は?

食生活以外ではどうだったかと言うと睡眠については問題ありませんでした。

自宅がオフィスの環境で、基本的に一人で仕事をするわけですから会社員のように毎朝早く起きて満員電車に揺られて出勤する必要はありません。

夜が遅くなっても朝遅くまで寝てるので、睡眠は今も平均以上にとれてると思います。

一方、運動に関しては、全くと言っていいほど動いていませんでした。

デスクでパソコン作業をしているか、動くと言っても商品撮影や梱包、出荷で郵便局に行ったり食事や買い出しでスーパーとコンビニへ行く程度。

救いなのは、飲酒と喫煙の習慣がないということぐらいでしょうか?

徐々に体と胃の不調を感じるようになる

とまあこんな感じで、2012年4月におひとりさま生活を始めてから不健康な生活を送っていた私は徐々に体のあちこちに異変を感じるようになりました。

どういった異変かと言いますと、2013年の2月に初めてインフルエンザに感染。

幼少期から胃腸は弱いものの、体自体は健康な方で病気で学校を欠席することもあまりなく、成人してからも風邪で寝込んだ記憶はありません。

しかし、一人暮らし初年度は3度風邪で熱が出てインフルエンザも経験しました。

それとは別に普段食事をする中で感じていた、食後の胃もたれ・ゲップ・吐き気・下痢など慢性的な胃腸障害の症状がひどくなってきたのです。

ただ、胃腸は昔から弱かったし30過ぎてたので加齢の影響だと思い放置。

少し食べ過ぎたり、カレーライスのような辛いもの、揚げ物や肉の脂身を食べると数日間は胃の不快感が続くようになりました。

ピロリ菌検査で陽性から除菌まで

一人暮らし2年目の2013年までは、インフルエンザのときに内科に行ったぐらいで胃の慢性的な不調についての診察は受けず普通に生活していました。

で、2014年にその後の運命を左右するピロリ菌検査を受けることになったのです。

ピロリ菌検査を受けるきっかけ

きっかけは、居住地の枚方市保健センターから届いたハガキです。

2014年に枚方市から満35歳以上の市民を対象にピロリ菌抗体検査(血液検査)を500円で受診できるというハガキがポストに入ってるのを目にしました。

全国の各市町村でもやってると思いますが、次の条件は異なると思います。

ピロリ菌検査(枚方市)

対象
満35歳から60歳(61歳になる前日まで)の枚方市民で、過去に一度も枚方市のピロリ菌検査を受けたことがない人

検査内容
血液検査(ピロリ菌抗体検査)

受診できる期間
4月1日から翌年3月までに1回

費用
500円

申し込み方法
市内の取扱医療機関へ直接予約

ナカシン
ナカシン
これを見て即申し込むことを決意します。

冒頭にも書いた通り、私の母方の祖父は胃がんで他界し、叔父も胃がんで闘病生活を経験があって、さらに両親ともピロリ菌保菌者という家系でした。

さらに、自分も30歳を過ぎたあたりから慢性的な胃の不調に悩まされていたので、40歳ぐらいまでに一度は胃カメラをやろうと前から思っていたのです。

以前は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気を発症した人に限り、保険適用でピロリ菌の感染診断と除菌治療が認可されていました。ところが、2013年2月22日から保険適応範囲が拡大されて慢性胃炎でも保険で除菌治療が受けられるようになったのです。

樟葉の竹広内科での検査と陽性通知

枚方市の場合、ピロリ菌検査が受けられる医療機関を選べます。

私はインフルエンザに感染したときや後に特定健診でもお世話になった、町楠葉の竹広内科で検査できることがわかったので、ここで受けることにしました。

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検査方法は尿素呼気試験が一般的ですが、枚方市は血液検査。

健康診断の血液検査と同じように、看護師さんに注射を打たれて血液を抜かれ、1週間後ぐらいに検査結果を聞きに行く感じです。

で、嫌な予感が的中してピロリ菌陽性反応と診断されてしまいました。

胃カメラで萎縮性胃炎の診断

ピロリ菌検査で陽性反応が出た場合、まずは胃カメラで胃の状態を確認します。

その上で医師が「慢性胃炎の症状が見られる」と診断した場合のみ、保険適応での除菌治療が受けられる仕組みなので、ピロリ陽性というだけでは治療ができないのです。

ナカシン
ナカシン
ついに、人生初胃カメラを受けることに。

竹広先生に紹介状を書いてもらって、他の医療機関で受診することになりました。

それから別のクリニックで胃カメラを受けたところ、ピロリ菌感染による萎縮性胃炎で胃がんや胃潰瘍になるリスクが高く今後は毎年検査が必要という診断結果が下されます。

  • 2人に1人が癌になる時代。
  • 胃がんの家系でピロリ菌に感染。
  • 慢性胃炎よりも進行した萎縮性胃炎になっている。

これらの事実はかなりショッキングで、自分は将来的に胃がんになる確率が極めて高いことを実感させられます。

ピロリ菌の除菌と生活習慣の改善を決意するきっかけとなりました。

萎縮性胃炎とは主に長期間ピロリ菌に感染することで胃の粘膜に炎症が起こり、薄くなって組織が縮小し萎縮した状態のことです。萎縮性胃炎は慢性胃炎の進化した状態でこれがさらに悪くなると、胃の粘膜が腸のようになる(腸上皮化生)、最終的に胃がんになると言われています。

ピロリ菌の除菌治療薬とは?

