こんにちは、ナカシン(@single_life2021)です。
今日は尿管結石(尿路結石)の予防や自然排石促進に人気のお茶、ウラジロガシ茶の飲み方と効果、効能を紹介します。
尿管結石と診断されたら、結石の大きさ、形、できた場所にもよりますが、まずは自然排石治療が選ばれます。
私はこれまでに6回も尿路結石になりました。
その内5回が自然排石、1回はESWL(体外衝撃波結石破砕術)による手術です。
経験上、小さい結石であれば、高い確率で自然排石できると思います。
自然排石促進法とは水分をたっぷり(1日2リットル以上)とって、石が自然に出てくるまで待つ治療法。石の大きさが6~9ミリ以内なら、6か月以内に排石される可能性が高い。
ただ、悩みなのは石が詰まって尿の流れが悪くなり、腎臓が腫れて起こる激痛ですよね?
あの強烈な痛みは尿管結石になった人にしかわかりません。
「何としても早く石を出したい!!」と誰もが思うハズです。
これはウロカルン錠と同じ成分、ウラジロガシエキス100%のお茶です。
ウロカルン錠というのは泌尿器科で尿管結石と診断されたときに、よく処方される薬で抑石や流石効果があると言われています。
私は結石ができるたびに、このウラジロガシ茶を購入しています。
5/6の確率で自然排石に成功しているので、高確率ではないでしょうか?
もちろん、お茶だけが排石の要因ではありませんが、商品レビューでも同じような体験談が多数報告されています。
つくり方と味の感想、水分補給の方法なども合わせてまとめてみました。
ウラジロガシ茶のおすすめ商品と作り方
ウラジロガシ茶は複数のメーカーが販売しています。
私が買っている商品は山本漢方の「ウラジロガシ茶100%」です。
山本漢方の健康茶シリーズはドラッグストアでお馴染みのため、見たことがある人も多いのではないでしょうか?
有名メーカーでお手頃価格なため、試しやすい商品だと思います。
ちなみに、ウラジロガシ茶を店頭陳列しているドラッグストアや薬局は少ないです。
うちの近所の店を5件ほど回りましたが、どこも置いてませんでした。
ウラジロガシとは
ウラジロガシ(裏白樫)は、ブナ科コナラ属の常緑広葉樹で山地に自生しています。
宮城県、新潟県より南の暖かい地域に分布しており、特に四国、九州、沖縄、韓国の南部と台湾でも多く見られるようです。
葉の裏が白いことにより、ウラジロガシ(裏白樫)と名付けられました。
徳島県では古くからウラジロガシの葉や小枝が、結石や胆石の形成・抑制に効果があると考えられていたとのこと。
民間治療薬として使用されていたそうです。
1966年に学会でそのことが発表されて以降、ウラジロガシエキスが成分のウロカルンが処方薬になりました。
ウラジロガシは「体の石を追い出す」と言わることから、「抑石茶」「流石茶」「排石茶」などと呼ばれています。
山本漢方ウラジロガシ茶のつくり方
それでは、山本漢方ウラジロガシ茶のつくり方を説明します。
まずは商品の基本情報から、
商品名 | ウラジロガシ茶100% |
製造者 | 山本漢方製薬 |
名称 | 茶類 |
内容量 | 100g(5g×20バッグ) |
賞味期限 | 製造から約3年 |
保存方法 | 常温保存(直射日光と高温多湿を避ける) |
内容量5gのティーバッグが20包入っていて、2包で600ml分作れます。
ネットで購入する場合、1箱だけだと送料負担が大きくなるのである程度の個数をまとめ買いするのがお得です。
賞味期限が約3年と長いことから、長期保管しても支障はありません。
2Lのやかんで煮だすと効率的
商品の箱に書いてある、「美味しいつくり方」の説明は下記の3つ。
- やかんで煮だす(400~600mlのお湯に2バッグ)
- キュウス(急須に1バッグを入れ、湯のみに注ぐ)
- ブレンドして煮だす(ウラジロガシ茶と市販のお茶を一緒に)
お好みの方法で作ってOKですが、早く石を出すには水分の摂取量が重要なので、たくさん炊いたほうが効率的です。
なので、私は2Lの水に4バッグを入れて煮だすようにしています。
自己流のつくり方はまず、やかんに水2Lとウラジロガシ茶を4バッグ入れます。
コンロに火をつける。
沸騰したら火を止めて、半日ぐらい放置します。
2Lのペットボトルに漏斗(ロート)を使って入れていきます。
ウラジロガシ茶の2L分が完成。
ウラジロガシ茶の味と飲んだ感想
作ったお茶を早速飲んでみました。
漢方のお茶ってクセがあって飲みにくいイメージですが、ウラジロガシ茶は匂いも味も強くなくさっぱりしていて飲みやすいです。
苦みもそれほどありません。
ウラジロガシ茶の飲み方と結石予防の水分補給方法
