こんにちは、ナカシン(@nakashin2018)です。
今日は料理初心者でも簡単にできる化学調味料無添加の超健康的な味噌汁を一人分(一杯)作る方法を紹介します。
日本人の食事に欠かせない定番と言えば味噌汁。
各家庭によって独自の味があり、使う味噌・出汁・具材の組み合わせによってバリエーションが無限に広がるため、毎日食べても飽きない日本のソウルフードですよね。
味噌汁の作り方の基本は次の3ステップ。
- 出汁を取る
- 具材を切って、煮込む
- 味噌を溶かす
ただ、一人暮らしの料理初心者には、出汁の取り方・水の分量・具材の量・煮込み時間・一人前の味噌の量とわからないことだらけではないでしょうか?
丁度良い一人分の味噌汁を作るのって、慣れてる人も意外と難しいんですよね。
私も初めて作ろうと思ったときは出汁の取り方一つにしても、昆布・鰹節・煮干し・だし入りの味噌の中からどれが選ぶべきなのかわかりませんでした。
とりあえず自分なりの作り方を一通り身につけて、健康効果の高い無添加の味噌汁を簡単に作る方法を追求していったのです。
そこで、この記事では私が普段やっている効率的な方法で、化学調味料無添加の健康的な味噌汁を一人分作る方法を伝授したいと思います。
Contents
味噌汁一人分を作るのに必要な道具
まずは、味噌汁を作るのに必要な道具を揃えて行きましょう。
基本的に鍋・包丁・まな板の3点さえあれば作れて味付けも不要なので、料理をしたことがない人でも気軽に挑戦することができます。
- 雪平鍋 18cm
- 包丁
- まな板
- 計量カップ
- 計量スプーン
雪平鍋 18cm
味噌汁を作るのにおすすめなのは、雪平鍋と呼ばれる片手鍋です。
雪平鍋は軽くて熱伝導の良いアルミでできている表面が凹凸状の鍋で、注ぎ口がついているため味噌汁を食器に移す際の液だれを防げるのが特徴です。
サイズの種類は16~22cmと幅広く、一人分の味噌汁であれば直径18cmもあれば十分ではないでしょうか。
ちなみに、私は「谷口金属 和の職人 深型ゆきひら鍋」を使っています。
この商品は低価格ですが、鍋に厚さと深さがあって使いやすく、日本製のため作りが頑丈で3年以上使っても持ち手のグラつきはありません。
包丁・まな板・計量カップ・計量スプーン
料理初心者にとって、あると便利なのが計量カップと計量スプーンです。
慣れてくると、どのぐらいの水や味噌を入れたらいいのか判断できるようになりますが、最初は当然それらが全くわかりません。
なので、まずはレシピ通りに計量カップとスプーンで量って作りましょう。
美味しく・安全・健康な味噌と出汁とは?
料理道具を揃えたら、味噌汁の味を決める味噌と出汁選びになります。
最近ではインスタントの味噌汁やだし入りの味噌を使って手軽に作ることもできますが、便利なものは添加物満載のため味・健康効果をあまり期待できません。
味噌汁を自分で作るってことは少なからず健康を意識してると思いますので、どうせやるなら美味しくて健康的な味噌汁を作りましょう。
私は食生活を変えたことによって、体の不調が改善されました。

では、安全で体に良い味噌汁を作るにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単で、原材料を確認して化学調味料や食品添加物が含まれていない味噌や出汁で値段が高いものを選べばいいのです。
- 原材料がシンプル(調味料・~エキス・酒精が入ってないもの)
- 値段が高いもの
マルカワ味噌 有機みそ 日本
長年使っている「マルカワ味噌 有機みそ 日本」です。
スーパーに行くと、様々な商品が並んでいますが、料理初心者はメーカー名・低価格・簡単に作れる出汁入りの味噌をどうしても選んでしまいがち。
実はこれらは本物の味噌ではありません。
例えばある有名メーカーのだし入り味噌は、調味料・昆布エキス・かつおエキス・酒精などの食品添加物が入っていて、これはもう味噌風の調味料なのです。
食品添加物は「長持ちさせる」「見た目を良くする」「コスト削減」などの理由で使われています。厚生労働省が毒性を一つずつチェックして、一定の基準を満たしたものだけが認可されているので安全だと思われがちですが、テストは単品使用のみで、複数の添加物を一度に摂取した場合の危険性については十分に実験されていないようです。
添加物満載の味噌でも気にしない人はそれで結構ですが、自炊を始める以上は体に安全な調味料を使って、健康効果の高い味噌汁を作りたいところですね。
有機みそ「日本」は大正3年に創業した有機みそ専門店「マルカワみそ」の看板商品の1つで、農薬不使用の国産有機大豆と有機米で作られています。
塩はモンゴル地方で採取された天日湖塩を使用。
自然の発酵速度に任せて、1年間木桶でゆっくりと熟成されるので、一般的な味噌と比較して、大豆の香り豊富なのが特徴です。
このように原材料は「有機大豆・有機米・食塩」の3つのみ。
調味料、~エキス、酒精などの食品添加物が含まれない本物の味噌を使えば、美味しくて健康的な味噌汁が作れますので、購入する前は原材料を必ずチェックして下さい。
「有機みそ 日本」のように高価格帯の味噌は大豆や米が国産で、中でも流通量が少ない有機大豆や有機米を使用した味噌は貴重なため、その分値段が跳ね上がります。
金銭的に余裕があれば国産の有機大豆と有機米で作られた味噌を、厳しいようなら「大豆・米・食塩」と書かれた少し低価格な味噌を選ぶと良いでしょう。
マエカワ 天然だしパック
だしと言えば鰹節・昆布・煮干しのような乾物だけでなく、粉末タイプや液体、袋に入ったパックタイプなど様々な種類があります。
その中で、味噌汁用のだし作りにおすすめなのはパックタイプです。
乾物は手間と時間がかかりますし、粉末は化学調味料入りが多い、液体タイプも添加物不使用タイプが少なくさらに減りも早くてコスパが悪い。
パックタイプで出汁を取ることを決めたら次は商品探しですが、だしパックも味噌と同じく色々なメーカーから販売されています。
ここでも選び方は味噌と同じで、美味しくて健康効果の高い味噌汁を作るために原材料がシンプルで値段が高いものをリサーチします。
条件にぴったり合う商品がこの「マエカワ 天然だしパック」!!