胃カメラの検査を受けた後、ピロリ菌を除菌するための薬を飲むことになりました。

武田薬品工業のランサップという薬でカプセル4つと錠剤1個を1週間続けて朝晩服用し、少し期間を空けてピロリ菌の再検査。

しかし、残念ながら一次除菌に失敗!!(成功率70%程度)

今度は同じ武田薬品工業のランピオンという薬で二次除菌をします。

薬の構成と検査方法は全く同じでカプセル4つに錠剤1つを1週間朝晩服用し、期間を空けてからもう一度ピロリ菌の検査という流れです。

ナカシン
ナカシン
幸いにも二次除菌でピロリ菌を完全除去できました。

現在はランサップ・ランピオンともに販売が中止されており、代わりにもっと成功率が高い薬が処方されるみたいなので、より確実に除菌ができると思います。

除菌後も胃の不調が続き生活習慣改善を決意

ピロリ菌の除菌に成功したら、胃の調子は良くなると言われています。

でも、状態が改善されるかどうかは年齢・萎縮の進行度など個人差があるようで、すでに粘膜が炎症して薄くなっている私の胃は当初あまり変わりませんでした。

また、除菌後も「胃がんのリスクは残るので、毎年胃カメラが必要」とのこと。

萎縮性胃炎は治らないとの情報も出てますが、私は当時まだ36歳でしたので、生活習慣を改善すれば治ると期待し食生活を変え、運動することを決意しました。

食事を外食から自炊の健康食に

1つ目は、食生活の改善。

胃カメラ検査を受ける前は外食、コンビニ弁当、総菜などの加工食品や冷凍食品が中心で糖質、塩分、脂肪分、食品添加物取りすぎの胃に負担のかかる食生活でした。

しかし、検査で萎縮性胃炎と診断されてからは食生活を変えなければヤバいと思い、本やネットで健康食について調べるようになります。

ナカシン
ナカシン
そして、必要な栄養素を摂取するために考えたお手軽な健康自炊メニューがこちら。

料理未経験の一人暮らし男子でも、具材を切る程度ならできるので「具沢山野菜スープと味噌汁」にご飯の組み合わせで、バランスの取れた食生活を実現しました。

萎縮性胃炎の改善というよりも、しっかりと栄養を摂取して体の免疫力を高めることによって病気になりにくい体作りを目指したのです。

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週2回ジョギングを始める

2つ目は、日々の生活に運動を取り入れること。

学生時代はサッカーをしていましたし、社会人になってからもたまにフットサルをしていたので元々、スポーツが好きなタイプでした。

ですが、一人暮らしを始めて以降は歩くことも減っていたのです。

この状況を変えるために、居住地の樟葉と故郷の男山団地を1周する約8.5kmのコースを約1時間かけて週2回ジョギングをすることにしました。

食生活の改善と運動を続けて徐々に効果を実感

生活習慣を改善した当初は、胃の状態にあまり変化は見られませんでした。

ピロリ菌除菌前と変わらず食後の胃もたれや不快感は続いていましたし、脂っこいものや辛い物を食べたり、少し食べ過ぎるとお腹も壊すことも。

それでも毎年少しずつ、調子が良くなっていき内視鏡の検査結果にも表れます。

内視鏡検査の所見
  • 2014年萎縮性胃炎 (胃がん、胃潰瘍のリスク高い)
  • 2015年萎縮性胃炎は改善傾向 (胃がん、胃潰瘍のリスク高い)
  • 2016年軽度萎縮性胃炎
  • 2017年軽度萎縮性胃炎
  • 2018年異常なし

ナカシン
ナカシン
2018年は一度別の病院で診てもらおうと思って、胃と大腸内視鏡を同時にやったんだけど両方異常なしだった。

ピロリ菌を除菌してから時間が経過して、胃の炎症と萎縮が治まっていったのと胃に負担の少ない食生活と運動を取り入れたことで、症状が改善されたと思います。

さらに免疫力が上がったからか風邪をひきにくくなり、疲れが残ることも減りました。

結果、体調良好の毎日で仕事への集中力が増し生産性が向上。

将来的に胃がんになる可能性が減っただけではなく、自炊するスキルも身についたので2014年にピロリ菌検査を受診して正解でしたね。

ピロリ菌検査で陽性と言われたら何をするべきか?:最後に

以上、ピロリ菌検査の陽性後にやっておくべきことについて私の経験からいろいろと書かせて頂きました。

ピロリ菌に限らず、検査を受けるのは正直怖いし面倒くさいのもあって、会社や学校の健診でもない限り進んで受ける人は少ないと思います。

特に若い人は。

でも、胃がんについては20~40代の若年層でも少なからずなる人はいますし、若いうちにピロリ菌検査をすることで、結果が陽性でも除菌すれば予防できます。

私のように萎縮性胃炎になってからの除菌だと、将来的な胃がんのリスクが完全には消えないのでお住いの市町村の助成を確認して早めに検査することを強くお勧め致します。

胃カメラをするにしても今は鎮静剤を使った無痛検査をしてくれる病院が多いです。

評判の良い先生がいるクリニックをネットで調べられる時代ですし、眠ってる間に終わる胃カメラは本当に楽で検査を必要以上に怖がる必要もありません。

手遅れにならないためにも、とりあえずピロリ菌検査はしておいてくださいね。