さて、ウラジロガシ茶を作ったことで尿路結石と戦う準備ができました。
ここからは尿管結石の自然排石と予防に最も重要な、水分補給について私の経験をもとに解説していきたいと思います。
冒頭にも書いた通り、自然排石と再発防止の基本は水分をたっぷり取ること。
最低1日2Lは水分を摂取すると尿の量が増えて石が出やすくなります。
自然排石された後もこまめな飲水を習慣として継続すれば、常に尿路が清潔に保たれて結晶ができにくい体になります。
しかし、水分であれば何でも良いわけではありません。
排石と予防に適した飲み物と飲み方のポイントは下記の2点。
- 結石再発のリスクが低い、水、ウラジロガシ茶、麦茶を飲む。
- 飲み方は一度に大量ではなく、小分けにして飲む。
特に夏場は汗をかくので多めに、飲んだ方がいいです。
- 水(水道水・ミネラルウォーター)
- お茶(ウラジロガシ茶・麦茶・ほうじ茶)
- アルコール飲料(シュウ酸・糖分・プリン体が多い)
- 烏龍茶・緑茶・紅茶(シュウ酸が多い)
- 清涼飲料水・ジュース(糖分が多い)
飲んでもいい飲み物
尿管結石は一度かかればそれで終わりという病気ではありません。
再発が非常に多い病気で、完治後3年以内の再発率が約30%、5年以内が約50%にも達しているのがやっかいなところ。
私のように5回以上再発している人も普通にいると思います。
何度もあの激痛を経験すると参りますし、お金も時間も無駄になるので生活習慣の改善が再発防止の鍵を握ります。
私は初めて結石になって以降、約3年ごとに再発していました。
徐々に食生活や飲水方法を変え、5回目完治後に成果が出始めて6回目再発までの間隔は10年も空いたのです。
ポイントは清涼飲料水やジュースを止めたことだと個人的に感じています。
飲み物を水とお茶に変えたことで、尿路結石の要因の一つである砂糖の過剰摂取が減り、石ができにくくなりました。
ただ、それでも6回目の悪夢に襲われたのです。
現在は7回目の結石ができないよう、毎日2L飲むよう心がけております。
水は重くて持って帰るのが大変なためネットで「六甲のおいしい水 2L」を2ケース買うことが多いです。
楽天市場の爽快ドリンク専門店が現状一番最安値だと思います。
今は水、お茶、ウラジロガシ茶を1日2リットル飲み、シュウ酸の過剰摂取を控えること心がけています。
飲んではいけない飲み物
「飲んではいけない」というか「控えた方が良い」飲み物は、結石形成の原因と言われている成分を多く含むものです。
シュウ酸・尿酸・リン酸・糖分・塩分・プリン体
これらの成分が含まれた飲み物・食べ物は再発リスクを高めるので注意が必要!!
かつて私は、アクエリアスやポカリスエットを毎日飲んでいました。
清涼飲料水は砂糖が大量に含まれているため、過剰摂取することによりカルシウム結石ができやすくなります。
チューハイやカクテルなどのアルコール類も糖分は多め。
さらに、シュウ酸やリン酸も含まれているので、これらも結石の形成を促進します。
一方、ビールはどうなのかと言うと、以前は排石に効果があると言われていました。
しかし、ビールにプリン体が多く含まれることで尿酸値が上がり、飲酒後は脱水症状にもなるため危険なのです。
緑茶や紅茶、ウーロン茶は健康茶ですが、これらは尿路結石最大の原因であるシュウ酸が多いため控えた方がいいです。
結局、水分補給は水、麦茶、ウラジロガシ茶、ほうじ茶あたりがベストですね。
ウラジロガシ茶の飲み方と尿管結石の効果・効能は?:最後に
以上、尿管結石の自然排石と予防に最適なウラジロガシ茶の飲み方、結石対策の水分補給方法を紹介しました。
尿管の太さは4~7mm、長さは25~30cmです。
この程度の太さと長さがあれば、小さな石ならすぐに自然排石されそうな感じもしますが、なかなか出てきません。
何度も血尿がでたり、強い痛みが出て救急車で運ばれる人も多いです。
尿管結石の激痛を二度と体験したくなければ、一刻も早く石を体の外に出して完治した後に再発防止に努めることです。
そのための基本中の基本が十分な水分摂取!!
水分は結石形成のリスクが下がる1日2L以上飲むようにし、それを小分けにして摂取することがまず重要です。
飲んでもいいのはシュウ酸、糖分、塩分、プリン体など、結石ができる要因となる成分が含まれないもの。
水、ウラジロガシ茶、ほうじ茶を積極的に取りましょう。
特にウラジロガシ茶は古くから結石に効果があると民間療法で使用されていました。
実際に私もウラジロガシ茶を飲むことによって、何度も自然排石できています。
泌尿器科で医師から処方されるウロカルンと同じウラジロガシエキスが成分のお茶なので、ぜひ試してみて下さい。