一般的なだしパックには、調味料・砂糖・食塩・酵母エキスなどの添加物が入っていますが、この商品にはそれらが一切入っていません。
原材料名を見ると、いわしふし・いわし煮干し・うるめふし・かつおふし・昆布・乾しいたけのみ。
素材のうま味だけで出汁が取れるので、美味しいのはもちろん安全で健康的。
内容量は1袋に25パック入っているためコスパの面でも優れており、まとめて作って保存しておけば味噌汁一人分作るのにも便利で時短できるメリットも。
以上のことから、「マルカワ味噌 有機みそ 日本」と「マエカワ 天然だしパック」を買っておけば味・健康面で味噌汁作りに失敗することはありません。
化学調味料無添加の味噌汁を一人分作る方法
では、実際に「マルカワ味噌 有機みそ 日本」と「マエカワ 天然だしパック」を使って化学調味料無添加の味噌汁を一人分作ってみたいと思います。
- 出汁を作ってペットボトルに保存
- 具材を用意して出汁200mlと一緒に雪平鍋に入れる
- コンロに火をつけて具材が柔らかくなるまで煮る
- 味噌を大さじ1溶かしてわかめを添えて完成
出汁を作ってペットボトルに保存
やかんに水を入れて、マエカワ 天然だしパックを2袋入れる。
点火して沸騰したら火を止め、出汁が出るまで半日ほど放置します。
ロートを使って、2Lの空のペットボトルに出汁を注ぐ。
出汁が完成しました。
マエカワ 天然だしパックの説明では、水400ml~500mlに1袋と書かれていますが、2Lに2袋でも美味しい出汁が取れます。
具材を用意して出汁200mlと一緒に雪平鍋に入れる
具材は小松菜、ぶなしめじ、乾燥わかめを使うことにしました。
小松菜は洗ってカット、ぶなしめじは洗う必要はないので食べる分だけちぎり、乾燥わかめは水に浸けて戻す作業をしておきます。
小松菜・しめじ・出汁200mlを雪平鍋に入れる。
コンロに火をつけて具材が柔らかくなるまで煮る
コンロに火をつけて具材を煮込みます。
最初は強火~中火ぐらいにして、ブクブク沸騰してきたら弱火にして柔らかくなるまで煮るのがポイント!!(3~5分程度)
火力を強火のままにしておくと、出汁が蒸発して汁が少なくなるので注意してください。
味噌を大さじ1溶かしてわかめを添えて完成
具材が柔らかくなったら火を止めて、味噌を大さじ1加えて溶かす。
味噌は計量スプーンに付属する「へら」を使って、すりきり一杯を正確に量りましょう。
お椀によそって完成です。
今回はたまたま家にある小松菜・しめじ・乾燥わかめを使いましたが、味噌と出汁で味はしっかり出ますので、色んな具材でオリジナル味噌汁を作ってみて下さい。
自分で作ることで、達成感を得られてますし料理にハマるかも。
ペットボトルに保存した出汁は味噌汁だけではなく、うどん・そば・丼物などにも使えますので、慣れてきたら他の料理にも挑戦すると良いでしょう。
料理初心者が味噌汁一人分を化学調味料無添加で簡単に作る方法とは?:最後に
以上、料理初心者が化学調味料無添加の味噌汁を一人分作る方法を紹介させて頂きました。
ご飯を炊いて味噌汁を作り、あと野菜を切ったり豆腐や納豆などの一品を加えると、簡単な定食を自分で用意することができます。
マルカワ味噌とマエカワのだしを使ったことで、添加物は一切含まれていません。
食材を切って鍋に入れて煮込むだけの調理方法なので、料理初心者でもすぐにできるし料理道具も必要最小限で済むのです。
一人暮らしで外食オンリーの人も一度、自炊してみてはいかがでしょうか?
本物の味噌と出汁で作った味噌汁は美味しいだけでなく、野菜・肉・魚など様々な食材を入れられるため健康効果も抜群です。
コンビニ弁当・ファーストフード・カップラーメンなどの加工食品を日常的に食べていて、体の不調を感じている人には、ぜひ一度作ってみて下さい。
毎日1杯食べるだけで、恐らく何かしらの変化を感じて生活の質が向上すると思いますよ。